【初心者向け】カブトムシの飼育方法や道具の紹介・注意点を徹底解説!これで飼育が出来るようになります!
この記事では初心者向けにわかりやすく道具の説明や飼育セットの組み方・飼育上の注意などをまとめています!初めてカブトムシを飼育する場合には「道具」や「知識」が必要です!この記事を読めばそれらが全てわかるようになりますので是非最初から最後まで見てカブトムシの飼育を確実に出来るように成ってくださいね!
この記事では夏の主役「カブトムシの飼育方法」について解説していきます!
皆さんはカブトムシを飼育したことはありますか?おそらくこの記事を読んで飼育を始めようとしている方も多いと思います!
経験談ですがカブトムシを飼育するのは非常に簡単です!しかし飼育をするためにはしっかりとした「飼育セット」「知識」が必要となります!
というわけでこの記事では「カブトムシの飼育方法」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
カブトムシの飼育方法について
まず最初にお伝えしたいのですが、カブトムシの飼育セットの準備は「カブトムシを入手する前」にするようにしましょう。
もう既に入手してしまっている場合は仕方が無いのですが、カブトムシも生き物なのでなるべくすぐに飼育環境に入れてあげることが必要となります。
また一度飼育したカブトムシは逃がさず最後まで面倒を見るようにしてくださいね。
カブトムシの飼育に必要なものについて
さて、ではまずカブトムシの飼育に「必要なもの」を紹介していきたいと思います!
一つ一つ理由も含めてしっかりと解説していますので、知っているものがあれば飛ばし飛ばし見ていってください!
では解説していきましょう!
飼育ケース
まず必須となるのはカブトムシを飼育する「飼育ケース」になります、これがないとカブトムシは放し飼いになってしまいますからね。
飼育ケースについては上の画像のような「虫かご」でOKです!サイズの目安としては1匹の場合「20センチ程」のもの、2匹の場合は「30センチ」ほどのものがいいでしょう、とりあえず30センチ以上のものを買っておけば問題ないです!
またケースは下に穴があるようなものではなく水槽のようになっているものを選んでください。
そして注意するべき点として「一つのケースにたくさん入れない」事を心がけましょう。
これは特にオスが問題となるのですが、一つのケースにたくさんの個体を入れてしまうと喧嘩をしてしまい弱って最悪死んでしまいます。
広いケースならある程度は大丈夫なのですが、基本的にはオスとメス1匹ずつを目安として考えてください。
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腐葉土(マット)
次に必要なのは飼育ケースの底に敷く「腐葉土(マット)」になります、これはカブトムシの「ベッド」のようなもので夜行性のカブトムシは日中地面にもぐって休んでいます。
よく勘違いされるのが土なのですが腐葉土は「落ち葉や枯れ木などが発酵して土のようになったもの」なのでそこらへんの土ではダメです。
またオスとメスを同じケースで飼育している場合は「卵」を産卵することもあり、さらにこの腐葉土が幼虫の餌にもなります!
また腐葉土と同じ底材として「ハスクチップ」と言うものもありこちらも使えるのですが、カブトムシが卵を産まないという注意点があります、なのでこの記事では「腐葉土」のみを紹介しますね!
そして重要な注意点として腐葉土には「農業用」のものがあるのですが、これは稀に「殺虫」の効果があるものがあり、またカブトムシの幼虫は「広葉樹の腐葉土」しか食べないためカブトムシの飼育には不適切な場合があります。
ですので「カブトムシ用の腐葉土」を購入するのが安心ですしおすすめです。
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止まり木
次に紹介するのは「止まり木」になります、実はこれあまり知られていませんが「必須」となるアイテムになります!
なぜかというとカブトムシはひっくり返ってしまうと足を引っ掛ける場所が無い場合「起き上がれず死んでしまうこと」があります。
よく夏にセミが足を上にして死んでますがあれは着地に失敗してひっくり返った結果起き上がることが出来ず動き弱って死んでしまっているのです。
なので止まり木や枝を入れてあげることが「必須」というわけです。
また入れ方はカブトムシがひっくり返ってしまった時のことを想定してどこでひっくり返っても「足が引っかかるように」配置してあげることが重要です。
そして注意点としてカブトムシはそれなりに大きいため大き目の止まり木にすることと、外の枝を使う場合は他に虫がついていないかしっかり確認しましょう!
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落ち葉
こちらも止まり木・枯れ枝同様カブトムシが「ひっくり返った時の足場」として使用することが出来ます。
その他日中のカブトムシが休むことが出来る「布団」としても使ってくれるので一緒に入れてあげましょう。
よくお尻だけ葉っぱの隙間から見えてたりするのでかわいいですよ。
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餌について
カブトムシの餌は基本的に市販されている「昆虫ゼリー」を与えれば問題なく飼育できます。
また「リンゴ」「モモ」などの果実を与えることでも飼育はできるのですが、生ものなのですぐに腐ってしまう他「ハエなどが繁殖してしまう」場合があるので、果物が消費できなくて困っているなど問題がなければ「昆虫ゼリー」を与えるのがおすすめです。
昆虫のことを考えられて配合された「プロゼリー」などのちょっとお高いゼリーから100円ショップで手に入るゼリーなど色々あるので用意してあげるようにしてくださいね。
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カブトムシの飼育にあれば便利なもの
ここまではカブトムシの飼育に「必須」なものを紹介してきました!
そしてここからは「あったら便利なもの」を紹介していきます!
人によっては必須かもしれないものもあるのでしっかり読んでください!
ディフェンスシート
カブトムシを飼育していると「ハエ」や「ダニ」と言った「害虫」が沸いてしまうことがあります。
そしてその場合の多くは飼育ケースの「空気穴」から入ってくるのですが、上の「ディフェンスシート」はフタとケースの間に挟むことでそれを「防止」することができます!
またこのシートは「臭い」もある程度遮断してくれるので両方に困っている方にとっては一石二鳥のアイテムとなります!
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餌置き
カブトムシの飼育用品として「餌置き」があります、木に昆虫ゼリーが入る穴が開いているやつですね!
昆虫ゼリーはちゃんと入れ物に入っているのですが、カブトムシはその容器にもぐりこむようにして食べるため容器がひっくり返って昆虫ゼリーが散乱してしまうんですよね。
腐葉土にゼリーがついてしまうとマットの寿命が早まってしまったり害虫が沸いたりするのでゼリーの容器がひっくり返らないようにしっかりと餌置きにゼリーを固定するのは腐葉土を長持ちさせるために大切になります。
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昆虫ゼリーカッター
次に紹介するのは「昆虫ゼリーカッター」になります。
これはその名のとおり昆虫ゼリーをカットする道具で、これを使えば一瞬で容器ごと昆虫ゼリーを真っ二つに出来ます。
何でそんなことをするんだとお思いかもしれませんが、カブトムシの特にオスは角があってゼリーが食べずらいので半分に切ることによって食べやすくしてあげられるというわけになります!
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ダニ避け用ブラシ
カブトムシには体液を吸う「ダニ」が寄生することがあります。
1匹2匹程度では問題は無いのですが10匹20匹と数が多くなってしまうとカブトムシは弱ってしまい、最悪死んでしまうこともあります。
これを解決するには物理的な手段ではありますが筆やブラシなどでダニを払いのけて追い払ってあげることが有効になります。
飼育セットの作り方
ここまでカブトムシ飼育に必要な道具を紹介してきました、参考になりましたでしょうか?
ここからは実際の飼育セットの組み方について解説していきます!
手元に道具がある場合はこれを見ながら実際に組んでみてくださいね!
①飼育ケースにマットを敷く
まずは腐葉土を底に敷く作業からしていきます、ただ敷くだけかと思うかもしれませんがこの作業には一つ「確認するべきこと」があるのです!
それは「腐葉土の湿り気」です、大体腐葉土を軽く握って崩れず形が残る程度に湿らせてあげましょう。
また腐葉土の量についてはカブトムシがもぐって体全部埋まる量~10センチほど入れてあげるといいでしょう。
②止まり木・落ち葉をセットする
マットのセッティングが出来たら次に止まり木や落ち葉をセッティングします、ちなみに「アオドウガネ」が映ってますが同じ飼育セットで飼育が出来ますよ。
さて止まり木・落ち葉の目的としては「カブトムシが転倒したときに起き上がれること」なので、ひっくり返った時のことを想定して止まり木・落ち葉を設置していきましょう。
逆に何も無い空間があるのはNGです、起き上がれずに死んでしまいます、また上の画像はコクワガタ向けの飼育セットなのでカブトムシの場合もっと大きな枯れ木を入れて挙げると良いでしょう。
③餌の設置
ここまで用意できたら最後に餌の設置をしましょう。
餌置きを用意している場合はその中に、それ以外の場合は極力マットに触れないように設置してあげてください。
またカブトムシが食べやすいところに置いてあげてくださいね!
④カブトムシ投入
ここまで準備が出来たらいよいよカブトムシを投入できます!
優しく入れてあげてくださいね。
またこの時しばらくカブトムシの様子を見てあげましょう、マットに潜りにくそうにしていたら木をどけてあげるなど対処してあげるようにしてください。
カブトムシを飼育する際の注意点
次にカブトムシを飼育する際に気をつけておいたほうがいいことについて紹介したいと思います。
実際これを知らずにカブトムシを全滅させてしまったと言う話も聞きます。
重要なことなのでしっかりと覚えておくようにしましょう。
気温と湿度の管理
カブトムシは「夏の生き物だから暑さに強いんだろう」と誤解する方もいるかもしれませんが、実はカブトムシは暑さには弱い生き物です。
具体的には気温30度以下の直射日光が当たらない、風通しの良い場所に置いてあげるとよいでしょう。
また湿度も高すぎると良くないので注意してあげて下さいね。
ダニ・コバエなど害虫の発生
カブトムシのケージには前に解説したとおりダニやコバエが発生することがあります。
ダニはカブトムシの体液を吸い、コバエの場合繁殖し「線虫」といわれるうじ虫を生んでマットに大量発生することがあります。
これの対処法としては「ディフェンスシートを使って害虫の進入を防ぐ」「ブラシでカブトムシのダニを除去する」「線虫やダニが沸いたマットや落ち葉・木を取り替える」などになります。
餌のチェック
カブトムシは小さいゼリーカップ程度だと一日で簡単に平らげてしまうほどの大食漢です。
飼育してみないとこれはわからないと思いますがほんとまじですぐ昆虫ゼリーなんかは食べつくしてしまうんですよね。
なので基本毎日餌のチェックはするようにしましょう。
触りすぎ
カブトムシを過度な時間触り続けてしまうとカブトムシが弱ってしまい、場合によっては早死にさせてしまうことがあります。
これは「ストレス」がかかるからと言う見方もありますが、触ってる間はずっと動き続けることになるので限界以上の体力を消費させてしまっていると言う可能性もあります。
理由は何であれ触りすぎて死んでしまったという話はよく聞きますので程ほどに触れ合うようにしてください。
フセツ(爪)の引っかき傷
カブトムシには「フセツ」と呼ばれる爪があります、なので触れ合う時には多少注意が必要です。
手に乗せたりした後無理に取ろうとするとフセツにより引っ掻き傷や血が出てしまうような小さな穴が皮膚に開いてしまうことがあります。
解決法としてカブトムシのお尻の部分をチョンチョンすることで歩いてくれるため木などに移し変えてあげると怪我をせずカブトムシにも負担を与えずにすみます。
カブトムシの飼育方法まとめ
いじょうが「カブトムシの飼育方法の解説」となります。
カブトムシの飼育方法についてわかりましたでしょうか?
そうだね!カブトムシの飼育には色々な注意点がありました。
カブトムシを飼育すること自体はさほど難しくはありませんが、気温や湿度・ダニやコバエといった害虫など気をつけなければいけないことは色々ありましたね。
また触りすぎて弱らせてしまったり、フセツ(爪)による怪我やフセツが取れてしまうなどの注意点もありました。
そして一度カブトムシを飼育すると決めたら最後まで面倒を見てあげるようにしましょう!
途中で逃がしてしまうと環境的に問題が起きてしまう場合もあり、そうなると取り返しがつかない事態にまで発展する可能性があります。
そのためにも最後まで面倒はしっかりと見るように心がけてください。
というわけで!この記事では「カブトムシの飼育方法」について解説してきました!
参考になっていれば幸いです!
カブトムシの飼育は最後までしっかりとしてあげましょう!
【この記事に出てきた生き物】
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