【2023年】ウシカメムシを5項目で徹底解説【まとめ】
この記事では「ウシカメムシ」について解説させていただきたいと思います!
中々に独特な見た目のカメムシさんですね。
でも初見ぱっと見でもカメムシだとわかったんですよね不思議なことに。
というわけで!この記事では「ウシカメムシ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ウシカメムシってどんな昆虫?
基本情報
カメムシ目カメムシ科ウシカメムシ属
学名:Alcimocoris japonensis
体長:8㎜~9㎜ほど
成虫が見られる時期:4月~11月頃
生息地:日本(茨城・福井以南)・台湾・朝鮮半島・中国など
よく見られる場所:森林・街中など
ウシカメムシは学名【Alcimocoris japonensis】
体長は「約8㎜~9㎜」ほどのカメムシです。
日本での北限は太平洋側で茨城県、日本海側で福井県より南に生息しています。
森林が主な生息地ですが、都市部の公園などでもたまに見ることができる昆虫です。
特徴について
ウシカメムシは胸部の左右からトゲのような突起が出ているのが特徴のカメムシです。
また体の中部辺りに2つの点のような模様があるのも特徴的ですね。
どうでもいいですが持つと痛そう・・・
名前の由来について
ウシカメムシの名前の由来は先ほど解説した「左右のトゲ」にあると言われています。
このトゲが「牛の角」のように見えることが由来となっているという説があるのです。
確かにぐわっと突き出た感じが牛の角に見えなくもないですね!
レアなカメムシだった
ウシカメムシは過去森林にしか生息していない希少種のカメムシだったという記述があります。
しかし近年は都市部でも見られるようになるなどそこまで珍しいという印象は受けません。
地域にもよりますが、もしかしたら多少生息域などが昔と異なったのかもしれませんね!
食べる物について
最後に食性の解説を、ウシカメムシは「草食」の昆虫です。
主に「アセビ」「サクラ」「シキビ」「ヒノキ」などの汁を吸って生きているのです。
また稀に農作物である「ミカン」等でも吸汁しますが、害虫としての被害はほぼないと言われています。