【2023年】ムスカリの生態や毒性など9つの項目で徹底解説!【まとめ】
みなさんは「ムスカリ」という植物をご存知ですか?ムスカリはまるで「ブドウ」のようなお花を咲かせる植物で、花壇や寄せ植えなどによく用いられています。稀に公園の花壇などにも植えられており、他のお花に負けない綺麗なお花を咲かせています。そんなムスカリについて詳しくまとめていますので是非一度ご覧ください!
今回は「ムスカリ」という植物について解説していきたいと思います!
僕は「kinokonぶらり生き物日記」という生き物探索日記をアップしているのですが、割とよく見かけるんですよねこのムスカリ。
青いお花って少し珍しいのでひときわ目を引くし、よく見るとかわいらしい小さなお花がたくさんついててとても癒されるので好きです!
確かにそうだね!実はブドウに似てるってことでとある別名があるんだけどそれは後で解説しましょう。
というわけでこの記事ではかわいいお花の「ムスカリ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ムスカリってどんな植物?
キジカクシ科ツルボ亜科ムスカリ属
学名:Muscari
草丈:10センチ~30センチほど
開花期:3月~5月ごろ
原産地:東南アジアまたは地中海沿岸地方
用途:花壇・木の株元・寄せ植えなど
ムスカリは学名【Muscari】草丈は10センチ~30センチほどと少し小さめな球根植物です。
3月から5月ごろが開花期で、主に花壇や木の株元、寄せ植えなどに用いられています。
公園の花壇なんかでよく見かける気がしますね!
草丈が低いことから背の高いお花の間に植えられたりしており「名脇役」的なポジションのお花ではないかと思います。
ムスカリが植えられてることで一気に華やかさがまして、色鮮やかな花壇になるんですよね!
もちろん単体でも綺麗ですが、他のお花と一緒に植えることでより魅力が引き立つお花ではないかと思います!
名前の由来について
ムスカリの名前の由来はギリシャ語の「moschos(ムスク)」という言葉が由来となっています。
このムスクというのは「ジャコウ」と呼ばれる香料のことであり、香りが似ていることからこう名づけられたとされているようです。
ちなみに見た目がブドウに似ていることから別名「ブドウヒアシンス」とも呼ばれているようですよ!
元々日本には生えていなかった
ムスカリは元々日本には生息しておらず、1980年頃に持ち込まれたと言われています。
当初は今のムスカリと違い小さい品種であまり人気がありませんでしたが、品種改良により見栄えがよくなり今のようにいたるところで育てられるようになりました!
今ではたくさんの品種があり、花壇をにぎわせてくれています!
たくさんのカラーがある
ムスカリは基本的に青色の花弁のものが有名ですが、上の画像のように「白色」など別の色合いの花を咲かせる品種も存在しています!
詳しく深掘りすると「紫色」「黄色」「ピンク色」「コバルト色」などのムスカリがあるそう!
いろんな色のムスカリだけで寄せ植えを作っても綺麗かもしれませんね!
花言葉について
ムスカリの花言葉には「明るい未来」「通じ合う心」「寛大なる愛」などとても前向きな言葉がつけられています。
一方で「失意」「失望」などなかなかマイナスな花言葉もあり、プレゼントをする場合は少し気をつける必要がありそうです。
ちなみに成長したお花は切花としても広く使われているようですよ!
チューリップと一緒に植えられることが多い
ムスカリは他のお花と一緒に植えられることがあると解説しましたが、その中でも特に同時期に花を咲かせる「チューリップ」との相性がよく一緒に植えられているのを見かけます。
上の画像を見てもらえればお分かりいただけるように、チューリップとムスカリはどちらの良さも殺さず美しい光景を作り出せています!
もちろん寄せ植えの場合でもチューリップとは相性がいいため、ムスカリとチューリップの寄せ植えはよく作られていますよ!
人類最古の埋葬花
ムスカリはイラク北部にある約6万年前のネアンデルタール人の遺跡にて「埋葬花として手向けられた」と言われています。
どうやらムスカリは埋葬花として遺跡にて手向けられたと思われる痕跡が残されており、これが人類で最古の埋葬花ではないかといわれているんだとか!
昔からムスカリの美しさは人々を魅了していたのかもしれませんね!
毒性について
ムスカリについて調べているとよく「毒はありますか?」という質問を見かけるのですが、ムスカリには毒はありません。
触れても全く問題は無いので安心してください!
なんならギリシャやイタリアなどではムスカリの球根部分を調理して食べる郷土料理があるようですよ!
害虫について
ムスカリは基本的にあまり害虫がつきにくく、育てやすい植物なのですが一応害虫がいるにはいるので解説していきます。
ムスカリの害虫としては「ヨトウムシ」「カタツムリ」「ナメクジ」「アザミウマ」「コナジラミ」「エカキムシ」「ネキリムシ」などがあげられます。
見つけたときは適切に駆除をするようにしましょう。
育成情報
ムスカリは先ほど解説したとおりとても育てやすい植物になります。
花壇や寄せ植えなどに用いられるムスカリですが、直植えすると数年間植えっぱなしでも育ち増えていく上水やりも環境によっては必要が無いんだとか!
ただムスカリは日当たりのよい場所を好むため、出来るだけ日当たりのよい場所に植えてあげるようにしましょう!
ムスカリについてのまとめ
いかがでしたか?
ムスカリについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ムスカリには色々な色の品種が存在していました!
個人的に青色のムスカリしか見たことが無かったのでこれには驚きました!
是非ピンク色のムスカリを見てみたいものです!どこかで植えられてないかな。
そしてムスカリは「人類最古の埋葬花」という歴史的に非常に重要な発見をされている植物でした。
昔の人類はなんでムスカリを埋葬花として選んだのか、香りが強い花だったからという説もありますが色々想像してみるのも面白いですね!
今でも育てられているお花ですし、ムスカリって実はめちゃくちゃ歴史のある植物なのかもしれません!
今でも人気な植物ですし、昔の人からずっと受け継がれて来ているのかもしれませんね!
みなさんもムスカリを見つけたら是非よく観察してみてください!
小さなお花一つ一つがかわいらしくて、癒されること間違いなしですよ!