【生きた化石】ピラルクの生態を解説!名前の由来や寿命など詳しく紹介!
みなさんは「ピラルク」というお魚をご存知ですか?ピラルクは世界最大の淡水魚の1種とされており、なんと3メートルを越える巨体にまで成長することがあります!主にアマゾン川などに生息しているのですが、なんと日本の水族館でも見られるので見られなくなる前に見に行くのがオススメ!というわけでこの記事では「ピラルク」について詳しくまとめています!是非一度ご覧ください!
今回はデカすぎてギョエーーッ!?な「ピラルク」について解説していこうと思います!
このピラルクという魚はなんと平気で人間より大きくなってしまうギョエーなお魚なのです!
上の画像の個体がどれくらいのサイズかはわかりませんが、背景の岩と比べた感じ相当大きそうですね。
こんなん近所で泳いでたら腰抜かしますわw
さて!この記事ではそんな鬼デカい「ピラルク」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ピラルクってどんなお魚?
アロワナ目アロワナ科へテロティス亜科
学名:Arapaima gigas
体長:2メートル~3メートルほど
生息地:南米アマゾン川など
よく見られる場所:沼地・ゆるやかな流れの水域など
ピラルクは学名【Arapaima gigas】体長は大きい個体で驚愕の3メートル越えにもなるとんでもなく大きなお魚です!
日本には生息しておらず、主に南米のアマゾン川などに生息しています!
この大きさで実は「淡水魚」なんですね!アマゾン川のでかさがよくわかります!
名前の由来について
ピラルクの名前の由来は現地の言葉にあります。
ピラルクの「ピラ」はお魚という意味で、「ルク」に該当する「ウルク」は現地で赤い染料が取れる木の実が由来となっています!
つまり現地の言葉で言うと「赤い魚」となるわけですね!ピラルクのうろこは体の後半部分に赤みが生じるので赤要素はそこから来ているのでしょう!
うろこがデカい!
ピラルクは体長が2メートル~3メートルと非常に大きいお魚ですが、なんとうろこも化け物級にでっかいんです!
その大きさはなんと大きなもので「約10センチ」にもなります!大きい上にめちゃくちゃ硬いんだそうです!
ちなみにピラルクのうろこは現地のお土産にされたりキーホルダーにされたり、形状と大きさから「靴べら」としても使われることがあるんだそうですよ!
5メートルを超えたと言う噂について
ピラルクは大きなもので3メートル超えという、ただでさえでっかいお魚なのですが実はそれをはるかに上回ったとされる噂があります!
なんと「4.5メートル」「5.2メートル」の個体がいたとされているのです!川にですよ!?やばすぎる・・・・!
・・・なのですがこの話はあまり信憑性がなくあくまでも噂なのだそうです。
生きた化石と言われている
ピラルクは「生きた化石」と呼ばれているお魚の一種になります!
ピラルクは約1億年前から姿が変わっていないといわれており、1億年前からこの姿のまま生き残ってきた猛者であると考えられています!
確かに見た目が現代の生き物とはかけ離れてますもんね!納得ですわ!
空気呼吸が出来る!
ピラルクは正真正銘のお魚なのですが、なんと「空気呼吸」が出来てしまうお魚になります!上の動画では一瞬で空気を吸い込んでいるのがわかりますよ!
普通魚は「エラ呼吸」といって、水をエラに通すことで酸素を取り込み呼吸をするのですが、ピラルクの場合うきぶくろが哺乳類の肺に似た仕組みになっているため直接水面から空気を吸って呼吸が出来てしまうのです!
ピラルクがどれだけ規格外なお魚なのかがよくわかりますね。
子供のお世話をする
ピラルクは非常に面倒見がいいお魚です!
ピラルクはオスメス揃って幼魚の面倒を見ることが知られており、幼魚は群れて水面を泳ぐのですがそれを下から見守るんだそうですよ!
とっても育児熱心なお魚なんですね!
現地では食用にされている
大きいピラルクは現地では「食用魚」として昔から食べられてきた魚になります。こんなんどうやって捕まえるんや・・・。
日本ではピラルクが「ワシントン条約」で守られているため食べることが出来ませんが、現地では高級魚として重宝されているんだそうです。
一方でピラルクは個体数が減少しているため保護が進んでいる一面もあります。
餌について
ピラルクは肉食性で主に小魚などを捕食して生きています。
上の動画でピラルクが食事しているシーンを見られるのですが、めっさ気持ちがいいくらい「ズボアァ!!!」って獲物吸い込むんですよね。
後なんかおとなしいしお顔かわいいですね!
寿命について
ピラルクの寿命は「約15年~20年」ほどであるといわれています!
なんか意外と短く感じる寿命ですね。100年とか生きそうなのに。
それなら成長も遅いのかと思いきや、なんとピラルクはたった5年で2メートルを越すんだそうです!成長早すぎ!
見られる施設について
めちゃくちゃ大きくて生きた化石の異名もあるピラルクさんですが、なんと日本でも見ることが出来ます!
日本には生息していないので水族館で見ることができるのですが、これが結構たくさんの水族館で飼育されているんですよ!
下にピラルクが見られる水族館の検索サイトを貼り付けておきますので興味があれば見に行ってみてくださいね!
飼育が出来るお魚!
ピラルクが日本で見られるという話だけでも驚きなのですが、なんと幼魚が普通にペットショップに並んでいることがあったりします!
なので個人でも飼育が可能なのですが、ここまで読んでくれた方ならお分かりのとおりアホほどでっかくなるためそもそも水槽自体用意するのが困難になります。
飼育下では野性ほど大きくはならないようですがそれでも1~2メートルにはなりますし、水もたくさん必要で餌代までかかるのでまず個人で飼育するのは無理があるでしょう。
ピラルクについてのまとめ
いかがでしたか?
ピラルクについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ピラルクは大きなもので3メートル以上にもなるめちゃでか淡水魚でした!
噂として5メートルの個体が居たというものがありましたが、実際どうなんですかね?
実際いたら大発見なんだろうなあ!見てみたい!見つけてみたい!
そしてピラルクは「生きた化石」の異名を持っており、約1億年前から姿が変わっていないと考えられています!
見た目もなんか現代のお魚とは違う感じもありますし、空気呼吸できる点からもやっぱり今の生き物とは違う感じがしますよね!
昔はもっと大きなのとかいたのかなあとか想像が掻き立てられて面白いです!
と言うわけで!この記事では「ピラルク」について解説していきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
近くにピラルクが展示されている水族館がある方は是非一度見に行ってみてくださいね!