ピッカピカな虹色のボディを持つニジイロクワガタ。
その美しさから「世界一美しいクワガタムシ」と呼ばれることも多く、クワガタムシの中でも高い人気を誇っています。
日本でも多く飼育されているクワガタムシで、より美しい個体を目指したブリーダーによるブリードも盛んです。

でもクワガタムシ飼育未経験者には飼育難しいんじゃないの?
大丈夫!外国産クワガタムシの中でも、比較的飼育が容易な種類と言えるよ。
というわけで本記事では、ニジイロクワガタの飼育方法を解説!
飼育セットの組み方や飼育上の注意点など詳しく紹介しますので、是非参考にしてくださいね!
ニジイロクワガタは飼育できる?

ニジイロクワガタは、飼育において特に規制などはされていません。
飼育に当たって届出なども必要ないため、自由に飼育が可能です。
またニジイロクワガタはよく輸入される上、外国産クワガタムシにしては意外にも安価なため飼育しやすい点がうれしいポイントとなります。
ただし絶対に逃がさずに、最後まで飼育するようお願いしますね。

もし逃がしちゃって外来種として定着したら、駆除しないといけなくなって大問題になっちゃうよ!
ニジイロクワガタはどんな昆虫?

| 科目 | コウチュウ目クワガタムシ科 |
| 学名 | Phalacrognathus muelleri |
| 体長 | ♂:約35~70mm ♀:約30~40mm |
| 見られる時期 | 現地では年中見られる |
| 生息地 | オーストラリア北東部(クイーンズランド州)・パプアニューギニア |
| 良く見られる場所 | 熱帯雨林・亜熱帯雨林など |
ニジイロクワガタはコウチュウ目クワガタムシ科、学名【Phalacrognathus muelleri】のクワガタムシです。
体長は大きなもので約7㎝と中くらいですが、意外とガタイが良く角も大きく伸びるため体長以上に大きなクワガタムシに見えるのが面白い点といえます。
主にオーストラリアの北東部やパプアニューギニアに生息しており、暖かいので現地では年中見ることができるんだそうです。
ニジイロクワガタ好きに限らず、カブトクワガタ好きにはうれしい環境ですね!

(管理人)
いつでも森(?)に行けばニジイロクワガタが見つけられるのいいなぁ~・・・

ニジイロクワガタの飼育に必要なもの

では続いて、ニジイロクワガタの飼育に必要なものを以下4点ご紹介していきます。
- 飼育ケース
- 昆虫マット
- 昆虫ゼリー
- 転倒防止材
それぞれ詳しく見ていきましょう。
飼育ケース

ニジイロクワガタを飼育する上で、まず必須となるのは飼育ケースです。
飼育ケースは昆虫の脱走を防ぎ、また逆に天敵の侵入や過度な湿気からニジイロクワガタを守ってくれます。
また呼吸穴の確保や餌の取替のしやすさ、観察のしやすさなど昆虫の飼育に特化したケースです。
飼育ケース以外でも飼育はできなくはないですが、その分手間がかかったりニジイロクワガタが死んでしまったりするリスクもあるためおすすめはしません。

(管理人)
素直に飼育ケースを使えばよかった・・・って後悔をしないためにも飼育ケースでの飼育をおすすめします。

昆虫マット

ニジイロクワガタの飼育に必須なものとして、昆虫マットが挙げられます。
昆虫マットはいわばニジイロクワガタのお布団で、活動しない時間帯はマットの上や潜ってお休みするのです。
また昆虫マットは昆虫に必要な湿度の維持や糞尿の散乱防止、場合によっては産卵用の材としても使えます。
昆虫マットが無いと弱ったり寿命が縮んだりする可能性が高いため、必ず設置してあげてください。

(管理人)
糞尿まみれのニジイロクワガタは見たくないですからね。
昆虫ゼリー

ニジイロクワガタの飼育に必要なものとして、昆虫ゼリーが挙げられます。
昆虫ゼリーはニジイロクワガタのご飯になるため、飼育の上では必ず用意してください。
また大抵の甲虫はリンゴや桃などの果実も食べますが、これらは匂いや昆虫マットのカビなどの原因になるため昆虫ゼリーが手軽です。
本記事では、手間や飼育環境から考えて昆虫ゼリーをおすすめします。

(管理人)
忙しい時でもフタとってポンと置けばいいので楽チンですね!


転倒防止材

ニジイロクワガタの飼育で必須なものとして、転倒防止材が挙げられます。
転倒防止材とは落ち葉や木の枝・樹皮などのことで、これがないとニジイロクワガタがひっくり返った時に起き上がれない可能性があるのです。
起き上がれなかったニジイロクワガタは、最悪弱って死んでしまいます。
カブトムシでも転倒防止材を入れなかったために、起き上がれずに死ぬことはよくあるため必ず入れておいてください。

(管理人)
個体によってはめっちゃひっくり返ることあるんで、様子を見て追加と化していきましょう。

ニジイロクワガタの飼育であれば便利なアイテム

続いて必須ではないものの、ニジイロクワガタの飼育で持っていれば便利なアイテムを以下4点解説していきます。
最低限の飼育セットだけ作りたい方はこちらを押して飛ばしてもらって大丈夫です。
- 餌木
- エサ皿
- コバエ防止シート
- 霧吹き
それでは詳しく見ていきましょう。
餌木

昆虫ゼリーでニジイロクワガタを飼育する場合、便利なのが餌木です。
餌木には昆虫ゼリーを差し込める場所があるため、設置すればまるでニジイロクワガタが樹液にやってきたような自然っぽい姿を見ることが可能です。
また餌木自体が転倒防止材の役目を果たすため、カブトムシやクワガタムシの飼育にはよく使われています。
注意点として昆虫ゼリーには深型と広型があるため、サイズの確認は必ずしておくようにしましょう。

(管理人)
棒に穴が開いてるタイプの餌木を立てかけて使うと観察しやすいですよ。
エサ皿
ニジイロクワガタをモモやブドウなどの生の果実で飼育する場合は、エサ皿が必要になります。
生の果実を直接昆虫マットや木に置いてしまうと、臭いの原因になったり果実や昆虫マットが腐ってしまったりする恐れがあるためです。
エサ皿の選び方として大きすぎるとニジイロクワガタがひっくり返った時に起き上がれない可能性があるため、果実を置けるほどほどの大きさのものを用意します。
素材はガラスやプラスチックなど、果汁を吸わず腐らないものを選ぶといいでしょう。

(管理人)
特に夏場は果物が腐りやすいので、十分注意して早めに取り換えてくださいね。
コバエ防止シート

コバエ防止シートは、飼育ケース内にコバエが入らないようにフタに挟むシートです。
コバエは昆虫マットや昆虫ゼリー・エサの果実などに湧くことがあり、場合によってはハエの幼虫である「線虫」が発生します。
一度発生すると昆虫マットや転倒防止材などすべて撤去し、改めて飼育セットを組まなければいけないのでかなり手間です。
それらを未然に防ぐことができるのがこのコバエ防止シートであり、多くの昆虫飼育者に愛用されているアイテムとなっています。
環境によっては必須レベルと言えますので、とりあえず購入しておくのはおすすめです。

(管理人)
買うのを迷っているなら、購入しておいた方がいいと思います。

霧吹き

霧吹きは、昆虫マットの乾燥を防ぐために必要となるアイテムです。
昆虫マットは時間が経つと水分が蒸発してしまい、ニジイロクワガタにとって住みにくい環境となってしまいます。
乾燥を防ぐためには、霧吹きで定期的に昆虫マットを湿らせるのが有効です。
昆虫マットを湿らせること自体は霧吹きが無くてもできますが、あると便利なので所持しておくといいでしょう。

(管理人)
霧吹きがないと、加水の度にいちいち転倒防止材やエサ皿なんかを全部出してから水入れてコネコネしないといけないのでかなり手間です。
ニジイロクワガタは何を食べる?

ニジイロクワガタは、野生では樹液や熟した果物の汁などを食べて生きています。
飼育下では「昆虫ゼリー」を与えて飼育することが多いですね。
食べるものに関して基本的には、日本に生息するクワガタムシと変わりません。
また昆虫ゼリーはクワガタムシにとって栄養満点ですので、他に与えたいものがないなら昆虫ゼリーを与えておくといいでしょう。

さん
カブトムシやクワガタムシって美味しそうに昆虫ゼリー食べるよね!
ニジイロクワガタの飼育セットの組み方

続いて、ニジイロクワガタの飼育セットの組み方について以下の手順で解説していきます。
- ①飼育ケースを用意する
- ②昆虫マットを敷く
- ③転倒防止材を設置する
- ④餌を設置する
- ⑤ニジイロクワガタを入れて完成
難しくはありませんので、よく見て真似してくださいね。
①飼育ケースを用意する

ニジイロクワガタの飼育セットの組み方として、まずはニジイロクワガタに合った飼育ケースを用意しましょう。
ニジイロクワガタは中型のクワガタムシなため、飼育ケースのサイズは小型~中型で大丈夫です。
ただし複数飼いする場合は小型だと狭い可能性があるため、中型以上の飼育ケースを用意するといいでしょう。
状況に応じた大きさの飼育ケースを選んであげてくださいね。

(管理人)
ただ基本的にオス同士を入れると喧嘩してしまうので、オスは個別で飼育するのをおすすめします。
②昆虫マットを敷く

飼育ケースが決まったら、次は昆虫マットをケース内に敷いていきます。
昆虫マットは昆虫の休む場所になり、またケース内の湿度を保つ役割もあるため大切です。
ニジイロクワガタの場合、昆虫マットの深さは2~3cmほどで十分でしょう。
昆虫マットが乾燥している場合や、乾燥した場合は手で握って崩れない程度に霧吹きなどで加水してあげてくださいね。

ふかふかにしてあげよう!
③転倒防止材を設置する

昆虫マットを敷いた後は、転倒防止材を設置していきます。
使うのは主に「落ち葉」や「木の枝」で、ニジイロクワガタがひっくり返っても大丈夫なように設置してあげましょう。
また使うのは採取したものでもいいのですが、他の虫やカビなどがついている可能性もあるため市販されているものが安全です。
ある程度ギュウギュウに敷き詰めても平気ですが、動かないほどガチガチにするとニジイロクワガタも動かせないためほどほどにしてあげてください。

(管理人)
潜りたそうにしてるのに、一向に潜れる気配がない場合は転倒防止材を減らしてあげてくださいね。
④餌を設置する

転倒防止材を敷くことができたら、次は餌を設置していきます。
昆虫ゼリーの場合はそのまま置くか、エサ皿・餌木などに設置するといいでしょう。
一方でモモなど生の果実を設置する場合、直接置くと昆虫マットや転倒防止材がカビたり腐ったりする可能性があるため必ずエサ皿を用意しておいてください。
あとは定期的に確認し、餌が無くなったら交換してあげましょう。

さん
昆虫ゼリーは毎日確認してね!
⑤ニジイロクワガタを入れて完成

ここまで出来たら、後はニジイロクワガタを投入して完成となります。
投入したらしばらく観察してみて、おかしな点や不便そうな点がないか確認してみてください。
例えばニジイロクワガタが乗るだけでゼリー皿がひっくり返ったり、転倒防止材が多すぎてニジイロクワガタが地面に潜れそうになかったりなどする場合は改善が必要です。
その後もたまに確認して、必要があれば改善していきましょう。

(管理人)
観察していたらおのずと改善点が見えてくると思うので、毎日しっかり観察しましょう!
ニジイロクワガタを飼育する際の注意点

続いて、ニジイロクワガタを飼育する際の注意点を以下4点解説していきます。
- 高温になる場所に置かない
- 無理に触らない
- 昆虫マットを乾燥させすぎない
- 冬場は暖かいところで飼育する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高温になる場所に置かない

ニジイロクワガタを飼育する際の注意点として、高温になる場所に置かない点が挙げられます。
ニジイロクワガタは夏の昆虫ですが、実は暑さには弱いのです。
高音になる場所で飼育すると、衰弱したり最悪死んでしまったりする恐れもあります。
最近は特に暑いので、冷房室で飼育するといいでしょう。

さん
暑いのが嫌いなのはみんな一緒だね!!
無理に触らない

ニジイロクワガタを飼育する際の注意点として、無理に触らない点が挙げられます。
ニジイロクワガタに限らず昆虫は触りすぎてしまうと、ストレスを感じて衰弱してしまうのです。
最悪体力が削れて死んでしまいますので、ニジイロクワガタを触るのは程々にしてあげましょう。
特にどれくらいと言った目安はありませんが、一日あたり10~15分くらいがいいのではないでしょうか。

(管理人)
ふれあいは手早く済ませましょう。
昆虫マットを乾燥させすぎない

ニジイロクワガタを飼育する際の注意点として、昆虫マットを乾燥させすぎない点が挙げられます。
昆虫マットが乾燥していると、環境が変わって負担になったり体の水分が抜けたりして悪影響を及ぼしてしまうのです。
したがって、昆虫マットが乾燥してきたら霧吹きなどで加水をしてあげる必要があります。
昆虫マットをギュッと握って崩れない程度がベストなため、これを維持してあげてくださいね。

(管理人)
昆虫マットは乾燥すると色が薄い茶色っぽくなるので、そこの変化も見てみてくださいね。
冬場は暖かいところで飼育する

ニジイロクワガタを飼育する際の注意点として、冬場は暖かいところで飼育する点が挙げられます。
ニジイロクワガタは冬を越すことができるのですが、冬眠はしません。
したがって、冬場は暖かい部屋で飼育する必要があるのです。
冬の寒い温度で飼育すると、寿命が縮んだり最悪死んでしまったりするので覚えておいてください。

(管理人)
できれば20~25℃くらいの温度で、15℃は下回らないようにしてあげてください。
ニジイロクワガタの寿命

ニジイロクワガタの寿命は、およそ1年~1年半程になります。
長寿な個体だと2年生きることもある寿命の長いクワガタムシです。
ただ先程もお話した通り、冬眠はしないため冬場は暖かい部屋で飼育するようにしましょう。
しっかりと管理して、長生きさせてあげてくださいね。

(管理人)
温度を適正にして、餌もしっかり交換してあげてください。
まとめ
本記事では、ニジイロクワガタの飼育方法について解説していきました。
ニジイロクワガタは世界一美しいと言われるクワガタムシながら、外国産クワガタムシの中でも入手しやすい種類です。
また外国産クワガタムシの中でも比較的飼育が容易で、寿命も長く一緒にいられる時間が多いのが嬉しいですね。
この夏はニジイロクワガタを飼育して、その美しさに見惚れてみてはいかがでしょうか。

(管理人)
いじょう!kinokonでした!

きのこさんでした!

さん
たけのこさんでしたー!
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