SNSで生き物の生息地を教えるのはマナー違反!?生き物好きが教えるネットの危険について!
皆さんはSNSで「生き物」の投稿をみたことはありますか?好きな方なら見た事があるかもしれませんね!そんな生き物ですがたまに生き物の「生息地」に関する投稿が見られます。実はこれ大変危険でとんでもないことになりかねないことなんです!最悪その生き物が「絶滅」することだってありえます!この記事ではそんなSNSの暗黙の了解について解説しています!間違いを起こす前に是非一度読んでみて下さいね!
みなさんはTwitter・インスタグラムなどのSNSを利用されていますか?最近は様々なSNSが発展し、毎日大いに盛り上がっていますよね!
投稿者としておしゃれなカフェの料理や景色のいい観光地などをSNSでアップしたり、閲覧者としてSNSを見て感動したり笑ったりと投稿者・閲覧者共にとても楽しめる素敵なコンテンツですよね!
そんな楽しいSNSですが、一つ使い方を間違えると取り返しのつかないことになってしまうことがあります。
その中でも今回は生き物関係の投稿に見られる「生息地」についての危険性を解説していきます。
みなさんはSNSを使っていて「このお店の料理美味しそう!」「この観光地ってどこにあるのかな?」なんて疑問を持ったことはありませんか?
そして中には気になって投稿者に聞いたことがある方もいると思います。
そうだね!今まで知りようが無かったことについて知る機会ができる、これはSNSの最高の利点とも言えます!
しかしこれには落とし穴があります。実は生き物の「生息地」の聞き込みについては暗黙の了解で「タブー」とされているのです。
というわけでこの記事では「生息地を聞くのがなぜダメなのか」についての理由や危険性について詳しく解説をしていきます!
ネットで生き物の生息地を教えてはダメな理由
軽く自己紹介しますと僕ことkinokonは生き物が大好きで、休日は釣りや昆虫採集に出かけたりもしています!
そして生き物好きが高じてこの生き物ネットというブログを立ち上げた生き物大好きマンなのです!
さてそんな生き物大好きマンなのですが、ブログの運営をするに当たって「Twitter」を運営しています。
僕のツイッターでは毎日様々な生き物好きがたくさんの楽しいツイートをしていて、見ていてとても楽しいです!いいねアホほどつけています(笑)
しかしたまにこういうツイートが見られるんですよね。
それが「この生き物はどこで採集しましたか?」「この生き物はどこで見ましたか?」などのツイートです。
そう、別にこのツイートは悪気があってしているものではもちろんありません。
そしてそんなコメントを受け取った投稿者も「わざわざ聞いてくれたんだから教えてあげよう・・・・」と生息地を教えたくなることもあるでしょう。
しかしだからと言って生息地を教えてしまった場合、時としてとんでもない被害を生むことになりかねないのです。
生息地をネットに載せる危険性について
冒頭で飲食店や観光地のSNS投稿についてお話をしました。
そこには魅力的なものがあり「行ってみたい」と思うこと少なくは無いと思います。
同様に好きな生き物が生息している場所の投稿でも興味がある人は行ってみたいと思うはずです。
しかし生き物の生息地は多くの場合が「未開発の土地」であり、要するに「自然」となります。
そしてそこにその生き物を一目見よう・採集しようとSNS投稿で生息地を教えてもらった人たちがたくさんやってきたらどうなるでしょうか?
一人二人ならたいした事はありません。しかしSNSは世界中の人が見ることが出来ます・・・ということは・・・・?
そのとおり。SNSとは稀に爆発的に閲覧者が増加することがあります。いわゆる「バズる」というやつですね。
そしてバズった投稿の中に生息地を書いてしまっていた場合、どうなってしまうかは想像がつきますよね?
それを見た人は「僕も欲しい!」「私も見たい!」「ここにいけば採集出来る!」とその生息地に押しかけてしまう可能性があります。
それめっちゃいい例えだね!そのとおり、そして本当に恐ろしいのがその生き物が「絶滅危惧種」などに指定されているような貴重な生き物の場合です。
保護されている生き物ならともかくそうではない場合は冗談抜きで「1つの投稿がその生き物を絶滅に追いやる事だってある」のです。
これがネットで生息地を教える際のデメリットとなります。
個人チャットで聞かれた場合
生き物についての投稿をしていると稀に個人チャットで「どこで捕まえたんですか?」「どこで見つけたんですか?」などのコメントが来ることがあるようです。
別に聞いてはいけないというわけではないのですが、あまりよく思われない方が多くよく苦情を目にします。
とはいえほとんどの場合聞いてきた側の人が失礼な態度をとったって話なんですが・・・・
ネットであってもしっかり礼儀はわきまえましょうね!
それはそうと個人チャットで生息地を聞かれた場合についても生息地を教えるのはあまりおすすめは出来ません。
一人だけにしか教えないからいいじゃん!と思うかもしれませんが、もしかすると聞いてきた人が生息地を広めてしまう可能性があります。
その他のデメリットについて
生息地をネットの人に教えるデメリットはその生き物や自然が危険にさらされると言ったものでしたが、実はそれ以外に「投稿者も危険な目にあう」可能性があります。
というのも生息地を投稿で話してしまった場合、下手をしたらその情報と他の投稿から行動範囲や自宅などがばれてしまう可能性があります。
恐ろしい話投稿内容や投稿写真だけである程度の地域を割り出すことが出来る人がいるらしいのです!
またそれ以外にも生息地の周辺にお住まいの方々にも迷惑がかかることがあります。
公共の施設内ならともかく突然見知らぬ人たちが家の近く散策し始めたらめちゃくちゃ怖いですもんね。
このように生息地の投稿は生き物だけでなくその周りにお住まいの方や自分自身についても迷惑・危険を伴いますので極力生息地をSNSに投稿するのは控えるようにしましょう。
例外について
結論として個人的にはSNSで生息地を聞くことについてはトラブルの元なのでやめたほうがいいでしょう。
もちろんSNSで生息地を投稿するのはもってのほかです。
しかし聞いてきた人が「絶対の信頼の置ける方」なのであれば、100歩譲ってですが教えてもいいのではないかと思います。
もちろん教えないに越したことはありませんが、どうしてもと言う場合もあるでしょう。
くどいようですがよっぽどの場合を除いて生き物の採集地は他人に教えるべきではありません。
「そこに生息している生き物の危険」「あなたや近くに住んでいる方の危険」のリスクを考えた上で生息地を教えるべきかを考えるようにしてくださいね。
生息地をネットに載せる危険性についてのまとめ
いかがでしたか?
生き物の生息地をネットに載せる危険性についてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね、生き物の生息地をネットの人に教えると言うことはその生き物にとってもその周辺に住む人にとってもあなた自身にとってもかなりのリスクを及ぼすことがわかりました。
実際ネットではないですが過去に大勢が生息地に押しかけ採集したことにより急激に数を減らし絶滅危惧種になってしまった生き物が存在します。
その生き物とは「オオクワガタ」です。皆さんご存知ですよね。
このような実例もあり、生息地のネット公開は生き物関連のツイートをする方にとっては暗黙の了解でタブーとなっています。
僕自身、一度も生息地を晒したことはありません。リスクが恐ろしいですからね。
この記事で皆さんも生息地をSNSに投稿することのデメリットが痛いほど分かっていただけたのではないかと思います。
そう、仮に生息地をSNSに投稿してその生き物に何かあった場合、間違いなくその投稿をした人は叩かれてしまいとんでもないことになるでしょう。
もし家まで特定されてしまった場合、そして顔写真を撮影されネットに晒された場合・・・・もう考えたくはありませんね。
今生き物の投稿をしてる人もこれからその世界に入る人も、是非この記事の内容を覚えていただいて楽しい生き物SNSライフを過ごしてくださいね!