コウテイペンギンの生態・豆知識12選!寿命や水泳・潜水能力など徹底解説!
今回は「コウテイペンギン」について解説していきたいと思います!
結構有名なペンギンですよね!名前を聞いたことがある人も多いと思います!
「エンペラーペンギン」とも呼ばれるペンギンですね!
結構グッズ発売されていたりするので家にぬいぐるみがあるって方もいるでしょう。
というわけでこの記事では「コウテイペンギン」について解説をしていきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ペンギン目ペンギン科オウサマペンギン属
学名:Aptenodytes forsteri
別名:エンペラーペンギン
体長:115センチ~130センチほど
生息地:南極大陸沿岸部~内部
よく見られる場所:氷上
コウテイペンギンは学名【Aptenodytes forsteri】体長は「約115センチ~130センチ」ほどのペンギンさんです。
日本には生息しておらず「南極大陸沿岸部~内部」に生息している、くっそ寒いところでしか見られない動物になります。
見られる場所も氷上と乾燥肌の人には辛すぎる環境ですね。
名前の由来について
コウテイペンギンの名前の由来は「オウサマ(キング)ペンギン」と見つかった順番にあります。
元々はオウサマペンギンのほうが先に見つけられ、その時点で最も大きなペンギンだったため一番大きいという意味を込めて「オウサマ(王様)」の名前がつけられました。
しかしその後オウサマペンギンより大きなペンギンが見つかったことで王様より上の称号「皇帝」を与えられ「コウテイペンギン」という名前になったのです。
最大のペンギン
先ほどの項目でもお話しましたがコウテイペンギンは現生のペンギンのなかでは最大の種になります!
なんかイメージは小さそうですが「115センチ~130センチ」もあるので結構でかいんですよね。
体重も20キロ~45キロと体長含め大体小学3年生くらいの大きさになります。
鳴き声について
コウテイペンギンの鳴き声は多分多くの方が思っている声とは違うのではないかと思います。
多分みなさん「ピャッピャ」鳴くと想像していると思いますが実際は大きな声でポケモンみたいな鳴き声をしています、すげえ声ですよね。
また動画でも解説されているとおり「声が高いのがメス」「声が低いのがオス」なのですが、これはたくさん聞いて慣れないと聞き分けられないかもしれませんね。
泳ぐ早さについて
コウテイペンギンは「時速10キロ~28キロ」の速さで泳ぐことが出来ることが知られています。
ちなみに水泳のオリンピック選手の泳ぐ早さが時速8キロ~9キロほどといわれているのでその速さがよくわかりますね!
自転車の時速も早くて20キロくらいなので全力で漕いでもコウテイペンギンの泳ぐ早さには追いつけないんですよねこれが。
潜水能力について
コウテイペンギンはなんと最大記録で「水深524メートル」まで潜水したという記録を持つとんでもないペンギンになります!
また潜水時間についても最大記録で「22分」ととんでもない記録を持っています!
人間の場合呼吸できないと数分で気を失い15分呼吸が出来なかったら窒息死してしまうので泳ぎながら22分泳ぐというのがどれだけ凄いことかが分かるでしょう。
世界一過酷な子育てをする鳥
コウテイペンギンは「世界一過酷な子育てをする鳥」と言われています、これがちょっと想像不可能なくらい過酷なんですよね。
まずコウテイペンギンは「南極大陸」で子育てをします、そして恐ろしいのが餌が獲れる海岸と繁殖地が「50キロ~160キロ」離れていること。
オスは卵を温める約65日の間絶食状態で過ごし生まれる頃にはオスの体重が40パー落ちることなど他にもこのレベルの苦難がたくさんコウテイペンギンが襲います。
そんな子育てが大変なコウテイペンギンですが、ヒナは動物でもトップクラスにぶちかわええ生き物になります!
この姿見たことがある人もいるのではないでしょうか?様々なところでグッズ化されているのでおそらく一番有名なペンギンのヒナではないでしょうか?
ついでですのでかわいいコウテイペンギンのヒナグッズ置いておきますね、かわいさが育児に関係あるのかはわかりませんが親も癒されはしてそうですね。
オウサマペンギンとの見分け方について
コウテイペンギンには「オウサマペンギン」という見た目がとてもよく似たペンギンがいます。
両者の見分け方については詳しい記事を書いておりますのでそちらをご参照ください。
しっかり読めば上の画像なんて一瞬で見分けることが可能になりますよ!
餌について
コウテイペンギンは「肉食」の動物になります。
食べるものは「魚類」「オキアミ」「イカ」などを食べて生きています。
また主に8割くらいは魚を食べているんだそうですよ。
寿命について
コウテイペンギンの寿命は「15年~20年」ほどであるといわれています。
飼育下での最高齢は28年5ヶ月で、日本の長崎水族館で飼育されていた「フジ」という名前の個体です!
実は野生個体のためはっきりした年齢はわからないものの現在は剥製として長崎ペンギン水族館で見ることが出来るんだそうですよ!
天敵について
大きなコウテイペンギンですが実は天敵が存在しています。
具体的には卵や雛の場合「オオフルメカモメ」「トウゾクカモメ」などが挙げられ、成鳥の場合「シャチ」や「ヒョウアザラシ」などの動物に捕食されてしまいます。
南極とはいえ天敵がいるんですね・・・
見られる施設について
【コウテイペンギンとヒゲペンギン】
コウテイペンギンは日本には生息していませんが水族館などで展示されているため日本国内でも見ることが出来ます。
見られる施設については下に詳しいサイトを貼り付けておきますのでご覧ください。
てか水族館動物園以外で見ようと思ったら南極行かないといけないの難局過ぎん?
【サイトはこちら】
コウテイペンギンについてのまとめ
いじょうがコウテイペンギンについての解説となります!
コウテイペンギンについてわかりましたでしょうか?
そうだね!コウテイペンギンは現生のペンギンの中で最大の大きさを誇るペンギンでした!
大きさはまんま小学校三年生くらいでしたね、でっけぇ。
それくらいのペンギンに抱き付いたら心地いいだろうなぁ・・・
そんなコウテイペンギンは世界一過酷な子育てをする鳥として知られていました。
詳しくは別記事で解説していますが「大変」とは桁が違うレベルの子育てです。
子育ての途中で死んでしまう親ペンギンも少なくなく、また頑張っていても天敵に襲われたり卵や雛も食べられることがあったりと心があったら崩壊しそうでした。
というわけで!この記事では「コウテイペンギン」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
コウテイペンギンを見ることがあったら是非観察してみてくださいね!