【2023年】コフキコガネを11個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「コフキコガネ」について解説させていただきたいと思います!
夏になると割と見かけるコガネムシですね!結構人気なコガネムシです!
お顔が結構愛くるしいんですよねー!
この記事を読んで気になったら是非探しに行ってみてはいかがでしょうか?
というわけで!この記事では「コフキコガネ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
コウチュウ目コガネムシ科
学名:Melolontha japonica
体長:25㎜~31㎜ほど
成虫が見られる時期:6月~8月ほど
生息地:日本(本州・四国・九州)など
よく見られる場所:街中・森林など広く見られる
コフキコガネは学名【Melolontha japonica】体長は「25㎜~31㎜」ほどの大型のコガネムシです。
日本では主に「本州・四国・九州」で見られ、成虫は6月~8月頃に発生します。
街中や森林など広く見られるコガネムシです!
特徴について
コフキコガネは大きなもので3㎝にもなる比較的大型のコガネムシです。
背中には「黄灰色」の毛が生えているのが特徴で、またメスはそうでもないのですがオスの場合触角が大きく片状部になっています。
日本で身近に出会えるコガネムシの中ではかなり大きな種類でしょう。
名前の由来について
コフキコガネの名前の由来は「毛」にあります、また毛の話してる・・・
具体的には毛の見た目の話なのですが、遠くから見ると「粉を吹いている」ように見えるんですよね。
だから「粉吹き(コフキ)コガネ」と名付けられました、もちろん実際は粉は吹いてないので勘違いしちゃだめよ。
毛が生えている
コフキコガネには全体的に「黄灰色」の毛が生えているのが特徴になります。
短いですが結構もふもふしてそうですよね!捕まえた覚えはあるけど触った覚えないなあそういえば。
ちなみに体の色は「褐色」になります、なんか普通ですね。
毛は抜けてしまう
悲しいお話ですが、コフキコガネの「毛」はだんだんと抜けていってしまいます。
というのもやはり生きていると様々なところに体をぶつけたり擦り付けたりしてしまいますからね。
なので毛が少ない個体ほど長く生きた、歴戦の戦士であるということになります!
灯火に集まってくる
コフキコガネは夜行性のコガネムシになります。
なので発見されるのは主に「灯火」に集まってきた個体なんですよね、割と街中であっても夜の灯火下に跳んでたりします。
僕割と街中に住んでるんですが徒歩5分の公園の街頭に来てた時は驚きました、森とかに居ると思ってたからなぁ~
コフキコガネには「オオコフキコガネ」という似た種のコガネムシがいます。
見分け方としてはコフキコガネが「黄灰色」の毛が生えるのに対し、オオコフキコガネは「灰白色」の毛であることで見分けることが可能です。
またコフキコガネのほうが若干体が細い傾向があります、毛が少ない場合はこちらも見分けるのに役立ちそうですね。
害虫としての一面
コフキコガネは主に幼虫が「害虫」となる可能性があります。
というのも幼虫は植物の「根」を食べる、いわゆる「根切り虫」と呼ばれる昆虫で植物を弱らせたり枯らしてしまうことがあるのです。
根を食べるというのは多くのコガネムシの幼虫に見られる特徴ですね。
食べる物について
コフキコガネは先ほど解説した通り「草食」の昆虫です。
成虫は主にコナラ・クヌギなどの「広葉樹の葉」を、幼虫は「植物の根」を食べて生きています。
育てている植物が突然弱ったり枯れたりしたらコガネムシの幼虫がいるかもしれないので疑ったほうがいいかもしれませんね。
寿命について
コフキコガネは「約1年」ほどの寿命になります。
成虫期間は数か月ほどと短く、ほとんどの期間を幼虫の姿で過ごしています。
そうして夏に成虫となって結婚相手を探し、子孫を残してこの世を去るのですね。
飼育方法について
コフキコガネは実は簡単に飼育ができるコガネムシになります。
コフキコガネの成虫は「昆虫ゼリー」を食べるため、カブトムシと同じ飼育方法で飼育ができます。
飼育方法については下に詳しい記事を置いておきますので是非参考にしてみてくださいね。