チャバネアオカメムシの生態を解説!名前の由来や色違い・害虫としての一面など詳しく紹介!
皆さんは「チャバネアオカメムシ」という昆虫を知っていますか?チャバネアオカメムシは「ザ☆カメムシ」といったような見た目のカメムシの仲間です!おそらく似たようなカメムシを見たと言う人も多いと思います!そんなチャバネアオカメムシについて紹介していますので是非読んでみてください!
今回は「チャバネアオカメムシ」について解説していきたいと思います!
いやー「ザ☆カメムシ!」って感じの見た目ですね!
カメムシといえばこの見た目ってイメージな人も多いのではないでしょうか?
僕は「茶色のカメムシ」ばっかり見かけるからむしろこの色のカメムシ見かけたらうれしいですね!
というわけで!この記事では「チャバネアオカメムシ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
チャバネアオカメムシってどんな昆虫?
カメムシ目カメムシ科
学名:Plautia stali
体長:1センチほど
時期:4月~10月頃
生息地:北海道・本州・四国・九州など
よく見られる場所:雑木林・公園など
チャバネアオカメムシは学名【Plautia stali】体長は約1センチのカメムシです。
北海道・本州・四国・九州で見られ、4月から11月頃まで元気な成虫を見ることが出来ます!
公園や雑木林など緑が多い場所で見かけることが多いカメムシさんです。
名前の由来について
チャバネアオカメムシの名前の由来はその特徴的な背中の色にあります!
チャバネアオカメムシは背中に茶色い部分があるため、それがそのまま「茶羽(チャバネ)アオカメムシ」と名づけられました。
「アオ」の部分は全体的な色合いが青色(緑色)をしているのが理由ですね。
ヒメチャバネアオカメムシとの見分け方について
チャバネアオカメムシには「ヒメチャバネアオカメムシ」というとんでもなくよく似ているカメムシが存在します!
見分け方として一番わかりやすいのは上の画像赤丸の部分に「黒い線」が入っているかいないかになります。
この部分に黒い線が入っていたら「チャバネアオカメムシ」 入っていなければ「ヒメチャバネアオカメムシ」と見分けることが可能です!
【ヒメチャバネアオカメムシについてはこちら】
色違いについて
このチャバネアオカメムシ、実は羽だけでなく全身が茶色の個体も存在します!アオカメムシとは・・・。
使用できる画像が見つからなかったので文章のみで紹介とさせていただきますが、チャバネアオカメムシは秋に見られる個体や越冬をしている個体は全身が茶色の色をしているものが多いようです。
これは越冬をする際「落ち葉の下に身を隠す」ため、落ち葉にまぎれて天敵に見つかりにくくなるように茶色の体をしていると考えられています。
害虫としての一面
チャバネアオカメムシには実は「害虫」としての一面があります!
チャバネアオカメムシは成虫幼虫ともに「植物の汁」を食べて生きているのですが、その中でも「ナシ」や「カキ」などの農作物も食べてしまうため害虫とされています。
農家さんにとっては大天敵になりますね。
エサについて
チャバネアオカメムシは害虫の項目でも解説したとおり「植物の汁」を食べる昆虫です。
「ナシ」や「カキ」などの他「サクラ」や「クワ」など様々な植物の汁などを食べて生きています。
出来れば人間が食べる植物以外を食べて欲しいところですね。
チャバネアオカメムシについてのまとめ
どうでしたか?
チャバネアオカメムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!チャバネアオカメムシには「全身が茶色の個体」も存在していました!
これは落ち葉にまぎれて天敵からやり過ごすためだと解説しましたね!
僕茶色の個体は見たこと無いんですよね、いつか見れたらいいなあ。
そしてチャバネアオカメムシには「害虫」としての一面がありました!
主に「サクラ」や「クワ」「ナシ」などの植物の汁を吸ってしまうので農家さんには嫌われる存在でしたね。
他にも色々な植物の汁を吸うため育ててる植物にくっ付いてたら遠くに「ポイッ!」しておくとといいと思います。
というわけで!この記事では「チャバネアオカメムシ」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
チャバネアオカメムシを見かけたら是非観察してみてくださいね!