ツクツクボウシの生態・豆知識4選!名前の由来や鳴き声など徹底解説!

2019年8月18日昆虫,セミの仲間

夏になると聞こえてくるセミの声。その中でもツクツクボウシの鳴き声は特に特徴的で耳につきますよね!名前のとおりツクツクボーシツクツクボーシという声で鳴いています。夏の風物詩といっても過言ではないでしょう!


どうも!kinokon(@ikimono_net)です!

Left Captionきのこさん
きのこさんです!
Right Captionたけのこさん
たけのこさんです!

夏!様々な楽しい愉快な鳴き声を持つ「セミ」が続々と地上にでてきますよね!

色々な鳴き声を聞くことが出来て楽しいのですが、そんな愉快なセミの鳴き声の中でもひときわ異彩を放つ鳴き声のセミが一種います。

そう!その鳴き声の主は「ツクツクボウシ」です!

Left Captionきのこさん
確かにひときわ異彩を放っている鳴き声だよね!

鳴き声を文字おこししてみますと「ボーシwツクツクボーシwツクツクボーシwツクツクボーシwツクツクボーシwツクツクボーシwゥィーヨ!ゥィーヨ!ゥィーヨ!ゥィーヨ!ジーーーー・・・・w」となります(誇張表現あり)

いやぁ普通に聞いたらあんまりなんとも思いませんが、文字おこししたらやべぇですねこれw

ツクツクボウシ改めて鳴き声おもしれぇ

Left Captionたけのこさん
愉快だよねぇ~

はい!と言うわけで冒頭ほとんど鳴き声にしか触れていませんが(w)この記事では「ツクツクボウシ」について詳しく解説しています!

是非是非最後まで見ていってくださいね!

ツクツクボウシってどんな昆虫?

ツクツクボウシ

カメムシ目セミ科

学名:Meimuna opalifera

体長:3センチ程

時期:7月~10月ごろ

生息地:北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国・台湾など

よく見られる場所:森林・林・公園など木の生えたところならどこでも

ツクツクボウシは学名【Meimuna opalifera】カメムシ目セミ科の昆虫です!

大きな声のツクツクボウシですが実は約3センチと小さい体をしています。

あんなバカでけぇ声で鳴けるのに体は小さいなんて驚きですね!

Left Captionたけのこさん
他の大きなセミの鳴き声より大きいよね!

確かに「アブラゼミ」や「クマゼミ」なんかの大型のセミに比べても引けをとらない大きい声だよね!

そんなツクツクボウシは日本全国で見ることが出来。7月から10月頃まで鳴いています!

秋ごろにもたまーに見ることが出来るセミなんですね!

Left Captionたけのこさん
結構遅くまで見られるんだね。

鳴き声について

まず最初にツクツクボウシの「鳴き声」を聞いていきましょう!

あー!これこれ!ツクツクボウシといえばこの独特かつリズミカルな鳴き声ですよね!

こんなん楽器でも出せませんよw相変わらず凄い鳴き声ですね!

Left Captionたけのこさん
ほんとに不思議な鳴き声だよね!

名前の由来について

ツクツクボウシの名前の由来ですが、これは単純明快鳴き声がツクツクボーシと聞こえるところ」から名づけられたといわれています。

実はセミの名前の由来って、その多くは鳴き声からきているのでツクツクボウシもその例に従ってつけられたのですね。

ちなみにツクツク「ホウシ」ではなく、ツクツク「ボウシ」ですので、お間違えなきよう。

Left Captionきのこさん
確かにそこ間違えがちだね!気をつけよう!



ほぼツクツクボウシしかいない島がある!

日本の「八丈島」と言う島ではなんとセミがほぼこのツクツクボウシしかいないんだそうです!

一部「ヒグラシ」なども生息しているようですが、夏の間はずっとツクツクボウシがないており、まさにツクツクボウシアイランドと化しています!

面白い島もあるんですね!あつ森のサソリ島みたいw

Left Captionたけのこさん
なんかめちゃくちゃうるさそうだね・・・

ツクツクボウシの近縁種について

ツクツクボウシにはよく似た近縁種が4種存在します。

見た目はツクツクボウシにとても似ているんだけど、鳴き声が違います。

ここでは簡単に紹介していきますね!

Left Captionきのこさん
ざっくりと紹介していくよ!

クロイワツクツク

大隅半島から沖縄本島与論島を除く)に生息しています。また鹿児島県の一部千葉房総半島の一部(樹木の移入によるもの)に生息しています。鳴き声のジイイイイイ・・・の後に「ゲッゲッ」と入るのが特徴です。

 

オオイワゼミ

奄美大島・請島・久米島・徳之島・沖縄本島(沖縄市以北)に生息しています。鳴き声のジイイイイイ・・・の後に「カッ」という音が入るのが特徴です。

 

イワサキゼミ

石垣島・西表島・台湾に生息しています。鳴き声のジイイイイイ・・・の後に10回「ジーッ」という音が入るのが特徴です。

 

オガサワラゼミ

小笠原諸島の母島・父島・弟島に生息しています。「グリーンアノール」という外来種に捕食され、現在数が減ってしまっているセミです。


と、いじょうがツクツクボウシの近縁種になります!

それぞれ鳴き声のクセが強ぇ!面白いセミばかりでした!

いつか出会ってみたいものですね!

Left Captionたけのこさん
ほとんど離島とかにいるからなかなか会いにいけないよね。



ツクツクボウシについてのまとめ

 

いかがでしたか?

ツクツクボウシについてわかりましたでしょうか?

Left Captionきのこさん
名前の由来って鳴き声そのままだったんだね!
Right Captionたけのこさん
あんなに小さな体であんな大きな鳴き声を出せて凄いね!

そうだね!ツクツクボウシは「ツクツクボーシ」と鳴くことからその名前がつけられていました。

もうまんまそのとおりの名前ですよねw外国の人とか和名じゃセミだってわからんだろこれw

そしてツクツクボウシは体長が約3センチと小柄ですが、鳴き声は響き渡り周囲に存在を知らしめることが出来ています!

あんなに小さいのにどっから声出してんだってくらい大きい音ですよね!

腹からもっと声って叱られてる人見習って欲しいです。

そんなツクツクボウシですが透明な羽と体の小ささ、そして樹皮に似た色合いの体をしているのでなかなか見付からないんですよね。

また木の上のほうによくいるためそもそも見えない

ですがこの夏は是非ツクツクボウシを見に行って欲しいと思います!

その大きな声を全身で受け止めてみてくださいね!

いじょう!kinokonでした!

Left Captionきのこさん
きのこさんでした!
Right Captionたけのこさん
たけのこさんでした!

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Posted by kinokon