【2023年】ハサミツノカメムシを5項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ハサミツノカメムシ」について解説させていただきたいと思います。
特徴的なカメムシを挙げなさいと言われたら絶対この種か似た種選ぶ人いるでしょうね。
こんな独創的なカメムシそうはいません、ただしハサミは尻からでる。
だって色々変なんですもん。
というわけで!この記事では「ハサミツノカメムシ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ハサミツノカメムシってどんな昆虫?
カメムシ目ツノカメムシ科
学名:Acanthosoma labiduroides
体長:18㎜ほど
成虫が見られる時期:4月~10月頃
生息地:日本(北海道・本州・四国・九州)・朝鮮半島・中国など
よく見られる場所:森林など
ハサミツノカメムシは体長「18㎜」ほどのカメムシの仲間です。
日本では全国的に見られ、主に森林付近に生息しています。
ただ比較的に平地に近い場所で見られるため、見かける機会もそれほど少なくはないありふれた昆虫と言えます。
名前の由来について
ハサミツノカメムシの名前の由来はその見た目にあります。
まず「ハサミ」はご存じ尻から出る突起が由来。
「ツノ」については左右に大きく出っ張った胸部の出っ張り(側角)が由来になっているようです。
ハサミについて
ハサミツノカメムシの一番の特徴であるお尻の「ハサミ」は、実はオスのみが持っている器官になります。
このハサミを使って交尾時にメスを逃がさないようにするんだそうです!
まさかただの飾りではなく挟むことも出来るとは・・・・
灯火に集まる
ハサミツノカメムシは「灯火」に集まる走行性の習性があります。
この種は昼行性なのですが、ネット上の経験談によるとライトトラップに飛来したんだとか。
カメムシって何となくお昼の昆虫ってイメージありますが、夜に活動することもあるんですね。
ヒメハサミツノカメムシとの違い
ハサミツノカメムシには「ヒメハサミツノカメムシ」という見た目・名前が似た種がいます。
この二種は「ハサミ」に違いがあり、ハサミツノカメムシはこのハサミが直線にまっすぐ伸びます。
一方ヒメハサミツノカメムシはこの角が「ハの字」に生えるので簡単に見分けることが可能です。
食べる物について
ハサミツノカメムシは「草食」のカメムシになります。
幼虫成虫共に「ミズキ科」「ミカン科」「ウルシ科」などの植物の汁を吸って生きてます。
サンショウとかくそ辛そう・・・