クモヘリカメムシ生態・豆知識4選!イネの大害虫である点など徹底解説!
みなさんは「クモヘリカメムシ」という昆虫をご存知ですか?クモヘリカメムシは体が長細いカメムシでよく草むらで見かけます。実はイネの大害虫で、稲穂を吸汁して育たなくしてしまうことから農家さんからはえろう嫌われている昆虫でもあります。そんな「クモヘリカメムシ」についてこの記事では詳しく解説していますのでよければ是非ご覧ください!
みなさんは「クモヘリカメムシ」というカメムシをご存知ですか?
クモヘリカメムシはよく田んぼの近くで見かけるので、田んぼ周辺に住んでいる人にとっては身近なカメムシでしょう。
僕の家にも夏になったら夜網戸にきますよ。
びびるんだよなああのサイズが急に家の中飛んでたら・・・・
というわけで!この記事では「クモヘリカメムシ」について詳しく解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
クモヘリカメムシってどんな昆虫?
ホソヘリカメムシ科クモヘリカメムシ属
学名:Leptocorisa chinensis
体長:1.5センチほど
時期:6月~11月頃
生息地:日本(本州以南)・台湾・朝鮮・中国など
よく見られる場所:田んぼ・草原など
クモヘリカメムシは学名【Leptocorisa chinensis】体長は1.5センチほどの細長いカメムシです!
日本では本州以南に生息し、成虫は「6月~11月」ごろに見られます!
主に「草原」で見ることが出来る昆虫です!
名前の由来について
クモヘリカメムシの名前の由来は「長い足」にあります!
クモヘリカメムシは非常に長い足を持っており、これが「クモ」のように見えることから名がつけられました!
ただ「ヘリ」についてはわかりませんでした、結構この名前ついてるカメムシいるんですが・・・
イネの害虫
クモヘリカメムシは「イネの害虫」として悪名高いカメムシになります。
ストロー状の口を稲穂に刺して吸汁するのですが、稲穂がまだ未熟な場合実らなくなること(青立ち症)があるため非常に嫌われているカメムシなのです。
イネの害虫は数多くいますが、その中でも特に深刻な被害を出すことで有名です。
死ぬと変色する
クモヘリカメムシは生きているときは黄緑色に茶色い羽をしているのですが、死んでしまうと色が変わってしまうカメムシになります。
クモヘリカメムシは死んでしまうと全身が「汚黄色」になるんだそうです!
これ知らないと別のカメムシの死骸だと思ってしまいますね。
餌について
クモヘリカメムシは害虫の項目でも解説したとおり「草食」の昆虫になります。
具体的には「イネ」「オヒシバ」「メヒシバ」「エノコロクサ」などなどの「イネ科植物」を吸汁して生きています。
ただ稀に「ミカン類」などの果実を吸うことがあるんですって!グルメですねー
クモヘリカメムシについてのまとめ
いじょうが「クモヘリカメムシ」についての解説になります!
クモヘリカメムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね、クモヘリカメムシはイネの害虫として名高いカメムシでした!
それなりに数も出るので駆除も大変でしょうね・・・・
最悪葉っぱだけ成長して穂が育たないという悲しい事件が起こりかねません。
そんなクモヘリカメムシは死ぬと色が変わってしまうカメムシでしたね。
生きているころは結構鮮やかな色してるのでもったいないんですよね。
案外動かないので観察もしやすいし。
というわけで!この記事では「クモヘリカメムシ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
クモヘリカメムシを見つけたら是非観察してみてくださいね!