カナブン・コガネムシ・ハナムグリの見分け方を解説!判断のコツは見た目にあり!
みなさんは「カナブン」「コガネムシ」「ハナムグリ」の見分けはつきますでしょうか?自然と触れ合う機会があまりなくなってしまった近年、これら3種の昆虫を見分けられない方が急増しました。その結果至る所で誤情報が流れており、これはまずいとこのきじを作成した次第です。と言うわけでこの記事では「カナブン」「コガネムシ」「ハナムグリ」の見分け方を解説しています!是非呼んでいただきこの3種を見分けられるようになってください!
突然ですが皆さん!上に3種類の昆虫「カナブン」「コガネムシ」「ハナムグリ」の写真が貼られていると思うのですが、見分けつきますか!?
あっ・・・・「わからないからこの記事見に来てるんだこのボケ!!!」って言うのはやめてください・・・・
すみません・・・・
よし!じゃあ説明を進めるぞ!
上の画像の3種類なのですが、見た目が似ているために名前をよく間違えられています。
現に無料の画像サイトで「カナブン」と検索をかけた結果、半分以上がコガネムシやハナムグリでした。
挙句の果てには「カメムシの幼虫」をカナブンとして写真を出している人もいて、これはヤバイと思ったので今回この記事を作成しました!
この記事さえ見ていただければ「カナブン」「コガネムシ」「ハナムグリ」を見分けられるようになりますので、是非最後まで見てくださいね!
カナブン・コガネムシ・ハナムグリの見分け方まとめ
さて、では早速見分け方について解説していきましょう。
そもそもこれらの三種類がなぜ間違えられてしまうのか、それは間違いなく「姿形が似ているから」です。
しかし実はこの3種って見た目に結構違いがあるんですよね。
つまり一番の見分けにくい点であるそっくりな見た目さえ攻略してしまえば簡単に見分けられると言うわけですね!
それができねえんだと思っている方が多いとは思いますが、注目してみてみると驚くくらい見た目が違います。
と言うわけでまずは「カナブン」「コガネムシ」「ハナムグリ」をそれぞれ詳しく見ていき、最後にまとめて違い確認していきましょう!
カナブンの見た目
まずはカナブンの見た目を見ていきましょう!
おそらく上の三種のなかでは最も知名度があり、こういった見た目の昆虫は全てカナブンであると誤解されている昆虫界の勘違いの筆頭と言えます。
実際「コガネムシ」や「ハナムグリ」はだいたいカナブンと勘違いして呼ばれていることが多いです。
さて、それはそうとカナブンの見た目についてなのですが、全体的に角々しており顔の形も四角いのが特徴となります。
またカブトムシと同じように樹液に集まり、主に樹液を食料としています。
全体的になんか硬そうなイメージがある昆虫ですね。
コガネムシの見た目について
さて!次に「コガネムシ」の見た目を見ていきましょう!
先ほどの「カナブン」をしっかり見た人ならもう見分けられるのではないでしょうか?
そう!コガネムシはカナブンとは逆で「丸っこい体」なんですよね!
後は主に葉っぱなどの植物を食べるために、農業被害なども起きており「害虫」としてよく邪魔者扱いされています。
ちなみに先ほどのカナブンは「樹液」を食べる昆虫なので葉っぱは食べません。
間違えて駆除しないようにしましょう。
ハナムグリの見た目
さて、カナブンとコガネムシの見分け方は分かったと思うのですが、鬼門はこの「ハナムグリ」になります。
コガネムシはいいとしてこのハナムグリはカナブンとそっくりなのです!
しかしこちらにもしっかり見分け方がありますのでそちらを紹介しましょう!
さて、皆さんに問題です。上のハナムグリと下のハナムグリにはカナブンやコガネムシには無いとある「特徴」があります!
それは一体なんでしょうか!?
答えは「背中に斑点がある」です!どちらにも斑点が付いてますよね?
そう!そしてこれこそが「ハナムグリの見分け方」になります!
一方ハナムグリに似ているカナブンには斑点はありません。
つまり「斑点があればハナムグリ」「斑点がなければカナブン」と見分けられるのです!
そしてハナムグリは名前のとおり「花に潜っている」事があります!これは花粉を食べるためです。
コガネムシの仲間もたまに潜っているのですがコガネムシとは容易に見分けがつくので、花に潜っているのはハナムグリであると見分けることも出来ます。
一見よく似たカナブンとハナムグリですが、こう見ると割と違いがあるのですね!
例外もある
はい、ここまで3種類の特徴と見分け方を紹介してきましたが、ここでは「例外」について解説していきます!
基本的に日本に生息しているカナブン・コガネムシ・ハナムグリは今回解説したそれぞれの見分け方で見分けることが可能なのですが、外国産となると少し話が違います。
上のイラストは「ゴライアスオオツノハナムグリ」というハナムグリなのですが、角がある上に体長が5センチ~10センチと規格外の大きさ、そして斑点がありません。
そしてこちらのイラストの昆虫は「シロヘリオオツノカナブン」と言う外国産のカナブンで、こちらも角が生えています。
またカナブンながらどちらかと言うと丸っこく、コガネムシかカナブンか分かりづらい見た目をしています。
このように一部ではありますが今回紹介しているそれぞれの特徴や見分け方では見分けられない・見分けづらい種類がいるということだけ覚えておいてください。
それぞれの見分け方
さて!これで3種類+例外の特徴・見分け方について解説をしてきました!
どうでしょう?これで見分けられるようになりましたでしょうか?
ここでは最後にそれぞれの特徴をまとめておさらいをしていきたいと思います!
はい!というわけでこんな雑な見分け図を作成しました!うわ雑!
例外を除けばこの図の見分け方で見分けられると思います!
文字でまとめるとこんな感じでしょうか
カナブン・・・顔と体が四角く斑点がない、主に樹液を食べる
コガネムシ・・・顔と体が丸っこく斑点がない、主に葉を食べる
ハナムグリ・・・顔と体が四角く斑点がある、主に花粉を食べる
またこの他にも羽の付け根にある三角の部分で見分ける方法もあるのですが、すこしわかりづらいので割愛します。
ここで解説した方法は簡単で分かりやすい見分け方ですので、是非覚えて帰ってくださいね!
分からなくなった時のためにブックマークをつけておくと便利かも!?
カナブン・コガネムシ・ハナムグリの見分け方まとめ
いかがでしたか?
カナブン・コガネムシ・ハナムグリの見分け方について分かりましたでしょうか?
そうだね!カナブン・コガネムシ・ハナムグリはとても似ている昆虫で、よく間違われていましたがよーく見ると結構違いがありました。
特に最初カナブンを紹介した後にコガネムシを紹介しましたが、思いのほか違いがあって驚いた方も多いのではないでしょうか?
そしてカナブンとハナムグリはシルエットが一致しており、一見見分けられないように見えますが、背中に「斑点」があるかないかで見分けが可能でした!
ただこれらの見分け方は例外があるのと、見分け方の一例でありますので全ての種この方法で見分けられると言うわけではありません。
とりあえずの判断材料としてお使いいただければ幸いです。
というわけで!今回は「カナブン」「コガネムシ」「ハナムグリ」の見分け方について解説しました!
是非覚えて見分けられるようになってくださいね!