ヒドリガモの生態を解説!オスとメスの違いや鳴き声・えさについてなど詳しく紹介!
頭が赤いカモを見たことはありませんか?それは「ヒドリガモ」かもしれません!ヒドリガモは日本で見られるカモとしては定番で、よく大きな用水路や公園の池なんかで見られます。そんなヒドリガモについて紹介していますので是非ご覧ください!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!

きのこさん

ブドウスズメ先輩
今回は「ヒドリガモ」について解説していきたいと思います!
ちょうど上の画像みたいに赤い鳥が泳いでる光景を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
ヒドリガモが気持ち良さそうに泳いでる姿ってかわいくって凄い和むんですよねー

ブドウスズメ先輩
ね!ついついボーっと眺めてしまいます!
さて!そんなわけでこの記事では「ヒドリガモ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヒドリガモってどんな動物?
おはようございます🍀#鳥たちの会話2020#安威川#ヒドリガモ
でた〜 ささっちや〜
逃げろーささっち「つらい (ノД`)シクシク」 pic.twitter.com/Adt6dynZKk
— ささっち😄 (@sasacchi_y) March 4, 2020
カモ目カモ科マガモ属
学名:Anas penelope
体長:40センチ~50センチ・翼開帳60センチ~80センチ
時期:冬~春
生息地:日本・ユーラシア大陸北部・アイスランド・ヨーロッパ・アメリカ北部・インド北部・中国南部・朝鮮半島など
よく見られる場所:池・湖
保全状況:低危険種(LC)
ヒドリガモは学名【Anas penelope】体長はオスとメスで大きさが異なりオスは約50センチ・メスは約40センチ程、翼を広げると60センチ~80センチになります!
日本では「マガモ」や「コガモ」「オナガガモ」に並びよく見られる淡水カモで、用水路やちょっとした湖・池にも生息しています。
さながら日本の定番のカモといえるでしょう!

きのこさん
ヒドリガモの名前の由来
ヒドリガモの名前の由来は特徴である「赤い頭」にあります!
ヒドリガモの頭の色が「緋色」に見えるために「緋鳥」となり、後にヒドリガモと呼ばれるようになりました!
漢字にすると「緋鳥鴨」と言うことですね!なんかかっこいいなあ!

ブドウスズメ先輩
ヒドリガモは渡り鳥!
ヒドリガモは実は日本にずっと生息している鳥ではありません!
ヒドリガモは冬頃日本に渡ってくる「渡りをする冬鳥」で、それ以外の季節は別の国で過ごします!
夏にヒドリガモを見かけないのは別の国にいるからなんですね!

ブドウスズメ先輩
ちなみに北海道では春と秋でも見られるそうですよ!
オスとメスの見分け方
赤い頭が特徴的なヒドリガモですが、実は頭が赤い色をしているのは「オスだけ」になります!
上の画像では手前が「オス」奥の少しボケているのが「メス」なのです!
全体的に色合いが全く違うので別の鳥に見えますよね!

きのこさん
オスの特徴

ではそれぞれの特徴を解説していきましょう!まずはオスについて!
ヒドリガモのオスの特徴はなんと言ってもその「真っ赤な頭!」茶褐色と言ったほうがいいでしょうか?
しかし全てが茶褐色ではなく、くちばしから後頭部にかけての「白~褐色の模様」も特徴的ですね!

きのこさん
他の特徴としては全体的な色合いが灰色であり、羽の先端やお尻の辺りが黒色、胸の部分が頭よりは薄い茶褐色をしている点があげられますね!
ヒドリガモのオスはとてもわかりやすい見た目をしているので、見分けるのはとても簡単です!
さて、次はメスの特徴を見ていきましょう!
メスの特徴
こちらがヒドリガモの「メス」となります。オスとは異なりなんだか地味な見た目ですね。
メスの特徴としては全体的に茶色~赤茶色であり、羽の先端が黒に近い褐色をしている点があげられます。
しかし他のカモと比べると赤褐色が強いのもメスの特徴ですね!

ブドウスズメ先輩
ヒドリガモの鳴き声
次はヒドリガモの鳴き声について紹介していきましょう!ヒドリガモはオスとメスで鳴き声が違います!
まずはオスの鳴き声からです!上のYoutube動画を聞いていただければ分かると思うのですが「ピューイピュ―イ」と口笛のような高い声で鳴いています。
よく聞こえる通りのいい声なので、ヒドリガモのオスが居れば場所がすぐにわかりますよ!
一方メスの鳴き声については使用できる動画が無かったのですが、オスと比べ鳴き声が低いのが特徴です。
ヒドリガモのメスは「ガアーガアー」といったザ☆カモって感じの鳴き声をしています。
経験上オスの鳴き声はよく聞こえるのですが、メスの鳴き声は聞こえたことが無いのであまり大きな声ではないのかもしれませんね。

ブドウスズメ先輩
首を水面すれすれに伸ばして泳ぐ行動について
ヒドリガモを観察しているとよく首やくちばしを水面すれすれにして泳ぐ姿が目立ちます。
これはなぜなのか、実は水面に浮いている「藻」などの植物を食べているのです!
よく見るとくちばしをパクパクさせてたりするので観察して見ると面白いと思いますよ!

ブドウスズメ先輩
ヒドリガモのエサについて
ヒドリガモは基本的には水面に浮かぶ植物や陸に生えている植物を食べる「植物食」なのですが、昆虫や軟体動物なども食べることがあります。
カモと言えばよく水に潜って何かを食べているイメージがありますが、ヒドリガモは潜水はせず先ほど紹介したように水の上に浮いた植物をパクパク食べて暮らしています。
たまに海にも現れ海草を食べる事もあるみたいですよ!

ブドウスズメ先輩
ヒドリガモについてのまとめ
いかがでしたか?
ヒドリガモについてわかりましたでしょうか?

きのこさん

ブドウスズメ先輩
そうだね!ヒドリガモは頭が真っ赤なとても目立つ鳥でした!
しかし頭が赤いのは「オスだけ」で、メスは茶色い地味な見た目をしていました。
ただヒドリガモは結構オスメス一緒に居るのでオスさえ見分けることが出来ればなんとなくメスも分かるようになります。
また鳴き声についてもオスとメスで違い、オスは高い声で「ピューイピューイ」メスは低い声で「ガァーガァー」とここでもオスとメスの見分けができました!
日本では冬~秋(北海道では春と秋)に渡り鳥として見られる「ヒドリガモ」
ちょっとした川や公園の湖などでも見ることが出来ますので探しに行ってみてはいかがでしょうか?
見るだけでとっても癒されますよ!
いじょう!kinokonでした!

きのこさん

ブドウスズメ先輩