料理でイカ墨が使われてタコ墨が使われない理由とは?実は納得できる理由があった!

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みなさんは「タコ墨」を食べたことはありますか?イカ墨は「イカ墨パスタ」などで使われることがありますが、タコ墨が使われた料理って聞いたことがないですよね?では何故イカ墨は食べられてタコ墨は食べられていないのでしょうか?そんな疑問をまとめてみました!是非一度ご覧ください!


Left Captionkinokon
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
Right Captionたけのこさん
たけのこさんだよ!
Left Captionブドウスズメさん
ブドウスズメさんよ。

皆さんはこちらの料理を食べたことはありますか?そう、これは「イカ墨パスタ」です!

恥ずかしながら僕は食べたことがありません。サイゼリヤに行ったら食べられるかな?食べてみたい!

しかし「」を料理として使おうだなんて一体誰が考えたんでしょうね?

Left Captionたけのこさん
しかもちゃんと美味しい料理だし!

なんかお腹すいてきた・・・とそれはともかくとして、そういえばイカ墨はよく料理に使われていますが同じく墨を吐けるタコの「タコ墨」は何故全く料理に使われていないのでしょう

タコ墨パスタなんて聞いたことがないですよね?どこのお店でも「イカ墨」だけが使われています

みんなタコ嫌いなん?日本人なのにって言いたくなるくらいタコ墨は何故か敬遠されているのです。

Left Captionブドウスズメさん
確かに言われてみればなんでタコ墨は使われないのかしらね?

というわけで色々調べてみました!

この記事では「タコ墨が料理に使われない理由」について詳しく解説していきます!

是非最後まで見ていってくださいね!

タコ墨が料理で使われない理由

タコの墨袋が小さい

料理でタコ墨が使われない理由として、一つは「タコ墨の墨袋が小さすぎる」という理由があります。

というのもタコの墨袋は「イカの墨袋の10分の1」ほどしかないといわれているのです!どちゃくそ小さいですね!

つまりイカ墨1匹分の料理を作るためには「タコが10匹必要である」と言うことになるためコストがかかりすぎるんですよね。

Left Captionブドウスズメさん
これはものすごく納得な理由ね。

水揚げされた時に墨を吐いてしまう

先ほどタコの墨袋はイカの墨袋の10分の1しかないと解説しましたが、さらにタコは水揚げされた時に「墨を吐いてしまう」んだそうです!

そのため10分の1どころか墨が残っていないこともあるのです!

なのでタコ墨はしっかり管理して水揚げしている場所で無い限り残っているか残っていないかある種ギャンブルのような入手方法になってしまうというわけなんですね。

Left Captionたけのこさん
これはわざわざタコ墨を使って料理しようとは思わないかもね・・・。

タコ墨袋を取り出すのが難しい

ここまでタコ墨袋は「イカの10分の1の量しかない」「水揚げされた時に墨を吐いてしまう」という、タコ墨を料理に使う際のデメリットについて解説してきました。

しかしデメリットはまだあります!タコの墨袋は「取り出すのが困難」なのです!

タコの墨袋は肝臓に埋まったような形で存在しており、体の奥のほうにあるため墨袋を破らず取り出すのが大変なのです!

Left Captionkinokon
取れる量が少ないうえに墨を吐いている可能性もあり、さらに料理人の技術まで必要になると言うわけなんですよね。




実はイカ墨より美味しい?

タコ墨を食材として使うには運や技術・コストがめちゃくちゃかかることがわかりました。もうむしろタコ墨を使うメリット自体がないレベルでしたね。

しかし実はタコ墨には「グルタミン酸」「アスパラギン酸」「アルギニン酸」「タウリン」などのうまみ成分がイカ墨よりもなんと数倍も多く含まれているといわれているのです!

タコ墨には運や技術やコストがかかりすぎますが実はイカ墨より美味しい可能性があるという、高級食材ともいえるメリットが存在するのです!

Left Captionブドウスズメさん
要するに高級珍味としての需要があるって事ね。

実はタコ墨料理を出しているお店がある

タコ墨料理はあまりにも使うのに手間暇お金がかかる食材なので使われることがないものだと思われましたが、実はこのタコ墨を使った料理を提供しているお店があります!

それが大阪にある活タコ料理「タコ茶屋」や兵庫県明石市にある「人丸花壇」というお店です!これらのお店では希少なタコ墨を使った料理が振舞われています!

気になる方食べてみたい方は是非これらの店舗を調べてみてくださいね!

Left Captionkinokon
僕も食べてみたい・・・




タコ墨が料理で使われない理由まとめ

 

いかがでしたか?

タコ墨が料理で使われない理由についてわかりましたでしょうか?

Left Captionたけのこさん
タコ墨は入手が難しかったんだね。
Right Captionブドウスズメさん
でもタコ墨を使っているお店もあるのね。

そうだね!タコ墨は「墨袋が小さく量が取れない」「水揚げの際に墨を吐いてしまう個体がいる」「そもそも墨袋を破らず取り出すのが難しい」など非常に手間暇がかかる食材でした。

またタコ1杯からはイカ1杯の10分の1のタコ墨しか取れないと言うのですから、当然お金もかかってしまいます

このようにイカ墨に比べてタコ墨を食材として使うにはあまりにコストがかかりすぎてしまうことから食材としてタコ墨は使われないというのが答えです。

Left Captionたけのこさん
これならイカ墨のほうがコストが安いしたくさん供給できるもんね!

そうそう、ただそんな中でも「タコ茶屋」「人丸花壇」というお店ではタコ墨を使った料理を楽しむことが出来ます

しかし数ある飲食店の中でもたった2店舗でしかタコ墨を味わえないと言うことを考えると、どれだけタコ墨料理を提供することが困難であるかがわかりますね。

もしかしたら他の店舗でも提供されているかもしれませんが、タコ墨料理が貴重なことに変わりはありません。

Left Captionkinokon
人生で一度は食べてみたい幻の料理ですね!

というわけでこの記事では「タコ墨が料理に使われない理由」について解説してきました!

これだけ入手が困難ならそりゃ使われないから見かけないわけです。

しかし一部店舗で食べられるので、興味がある方は調べて是非紹介した店舗へ食べに行ってみてくださいね!

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いじょう!kinokonでした!
Right Captionたけのこさん
たけのこさんでした!
Left Captionブドウスズメさん
ブドウスズメさんでした。

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