【2023年】ナツアカネを8項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ナツアカネ」について解説していきたいと思います!
赤とんぼと呼ばれるトンボの1種ですね!
見たことがある人も多いのではないでしょうか?
昔は田んぼにいたんですが、その田んぼ住宅地になっちゃって見かけなくなった悲しい思い出があります。
それはそうとしっかりと「ナツアカネ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ナツアカネってどんな昆虫?
基本情報
トンボ目トンボ科アカネ属
学名:Sympetrum darwinianum
別名:赤とんぼ
体長:33㎜~43㎜ほど
時期:7月~12月頃
生息地:日本
よく見られる場所:田んぼなど
ナツアカネは学名【Sympetrum darwinianum】体長「約33㎜~43㎜」ほどのトンボです。
日本では全国的に見られ、7月~12月頃まで飛んでいる姿が見られます。
自然豊かな場所だと田んぼなどでも普通に見られるお馴染みのトンボですね。
名前の由来について
ナツアカネの名前の由来は「見られる時期」と「体色」にあります。
まずナツアカネは7月頃と夏ごろ見られるようになります。
そして体色が「茜色」なことから「夏に見られる茜色のトンボ」となりナツアカネと名付けられたのです。
体色について
ナツアカネは茜色の体が美しいトンボですが、実は時期や性別によって体色が異なるトンボになります。
まず未成熟なオスとメスは「黄色~オレンジ色」の体色をしています、最初から茜色な訳ではないんですね。
その後オスは複眼まで綺麗な茜色になりますが、メスは腹部だけが「オレンジ色~赤色」になるのです。
群れで行動する
ナツアカネは「群れ」で行動することがあるトンボです。
よく群れてたくさん飛んでるの田んぼとかで見ますよね、また他のトンボも混じっていることもあります。
子供のころ意味もなく捕まえたという思い出がある人もいるでしょう。
小規模な移動をする
ナツアカネは先ほど群れで行動するとお話ししましたが、この群れはたまに移動することが知られています。
それも一度ではなく何度もするようで、ナツアカネの群れが数日後には1匹もいなくなるなんてこともあるんだとか。
ナツアカネが滞在している間にしっかり観察や触れ合いをしましょうね。
秋の終わりまで見られる
ナツアカネは名前で勘違いされがちですが意外と長く見ることができるトンボです。
というのも12月頃まで見られたりするんですよね、よく似た「アキアカネ」とも一緒になって飛んでいることもあります。
つか12月はもう冬やんけ、3つの季節で見られる夏どころの騒ぎじゃない昆虫でした。
産卵方法について
【画像後日挿入予定】
ナツアカネは「打水産卵」をするトンボになります!
打水産卵とはお尻をちょんちょんと何度も水につけることで産卵する方法ですね、独特な動きするのでよくわかりますよ!
何度も水にお尻を打ち付けてるナツアカネが居たらそれは産卵中の個体かもしれませんね。
食べる物について
ナツアカネは「肉食」の昆虫です。
幼虫は「水中にいる小さな生き物たち」を、成虫は小さな昆虫を食べて生きています。
群れでナツアカネがやってきた土地の昆虫たちは絶望でしょうね・・・。