【2023年】オオクロコガネを8項目で徹底解説【まとめ】
今回は「オオクロコガネ」について解説させていただきたいと思います!
やたらと街頭に集まってくる昆虫です、夜黒いの飛んでたら2割こいつです。
家の明かりにも来るので主に「夏」に見たことがあるという人も少なくはないでしょう。
というわけで!この記事ではしっかり「オオクロコガネ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオクロコガネってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目コガネムシ科
学名:Holotrichia parallela
体長:17㎜~25㎜ほど
成虫が見られる時期:5月~8月頃
生息地:日本(本州・四国・九州)
よく見られる場所:森林・街頭など
オオクロコガネは学名【Holotrichia parallela】体長は「1㎝~2㎝」ほどの比較的大型なコガネムシです!
日本では本州以南の広い地域に分布しています。
普通種であり街中でも見かける頻度は少なくない昆虫ですね。
名前の由来について
オオクロコガネの名前の由来はネット上にはっきりとした情報が無かったので仮説をご紹介します。
オオクロコガネは他のクロコガネと名の付く昆虫より大型な種類です。
そのため他より大きいことが名前の由来ではないかと考えられます。
灯火に集まる
何度かお話ししましたが、クロコガネは「灯火」に集まる習性があります。
家の明かりも例外ではなく、極稀に網戸に引っ付いてるなんてことも・・・
そして夏に聞こえてくる、小石が何かにぶつかったような音はこやつが車に激突した音だったりします。
鳴くことがある
オオクロコガネは掴んだ時などに「ギーギー」と鳴くことがあります。
しかし鳴くというのは少々誤解があって、具体的には体を擦り合わせて音を出すような感じです。
そしてこれは「威嚇」の意味があるのではないかと考えられています。
色違いもいる
オオクロコガネは名前の通り「黒い」見た目のコガネムシなのですが、稀に色違いが存在します。
これを「色彩変異」と呼び、主に「赤茶色」の個体が報告されているのです。
下に写真が貼られたサイトを貼り付けておきますので興味があったら見に行ってみてください。
クロコガネとの違いについて
【クロコガネ】
オオクロコガネには「クロコガネ」という非常に似た見た目のコガネムシがいます。
見分け方としては「ツヤの有無」で、オオクロコガネにはツヤがありませんがクロコガネはツヤツヤです。
そして過去僕は見分け方知らなくてオオクロコガネをクロコガネとして紹介記事書きかけました。
幼虫の食べる物について
オオクロコガネの幼虫は地面の中に住んでいます。
食べる物は主に「植物の根っこ」で、植物を枯らしてしまう事もあることから根切り虫とも呼ばれます。
見た目はカブトムシの幼虫をずっと小さくしたような感じですね。
成虫の食べる物について
オオクロコガネの成虫は主に「木の葉っぱ」を食べます。
様々な葉っぱを食べるため、思わぬ場所で発見することも・・・
葉っぱに食痕があれば近くにオオクロコガネの成虫がいるかもしれませんね!