カブト・クワガタ飼育用落ち葉の選び方・おすすめランキング4選!実は重要なアイテムだった!
カブトムシやクワガタムシを飼育する時に実は重要なアイテム、それが「落ち葉」になります!
皆さん昆虫飼育に落ち葉使ってますか?大体の飼育指南書には使うよう書かれていますよね。
でもあれなんで使うよう言われているんでしょう?無くてもよくないですか?
そんな大げさな・・・と思うかもしれませんがこれやってないショップでヘラクレスオオカブトのメス死んでしまってるの見たことあります・・・
というわけで!この記事では「カブト・クワガタ飼育用落ち葉のメリットや選び方・おすすめランキング4選」をご紹介していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
カブト・クワガタ飼育用落ち葉の選び方・おすすめランキング4選
落ち葉を使うメリット
【カブトムシ】
カブトムシやクワガタムシを飼育する際「落ち葉」が必要だとよく言われますが、そもそも何故必要なのでしょうか?
これには大きく3つの理由があります、意外なことに落ち葉を入れなかった結果「死亡」させてしまうというケースもあるのです!
一体どういうことなのか、詳しく解説していきましょう。
①ひっくり返った時の足場になる
カブトムシやクワガタムシはひっくり返ってしまうとなかなか自分では起き上がることができません。
また起き上がろうと暴れた結果衰弱して死んでしまう事もあるのですが、落ち葉をたくさん入れておくとそれを防止することができるのです!
同様に「止まり木」「エサ皿」なんかも同様の理由で一緒に入れられます、落ち葉はただのレイアウトではないのです。
②お布団として使われる
カブトムシやクワガタムシは落ち葉をお布団のようにして、下にもぐって休息をとることが知られています。
要するに睡眠をとっているのですが、落ち葉が無いとストレスが溜まってしまい早死にしてしまうとも言われているのです。
これに関しては確証があるわけではないですが、隠れるところが無いのはかわいそうですよね。
③腐葉土を保湿してくれる
カブトムシやクワガタムシは基本的に「腐葉土」で飼育するのが一般的になります。
ただたまに霧吹きをしないと乾いてしまうんですよね、夏は特に乾くスピードが速いです。
しかしこの落ち葉を敷いていれば保湿してくれるので霧吹きの頻度を減らすことができます、結構ありがたいんですよねこれ。
自分で拾ったのは使っちゃダメ?
落ち葉について「その辺に落ちてるのじゃダメなん」という疑問が一度は浮かぶのではないかと思います。
これに関しては全然OKです、実は僕も拾ったやつを購入分と合わせて使っているのですが一応デメリットもあったりします。
正直買ったほうがいいくらいめんどくさいんですよね色々。
①他の生き物がくっついている可能性がある
落ち葉を拾うということはそれなりに自然が豊かな場所ではないかと思いますが、当然他の生き物も生息しています。
そのため落ち葉に他の生き物や卵がくっついた状態で持ち帰ってしまい、飼育ケース内に大発生してしまうなんてこともあるのです。
後単純に拾った葉っぱの裏にナメクジとかついてることもあります、生き物それなりに大丈夫じゃないと厳しいかもしれませんね。
②拾う際思わぬ怪我をすることも
【ニホンマムシ】
落ち葉の下には様々な生き物が生息しています、ナメクジなんかも出てきますが「毒持ち」の生き物が出てくることもあるのです!
特に多いのは「ムカデ」でしょう、街中でもしょっちゅう見かけますし噛まれると1週間ほど激痛を伴います。
また「マムシ」が潜んでいるケースもあり結構危険だったりするのです、まぁこれはめったにないとは思いますが過去落ち葉の下から出てくるの見たことあります・・・
③洗って干す手間がかかる
【ミヤマクワガタ】
落ち葉を拾ったらそのまま使う人もいるかもしれませんが、これだと①のデメリットが起きかねないので一度洗って干すことをおすすめします。
しかしただでさえ破れやすい落ち葉を洗って、それを乾くまで干すの結構めんどくさいんですよね。
数枚ならともかく数十枚規模になるでしょうから時間もかかります。
④拾いに行くのに時間を使う
【コクワガタ】
これはデメリットというか、そもそも落ち葉を拾いに行く時間が無いという人も多いのではないかと思います。
特に都会の場合そもそも落ち葉がある場所が遠かったりしますもんね。
上記のデメリットもありますし、休日潰して落ち葉を取りに行くという事自体がデメリットとも言えるでしょう。
と、デメリットとしてはこれくらいでしょうか。
一応メリットとしては無料手に入るというところはありますが、手間も多いため働いていると難しいこともあるでしょう。
落ち葉を購入なんてバカらしいと思うかもしれませんが、案外無しではないんですよねこれが。
落ち葉を選ぶ時の注意点について
落ち葉って意外と用途が広くて、調べてみると植物の成長を助ける「堆肥用落ち葉」なんてものもあります。
ただ選ぶ時には「昆虫用品」と書かれたものにしてください、というのも昆虫によくない成分が入っている可能性があるためです。
下手に別の用途の落ち葉を購入して全滅、なんて笑えませんので昆虫用とされているものを使用することをおすすめします。
落ち葉のおすすめランキング!
【三晃商会 枯れ葉マット 】
ここからは落ち葉のおすすめ商品をランキング形式でご紹介していきたいと思います!
値段も数百円程度と非常に安価です、基本的には昆虫用品に定評のある企業から選んでいますので安心です!
是非参考にしてくださいね!
第4位 100円ショップの落ち葉
実は100円ショップでも昆虫飼育用の落ち葉が販売されていたりします。
実際にダイソーの商品を使ったことがありますが、特に何の問題もなく使用が出来ました。
ただ大体落ち葉って100円~200円とどこも同じくらいの値段なので、100円ショップがダメという話ではないのですが実績ある企業の商品を使うことをおすすめします。
価格 | 110円 |
第3位 フジコン 木の葉のかくれが
天然の広葉樹から落ちた落ち葉を使用、約12gほどの内容量となっています!
ホームセンターでよく見かける昆虫飼育用落ち葉ですね!
価格 | 100円~200円ほど |
第2位 マルカン 木の葉のおふとん
マルカンは昆虫飼育している人で知らない人いないレベルで有名な企業ですね!
主に「クヌギ」「ナラ」など広葉樹の葉っぱを使用しており、約18gほどの重量となっています!
価格 | 100円~200円ほど |
第1位 三晃商会 枯れ葉マット
こちらの商品も実際に使ったことがあります!昆虫用品を探していると必ず目にする三晃商会の商品です!
約30gの天然枯れ葉を使用!購入したらそのまま使えます!
割とホームセンターにも置いてありますよ!
値段 | 100円~200円ほど |
他の昆虫飼育にも使える
【アオドウガネ】
ここまでカブトムシやクワガタムシにおすすめ!と書いてきましたが、実は同じようなセットで飼育できる種であれば紹介した落ち葉を使用することができます。
具体的には「コガネムシ」「カナブン」「カミキリムシ」「コメツキムシ」などなど様々な昆虫に使用することが可能です!
基本的に枯れ葉の下に隠れるような昆虫にはほぼ使えると言っていいでしょう。
落ち葉の敷き方について
【ノコギリクワガタ】
最後に落ち葉の敷き方について解説させていただきたいと思います。
基本的には腐葉土やハスクチップが見えないくらいまで敷き詰めるのがいいでしょう、器用に潜っていくのを見るのも楽しいですよ。
そして長く飼育していると落ち葉が無い場所が出来てしまうので、見つけ次第戻してあげるようにしてください。
まとめ
いじょうが「昆虫飼育用落ち葉の選び方・おすすめランキング4選」の解説となります!
昆虫飼育用落ち葉の選び方・おすすめランキングについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!落ち葉は自分で拾ったものを使ってもいいのですが、色々デメリットがありました。
まぁ大半がめんどくさいよねって話でしたね、洗って干さないと別の虫が発生する可能性もありますし。
とはいえキャンプ感覚で森林公園などにリフレッシュがてら行ってみるってのおすすめです、結構癒されますよ!
そして購入する際は出来る限り「昆虫用品」として販売されている落ち葉を選ぶことをおすすめさせていただきました。
下手なもの買って全滅なんて笑えないですからね、数百円で購入できますし下手なリスク犯すよりしっかりその道の商品を選びましょう。
おすすめとしては腐葉土から1~2㎝ほどは乗っけるといいと思います!
というわけで!この記事では「昆虫飼育用落ち葉の選び方・おすすめランキング」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
落ち葉はカブトムシやクワガタムシをお迎えする前に用意するようにしてくださいね!