【残虐】ペンギンを蒸す機械を7つの項目で徹底解説!油が理由だった?
【イワトビペンギン】
この記事では「ペンギンを蒸す機械」と呼ばれる過去の痛ましい機械について解説していきたいと思います。
ペンギンを蒸す機械は19世紀末~20世紀初頭に使われたもので、文字通りペンギンを「蒸す」という使われ方をしました。
しかし「蒸す」というのは生易しい表現と言わざるを得ない表現方法と言えますね。
これについてしっかり話すには説明しなくてはいけないことがたくさんありますので本文でしっかりと解説していきましょう。
ということでこの記事では「ペンギンを蒸す機械」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ペンギンを蒸す機械とは?
正式名称について
【イワトビペンギン】
ペンギンを蒸す機械の正式名称は「スチーム・ダイジェスター(スティーム・ダイジェスター)」と言います。
この機械は簡単に説明すると「圧力調理器」で、密封された機械の中で高温の蒸気を使い調理をする調理器具です。
この機械自体は17世紀に発明された調理器具で、その蒸気は動物の骨すらも溶かして分解してしまうほどの高温なんだそうです!
ペンギンを蒸す理由
【オウサマペンギン】
機械の名前がわかりましたので本題、そもそも何故ペンギンを蒸す必要があるのでしょうか?
これはペンギンから「油」を精製するためになります、この油は意味そのままで「ペンギンオイル」と呼ばれるものです。
19世紀末~20世紀初頭は石炭や薪などが高価であり、それより安価で入手できるペンギンオイルは節約のために使われていたと言います。
【イワトビペンギン】
ちなみにペンギンオイルは「石鹸」や「灯油」として使われていたようです。
今でこそお金さえあれば油なんて簡単に購入することができますが、ペンギンオイルが商売として成り立つくらいには当時油が貴重だったということですね。
またこのペンギンオイル商法で莫大な利益を得た業者もあるんだとか。
何故ペンギンなのか?
【ミナミイワトビペンギン】
まずそもそもの話として、数いる動物の中で何故ペンギンの油が選ばれたのでしょうか?
これはペンギンの脂肪が多いためになります、イワトビペンギンなら1羽から0.5リットルも取れたりするらしいですよ。
そして実は他にもペンギンオイルより高価な油として「オットセイ」や「アザラシ」「クジラ」の油もありました、昔は本当に油が貴重だったんですね。
イワトビペンギンの被害が甚大
【イワトビペンギン】
ペンギンを蒸す機械の犠牲になってしまったペンギンは何種かいますが、特に「イワトビペンギン」の被害が甚大でした。
なんとイワトビペンギンはペンギンオイルのために「6つの島の繁殖地が全滅する」という恐ろしい被害が報告されているのです。
そしてたった16年で合計約500万羽ものペンギンが命を落としたと言われています・・・
ペンギンを蒸す方法(閲覧注意)
【イワトビペンギン】
この項目ではペンギンを蒸す方法について解説していくのですが、あまりにも暴力的かつ残虐なのでダメな人は飛ばしてください。
大丈夫でしょうか?では説明させていただきます。
まずほぼ無抵抗のペンギン達を捕獲して網へと集めるのですが、蒸す機械に入れるまえに固い棒などで殴り殺してしまいます。
その後ペンギンを蒸す機械にペンギンの亡骸をいれ、高温の蒸気で蒸していきます。
体が溶け骨が溶け・・・油が分離し「ペンギンオイル」として精製、販売するといったイメージでペンギンは利用されます。
予想以上に残酷な方法ですよね・・・僕も絶句しました。
ペンギンを蒸す機械の現状
そんな残酷な「ペンギンを蒸す機械」ですが現在は使われておらず、ペンギン達も捕獲が禁止されています、本当に良かった!
しかし現在でも機械自体はそのまま残っていて、過去その周りでペンギンが繁殖している画像が話題になりました。
その画像自体は平和そのものですが、やはりそれだけの気持ちでは見られないんですよね。
ペンギンを蒸す機械がある場所
【イワトビペンギン】
ペンギンを蒸す機械で一番有名なのはオーストラリアの「マッコーリ島」にある機械になります。
また「フォークランド諸島」にも同様の機械があるようで、こちらは「トライポット」と呼ばれているみたいですね。
先ほども解説したとおり機械自体はまだ存在しています、見に行けるかはわかりませんが画像ならネット上でも見ることができますよ!
ペンギンを蒸す機械についてのまとめ
いじょうが「ペンギンを蒸す機械」についての解説となります。
ペンギンを蒸す機械やその歴史についてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね、ペンギンを蒸す機械は「ペンギンオイル」を精製するために使われた機械でした。
この油を得るためにペンギンを捕獲し棒で殴り殺した挙句体をドロドロに溶かすなんて常軌を逸していましたね・・・
今と昔では油の価値が違うので一概には言えませんが、油のためだけに殺されたペンギンが可哀そうでなりません・・・
そんな恐ろしいペンギンを蒸す機械ですが現在はペンギンは保護されておりもう使われてはいませんでした。
これは何度も言いますが本当に良かったです、今でも使われていると考えるだけでぞっとします・・・・
本当に一年遅いだけでも手遅れになっていたかもしれません、本当に良かった・・・
というわけで!この記事では「ペンギンを蒸す機械」について解説をしてきました!
参考になっていたら幸いです!
ペンギンを見る機会があれば是非観察してみてくださいね!