世界最大級の大あごを持ち、めちゃくちゃ気性が荒いことで有名なマンディブラリスフタマタクワガタ。
フタマタクワガタの代表種と言っても過言ではなく、またファンも多くて高い人気を誇っています。
その人気からよく飼育されているクワガタムシでもあり、また凶暴な面を理解していれば比較的飼育も容易なクワガタムシです。

狂暴なのに飼育は簡単ナのダ?
大あごが届く範囲しか挟みに行けないから、十分注意すれば挟まれないし容易に飼育ができるよ!
というわけで、本記事ではマンディブラリスフタマタクワガタの飼育方法を解説。
飼育セットの組み方や飼育上の注意点などについて詳しく紹介しますので、是非参考にしてくださいね!
マンディブラリスフタマタクワガタは飼育できる?

マンディブラリスフタマタクワガタには、特に飼育において規制となるようなものはありません。
したがって、飼育する際に届出なども必要なく自由に飼育することができます。
ただしマンディブラリスフタマタクワガタを野外に逃がすことだけは絶対にしないようにしましょう。
本来日本に居ないクワガタムシなため、逃がすことで場合によっては外来種となり取り返しのつかないことになる恐れがあります。

(管理人)
今日本にいる外来種は、その多くが「別にええやろ」で逃がしたのがきっかけですので絶対に最後まで飼育するうにしてください。
マンディブラリスフタマタクワガタはどんな昆虫?

| 科目 | コウチュウ目クワガタムシ科 |
| 学名 | Hexarthrius mandibularis |
| 体長 | ♂:約50~120mm ♀:約35~50mm |
| 見られる時期 | 5~9月頃 |
| 生息地 | 東南アジア |
| 良く見られる場所 | 熱帯雨林の広葉樹林など |
マンディブラリスフタマタクワガタはコウチュウ目クワガタムシ科、学名【Hexarthrius mandibularis】です。
非常に大きくなるクワガタムシで、オスは体長120mmに達することもあります。
日本には生息しておらず、主に東南アジアの熱帯雨林が生息域です。
日本にはちょくちょく輸入されているので、少々高額ながら入手はそこまで難しくないでしょう。

(管理人)
昔は数千円でペア買えましたが、最近は10,000円~20,000円くらいみたいですね。

マンディブラリスフタマタクワガタの飼育に必要なもの

では続いて、マンディブラリスフタマタクワガタの飼育に必要なものを以下4点ご紹介していきます。
- 飼育ケース
- 昆虫マット
- 昆虫ゼリー
- 転倒防止材
それぞれ詳しく見ていきましょう。
飼育ケース

マンディブラリスフタマタクワガタを飼育する上で、まず必須となるのは飼育ケースです。
飼育ケースは昆虫の脱走を防ぎ、また逆に天敵の侵入や過度な湿気からマンディブラリスフタマタクワガタを守ってくれます。
また呼吸穴の確保や餌の取替のしやすさ、観察のしやすさなど昆虫の飼育に特化したケースです。
飼育ケース以外でも飼育はできなくはないですが、その分手間がかかったりマンディブラリスフタマタクワガタが死んでしまったりするリスクもあるためおすすめはしません。

さん
マンディブラリスフタマタクワガタのためにも飼育ケースを選んであげるほうがええなぁ~

昆虫マット

マンディブラリスフタマタクワガタの飼育に必須なものとして、昆虫マットが挙げられます。
昆虫マットはいわばマンディブラリスフタマタクワガタのお布団で、活動しない時間帯はマットの上や潜ってお休みするのです。
また昆虫マットは昆虫に必要な湿度の維持や糞尿の散乱防止、場合によっては産卵用の材としても使えます。
昆虫マットが無いと弱ったり寿命が縮んだりする可能性が高いため、必ず設置してあげてください。

(管理人)
意味がないようで、非常に重要な役割を持っているアイテムです!
昆虫ゼリー

マンディブラリスフタマタクワガタの飼育に必要なものとして、昆虫ゼリーが挙げられます。
昆虫ゼリーはマンディブラリスフタマタクワガタのご飯になるため、飼育の上では必ず用意してください。
また大抵の甲虫はリンゴや桃などの果実も食べますが、これらは匂いや昆虫マットのカビなどの原因になるため昆虫ゼリーが手軽です。
本記事では、手間や飼育環境から考えて昆虫ゼリーをおすすめします。

(管理人)
オスは大あごが長いので、食べやすい浅型の昆虫ゼリーがおすすめです。


転倒防止材

マンディブラリスフタマタクワガタの飼育で必須なものとして、転倒防止材が挙げられます。
転倒防止材とは落ち葉や木の枝・樹皮などのことで、これがないとマンディブラリスフタマタクワガタがひっくり返った時に起き上がれない可能性があるのです。
起き上がれなかったマンディブラリスフタマタクワガタは、最悪弱って死んでしまいます。
カブトムシでも転倒防止材を入れなかったために、起き上がれずに死ぬことはよくあるため必ず入れておいてください。

(管理人)
これ入れてなくて死んじゃったら後悔凄いと思います・・・・

マンディブラリスフタマタクワガタの飼育であれば便利なアイテム

続いて必須ではないものの、マンディブラリスフタマタクワガタの飼育で持っていれば便利なアイテムを以下4点解説していきます。
最低限の飼育セットだけ作りたい方はこちらを押して飛ばしてもらって大丈夫です。
- 餌木
- エサ皿
- コバエ防止シート
- 霧吹き
それでは詳しく見ていきましょう。
餌木

昆虫ゼリーでマンディブラリスフタマタクワガタを飼育する場合、便利なのが餌木です。
餌木には昆虫ゼリーを差し込める場所があるため、設置すればまるでマンディブラリスフタマタクワガタが樹液にやってきたような自然っぽい姿を見ることが可能です。
また餌木自体が転倒防止材の役目を果たすため、カブトムシやクワガタムシの飼育にはよく使われています。
注意点として昆虫ゼリーには深型と広型があるため、サイズの確認は必ずしておくようにしましょう。

(管理人)
オスの大あごの長さ的に、棒に穴が開いたタイプの餌木がおすすめですね。
エサ皿
マンディブラリスフタマタクワガタをモモやブドウなどの生の果実で飼育する場合は、エサ皿が必要になります。
生の果実を直接昆虫マットや木に置いてしまうと、臭いの原因になったり果実や昆虫マットが腐ってしまったりする恐れがあるためです。
エサ皿の選び方として大きすぎるとマンディブラリスフタマタクワガタがひっくり返った時に起き上がれない可能性があるため、果実を置けるほどほどの大きさのものを用意します。
素材はガラスやプラスチックなど、果汁を吸わず腐らないものを選ぶといいでしょう。

(管理人)
多少傷んでいても食べてくれますが、腐る前に取り除いてくださいね。
コバエ防止シート

コバエ防止シートは、飼育ケース内にコバエが入らないようにフタに挟むシートです。
コバエは昆虫マットや昆虫ゼリー・エサの果実などに湧くことがあり、場合によってはハエの幼虫である「線虫」が発生します。
一度発生すると昆虫マットや転倒防止材などすべて撤去し、改めて飼育セットを組まなければいけないのでかなり手間です。
それらを未然に防ぐことができるのがこのコバエ防止シートであり、多くの昆虫飼育者に愛用されているアイテムとなっています。
環境によっては必須レベルと言えますので、とりあえず購入しておくのはおすすめです。

線虫が発生したら昆虫マットを取り換えないといけないから大変ナのダ・・・・

霧吹き

霧吹きは、昆虫マットの乾燥を防ぐために必要となるアイテムです。
昆虫マットは時間が経つと水分が蒸発してしまい、マンディブラリスフタマタクワガタにとって住みにくい環境となってしまいます。
乾燥を防ぐためには、霧吹きで定期的に昆虫マットを湿らせるのが有効です。
昆虫マットを湿らせること自体は霧吹きが無くてもできますが、あると便利なので所持しておくといいでしょう。

さん
コップで少しずつ加水もできるんやけど、結構手間やし失敗したらびちゃびちゃになるから難しいんよねぇ~・・・
マンディブラリスフタマタクワガタは何を食べる?

マンディブラリスフタマタクワガタは、野生では主に樹液や塾した果実の汁を食べて生きています。
飼育下では「昆虫ゼリー」を与えて飼育することが多いです。
むしろ昆虫ゼリーは、カブトムシやクワガタムシに必要な栄養をたっぷり配合しているため最適な餌と言えます。
特にこだわりなどなければ、昆虫ゼリーを与えると安全に飼育ができますよ。

(管理人)
昆虫ゼリーの交換の際は挟まれないようにしてくださいね。
マンディブラリスフタマタクワガタの飼育セットの組み方

続いて、マンディブラリスフタマタクワガタの飼育セットの組み方について以下の手順で解説していきます。
- ①飼育ケースを用意する
- ②昆虫マットを敷く
- ③転倒防止材を設置する
- ④餌を設置する
- ⑤マンディブラリスフタマタクワガタを入れて完成
難しくはありませんので、よく見て真似してくださいね。
①飼育ケースを用意する

マンディブラリスフタマタクワガタの飼育セットの組み方として、まずはマンディブラリスフタマタクワガタに合った飼育ケースを用意しましょう。
マンディブラリスフタマタクワガタは大型のクワガタムシなため、飼育ケースのサイズは中型以上を用意しましょう。
またマンディブラリスフタマタクワガタは気性が荒いため、基本1ケースに1匹ずつ飼育してあげてください。
またメスをオスと同じケースに入れると、メス殺しをする恐れもあるためオスとメスも別々に飼育しましょう。

(管理人)
1匹だけだと寂しいとかそんなこと言ってる場合ではなく、普通に殺しあってしまうので別々に飼育してください。
②昆虫マットを敷く

飼育ケースが決まったら、次は昆虫マットをケース内に敷いていきます。
昆虫マットは昆虫の休む場所になり、またケース内の湿度を保つ役割もあるため大切です。
マンディブラリスフタマタクワガタの場合、昆虫マットの深さは2~3cmほどで十分でしょう。
昆虫マットが乾燥している場合や、乾燥した場合は手で握って崩れない程度に霧吹きなどで加水してあげてくださいね。

(管理人)
くれぐれも挟まれないように・・・・
③転倒防止材を設置する

昆虫マットを敷いた後は、転倒防止材を設置していきます。
使うのは主に「落ち葉」や「木の枝」で、マンディブラリスフタマタクワガタがひっくり返っても大丈夫なように設置してあげましょう。
また使うのは採取したものでもいいのですが、他の虫やカビなどがついている可能性もあるため市販されているものが安全です。
ある程度ギュウギュウに敷き詰めても平気ですが、動かないほどガチガチにするとマンディブラリスフタマタクワガタも動かせないためほどほどにしてあげてください。

(管理人)
ただ経験上マンディブラリスフタマタクワガタは潜らず上にいることが多いので、観察してみて潜りたそうだったら上手く調整してあげてくださいね。
④餌を設置する

転倒防止材を敷くことができたら、次は餌を設置していきます。
昆虫ゼリーの場合はそのまま置くか、エサ皿・餌木などに設置するといいでしょう。
一方でモモなど生の果実を設置する場合、直接置くと昆虫マットや転倒防止材がカビたり腐ったりする可能性があるため必ずエサ皿を用意しておいてください。
あとは定期的に確認し、餌が無くなったら交換してあげましょう。

さん
ちょっと多めに入れてあげると安心やで~
⑤マンディブラリスフタマタクワガタを入れて完成

ここまで出来たら、後はマンディブラリスフタマタクワガタを投入して完成となります。
投入したらしばらく観察してみて、おかしな点や不便そうな点がないか確認してみてください。
例えばマンディブラリスフタマタクワガタが乗るだけでゼリー皿がひっくり返ったり、転倒防止材が多すぎてマンディブラリスフタマタクワガタが地面に潜れそうになかったりなどする場合は改善が必要です。
その後もたまに確認して、必要があれば改善していきましょう。

(管理人)
毎日観察して、異常があればすぐ対処してあげてくださいね。
マンディブラリスフタマタクワガタを飼育する際の注意点

続いて、マンディブラリスフタマタクワガタを飼育する際の注意点を以下3点解説していきます。
- 高温になる場所で飼育しない
- 挟まれないように注意する
- オス同士は同じケースで飼育しない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高温になる場所で飼育しない

マンディブラリスフタマタクワガタを飼育する際の注意点として、高温になる場所で飼育しない点が挙げられます。
マンディブラリスフタマタクワガタは夏の昆虫ですが、実は暑さには弱いです。
高温になる場所で飼育してしまうと、衰弱したり最悪死んでしまったりする恐れがあります。
したがってマンディブラリスフタマタクワガタは、可能なら20~25℃の空間で飼育して上げるようにしましょう。

とりあえず冷房室で飼育してあげるといイのダ!
挟まれないように注意する

マンディブラリスフタマタクワガタを飼育する際の注意点として、挟まれないように注意する点が挙げられます。
マンディブラリスフタマタクワガタはもうほんと恐ろしいくらいに気性が荒くて、指をチラつかせただけでも即挟みにきます。
腕に乗せてもなにか挟むものはないか探し、今乗ってる部分が挟めそうと思うや否や挟んでグリグリしてくる始末です。
なので触れ合う時や餌の交換の際は、挟まれないように注意しましょう。

(管理人)
しかも「ギュッ・・・ギュッ・・・・!」って感じで挟んだ上定期的にさらに強く挟むので、敵意がものすごいんですよね・・・痛いし。
オス同士は同じケースで飼育しない

マンディブラリスフタマタクワガタを飼育する際の注意点として、オス同士は同じケースで飼育しない点が挙げられます。
オス同士を同じケースで飼育してしまうと、高確率で喧嘩をしてしまうためです。
喧嘩をするとストレスが溜まってしまう他、怪我をしたり最悪怪我で死んでしまったりすることも。
マンディブラリスフタマタクワガタは特に気性が荒くて喧嘩っ早いため、オス同士は一緒にせず別々のケースで飼育してあげてください。

(管理人)
多分オス同士を同じケースで飼育すると、ほぼ間違いなく怪我して衰弱すると思います・・・
マンディブラリスフタマタクワガタの寿命

マンディブラリスフタマタクワガタの寿命は、およそ3~8ヶ月程になります。
クワガタムシの中ではちょっぴり寿命が長いですが、それでも大抵はその年で死んでしまうでしょう。
またワイルド個体(野外採集個体)の場合は、野生でどれくらい生きているかが分からないためより寿命が少ない可能性があります。
死ぬ時は突然ですので、日々たくさん思い出を残しておきましょう。

ちゃん
毎日しっかりごはんを上げて観察するの。
まとめ
本記事では、マンディブラリスフタマタクワガタの飼育方法について解説していきました。
マンディブラリスフタマタクワガタは、とにかくすぐ挟もうとするので、餌の交換などの際は十分注意する必要があります。
ただし飼育をする上で大変なのはそれだけで、あとの飼育方法は日本のクワガタムシとさほど変わりません。
強いていえば大あごが長いため、昆虫ゼリーは薄型にした方がいいと言った程度でしょうか。
大あごが長くて非常にかっこいいマンディブラリスフタマタクワガタ、ぜひ飼育してみてくださいね。

(管理人)
いじょう!kinokonでした!

さん
みずくらげさんでした~

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