【2023年】ナナホシテントウを8個の項目で徹底解説!【まとめ】
今回は誰もが知っているあの昆虫!「ナナホシテントウ」について紹介していきます!
単に「テントウムシ」と呼ばれることが多い種類です!
日本では一番有名なテントウムシであり、おそらく全国民が触れ合ったことのある昆虫ではないでしょうか?
そうだね!痒いなと思ったらテントウムシが体で迷子になってることもあるので指に乗せて飛んでいくのを待ちます。
主に春先に多い気がしますな!
そんなわけでこの記事では「ナナホシテントウ」について詳しく解説していきますので、是非最後まで見ていってください!
ナナホシテントウってどんな昆虫?
テントウムシ科
学名:Coccinella sepempunctata
体長:5~9ミリほど
時期:春
生息地:日本・アジア・ヨーロッパ・北アフリカ
よく見られる場所:アブラムシがいるところ
ナナホシテントウは学名【Coccinella sepempunctata】体長5ミリ~9ミリほどの小さな昆虫です!
日本・アジア・ヨーロッパ・北アフリカにも生息している、実は日本だけでなく世界規模で有名なテントウムシです!
日本では「ナミテントウ」という種類のテントウムシのほうがよく見られるようですが、これには地域差があるようです。
ナナホシテントウの名前の由来について
ナナホシテントウの名前の由来は背中の7つ黒い模様にあります。
これを星に見立てて七つの星を持つテントウムシ「ナナホシテントウ」と言われるようになったと言われているのです!
背中に七つの星を持つテントウムシ・・・・なんかくそかっけぇなあ!
模様は実は警戒色
ナナホシテントウと言えば赤い体に黒いまん丸な点が特徴の非常に可愛らしい昆虫ですよね!
しかし実はこの模様は「警告色」であると言われています。
警告色とは簡単に言うと「俺に近づくor触れると痛い目見るぜ!」っていう相手への忠告の意味合いがある色になります。
指を上に立てると飛んでいく
ナナホシテントウに限らずテントウムシは枝の先端や指の先端に到達すると飛び立つ性質があります!
小さいころに遊んだことがある人も多いのではないでしょうか?
テントウムシは棒の先などから「お天道様」に向かって飛んでいくように見えるため「テントウムシ」と名づけられたと言う話もあるんですよ!
黄色い汁を出す
ナナホシテントウを触っていたら突然手に黄色い汁を出されたって経験した事はありませんか?
ナナホシテントウに限らずテントウムシは身の危険を感じると体から「苦くて臭い黄色の汁」を自衛のために出します。
とっても苦いので鳥はテントウムシを食べないらしいですよ!
死んだふりをする
ナナホシテントウは身の危険を感じると先ほど紹介した黄色い汁を出すのですが、その他にも「死んだふり」をすることがあります。
足を畳んでひっくり返って動かなくなるのです!
ただ大抵1分もすれば動き出すので人間相手には無意味ですね(笑)
幼虫の姿について
みなさんテントウムシの「幼虫」って見たことはありますか?
実はテントウムシの幼虫って成虫とは似ても似つかない見た目をしているんですよね。
それが上の画像の昆虫なのですが、あまり目立たないので初めて見たって方も多いのではないでしょうか?
ナナホシテントウのエサについて
ナナホシテントウは幼虫・成虫共に「アブラムシ」を食べます!「ハダニ」という昆虫を食べることもあるようですね。
なのでナナホシテントウはアブラムシのいる植物の近くで見つかることが多いです!
運がよければお食事中のテントウムシを見ることが出来るかもしれませんね!
ナナホシテントウの飼育情報
ナナホシテントウは先ほども紹介したとおり「アブラムシ」を食べる昆虫です。
ですのでナナホシテントウを飼育するには生きたアブラムシを採集する必要があります。
アブラムシの採取が厳しい場合にはナナホシテントウの飼育は難しいかもしれませんね。最悪幼虫同士で共食いをしてしまいます。
逆に言えばアブラムシさえ確保できてしまえばナナホシテントウの飼育は簡単です!
用意するものとしてはアブラムシが逃げられない飼育ケース(ディフェンスシートを挟むなど)と床材(腐葉土など)アブラムシのついた植物、転倒防止の木の枝や葉っぱなどです!
アブラムシのついた植物はたまに交換してあげましょう!
ナナホシテントウについてのまとめ
いかがでしたか?
ナナホシテントウについてわかりましたでしょうか?
そうだね!親しみやすい見た目のナナホシテントウですが、実は警戒色として機能していました!
自然界ではあの色合いが役に立っているのでしょうか?
そんなナナホシテントウは死んだふりや臭くて苦い黄色い汁を出すなど自衛の手段に優れていましたね!
勇気がある方はほんのちょっぴり黄色い汁舐めて見てはいかがでしょうか・・・
また飼育については基本的にアブラムシさえ与えられれば簡単に飼育が可能でした!
興味があれば飼育して見ると面白いでしょう!
アブラムシを食べているところを是非観察してみましょう!