【2023年】オオコフキコガネを11の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「オオコフキコガネ」について解説させていただきたいと思います!
ちょっぴり見る機会が少ないコガネムシかもしれませんね。
よくコフキコガネと間違えられたりするコガネムシでもあります。
それについてもしっかりお話ししていきますよ!
というわけで!この記事では「オオコフキコガネ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオコフキコガネってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目コガネムシ科
学名:Melolontha frater
体長:25㎜~32㎜ほど
時期:5月~8月頃
生息地:日本(本州・四国・九州)
よく見られる場所:河原・海岸など
オオコフキコガネは学名【Melolontha frater】体長は「約25㎜~32㎜」ほどのコガネムシです!
本州・四国・九州に生息しており、5月~8月頃に元気な成虫が飛び回るところを見かけます。
特に河原や海岸などで見られたりしますが、割と灯火にも飛来しますね。
特徴について
オオコフキコガネは体長が3㎝を超えるものもいるなど、身近なコガネムシの中では非常に大きな種類です。
またメスはそうでもないのですがオスの触角がかなり大きくかわいらしい印象を受けますね。
そして灰白色の毛が生えているのが一番の特徴でしょう!なんか小麦粉まみれに見えるんですよねこれが。
名前の由来について
オオコフキコガネの名前の由来は確実な情報が見つからなかったのですが、恐らく「コフキコガネ亜科に属すること」が由来ではないかと思います。
また「コフキコガネ」の名前の由来でもある「背中の毛がまるで粉を吹いているように見える」という点も当てはまります。
ただ「オオ」についてはよくわかりませんでした、同亜科の中で特別大きいわけでもないため謎です。
毛が生えている
オオコフキコガネには先ほど「灰白色の毛が生えている」と解説しましたので少し深堀りしていきましょう。
全体的に毛が生えていますがこれは生え変わることは無いと考えられます、理由は次の項目でお話ししますね。
また元の体の色は少し暗い赤褐色です。
毛は抜け落ちる
オオコフキコガネは背中に「灰白色の毛」がたくさん生えているコガネムシになります。
しかしこの毛だんだんと抜けていってしまうのです、長く生きた個体ほど毛が無くなるため見た目だけである程度生きた日数がわかったりもしますね。
そのため生え変わることは無いと思われます、ちょっと寂しいですね。
灯火に集まる
オオコフキコガネは夜行性の昆虫で、よく「灯火に集まっている」のを見かけます。
それなりに大きいので飛んでたら夜であっても結構目立つんですよね。
稀に金属製の遊具にブチ当たって「ッカーン!」って音を響かせている音楽家さんでもあります。
害虫としての一面
オオコフキコガネは「害虫」としての一面があるコガネムシです。
そう呼ばれるのは主に幼虫で、色々な植物の根っこを食べて枯らしたりしちゃうんですよね。
いわゆる「根切り虫」と呼ばれる幼虫で、植物を育てる人にとってはかなり厄介な存在となっています。
コフキコガネとの違いについて
【コフキコガネ】
オオコフキコガネには「コフキコガネ」というとてもよく似た見た目のコガネムシがいます、先ほど少し出てきましたね。
見分け方としてオオコフキコガネは「灰白色」の毛なのに対し、コフキコガネは「黄灰色」の毛が生えることで見分けることが可能です。
またオオコフキコガネのほうが若干体が太い傾向があります、毛が少ない個体を見分ける場合は結構重要な要素なので覚えておくといいでしょう。
食べる物について
オオコフキコガネは「草食」のコガネムシです。
幼虫は主に「植物の根」を、成虫は「広葉樹の葉」を食べて生きています。
成虫を見つけたかったら広葉樹を探して見るといいかもしれませんね!
寿命について
オオコフキコガネの寿命は「約1年」ほどになります、短いですね。
また成虫期間は夏の間の数か月であり、幼虫期間のほうがかなり長いです。
夏が終わると見かけなくなるのは、子孫を残して死んでしまったからなんですね、
飼育方法について
オオコフキコガネは実は簡単に飼育が可能なコガネムシになります!
なんと「昆虫ゼリー」を食べるんですよね!マジで昆虫なら大抵昆虫ゼリー食べてくれます。
飼育セットについてはカブトムシと同様の設備でOKです、下に飼育方法を詳しく記述した記事貼り付けておきますね!