【2023年】オオムラサキを12個の項目で徹底解説【まとめ】

2023年6月26日チョウの仲間,昆虫

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どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
Right Captionたけのこさん
たけのこさんだよ!
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みずくらげさんやで~

羽を広げるオオムラサキ

今回は「オオムラサキ」について解説させていただきたいと思います!

日本に生息しているチョウチョの中では特に知名度が高い種類ではないでしょうか?

というか日本に住んでいる以上は知っておきたいチョウチョですね。

Left Captionたけのこさん
どういうこと?

まぁそれは本文で紹介していくよ。

というわけで!この記事では「オオムラサキ」について解説していきます!

是非最後まで見ていってくださいね!

オオムラサキってどんな昆虫?

基本情報

樹液にやってきたオオムラサキ

オオムラサキ

チョウ目タテハチョウ科

学名:Sasakia charonda

体長:50㎜~55㎜ほど

成虫が見られる時期:6月~8月ごろ

生息地:日本(南限は宮崎県小林市)・中国・朝鮮半島・台湾北部・べトナム北部など

よく見られる場所:森林など

オオムラサキは学名【Sasakia charonda】体長「約50㎜~55㎜」ほどの大きなチョウチョです!

日本では広く分布しており、中国や朝鮮半島などの海外でも見ることができます。

森林に生息しているため見に行かないとなかなか出会う機会がないんですよね。

Left Captionkinokon
まぁそこらへんで飛んでてもありがたみがないか。

特徴について

羽を閉じたオオムラサキ

オオムラサキはその名の通り「青色~紫色」の薄い金属光沢がある非常に美しいチョウチョです。

しかし実は羽の外側はクリーム色~白色で、上記のように黒い模様に白い斑点など結構地味な色合いをしています。

オオムラサキを見逃す原因になってしまいますので覚えておくといいでしょう。

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オオムラサキの外側の色なんてあんまり話題にならんもんなぁ~!

オスとメスでは色が異なる

オオムラサキのオスとメス 【左がオス・右がメス】

 

オオムラサキって実はオスとメスで「色が異なる」チョウチョになります!

オスはよく知られている「青色~紫色」の美しい色合いですが、メスは全体的に「茶色」で若干オスより大きいのが特徴です。

とはいえメスも非常に美しい羽の模様をしています、これはこれで美しいですね!

Left Captionたけのこさん
オスとメスで色が違うの知らなかった・・・・



名前の由来について

真横からドアップのオオムラサキ

オオムラサキの名前の由来は非常にシンプルなものになります。

というのもただ単に「大きな紫色のチョウチョ」というのが名前の由来だからです。

覚えやすくていいですね!

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ちなみに「コムラサキ」ってチョウチョもいたりします。

切手のモチーフにされた

オオムラサキは過去3回も切手のモチーフに選ばれたことがあります!

上の画像のものは最も古く「1956年」に発売、次いでイラストは同じですが背景がピンクになったものが「1966年」に発売されています。

もっとも最近だと「1987年」にイラストが一新され40円切手として販売されていますね。

Left Captionkinokon
ちなみにフリマサイトなどで販売されてたりしますので、興味があれば見に行ってみてください!

※出品されていないことも多々あるため購入する場合はお早めに

日本の国蝶である

謎のロゴ入り物体に止まるオオムラサキ

オオムラサキは日本の「国蝶」に選ばれているチョウチョになります!

この座を「アゲハチョウ」と争いしばらく議論が続いていましたが、1956年にオオムラサキが切手になった契機にめでたく選ばれました。

そう考えると国蝶にならなかったら今ほどオオムラサキの知名度高くなかったかもしれませんね、これも運命ってやつ?

Left Captionたけのこさん
アゲハチョウはもともと有名だから知名度でいえばオオムラサキでよかったかもね!



餌場では敵を蹴散らす

樹液を独占するオオムラサキ

オオムラサキの成虫は結構色々なものを食べるのですが、その一つに樹液があります。

そして樹液にはカナブンやカブトムシ・クワガタムシなどが来ますが羽で蹴散らしてしまう事もあったりするのです!

もちろん毎回うまくいくわけではないですが、樹液酒場では美しいオオムラサキのかっこいい一面を見ることができます!

Left Captionみずくらげさん
意外な一面やなぁ~!

縄張りを持つ

オオムラサキのメス

オオムラサキのオスは「縄張りを作る」ことで知られています。

範囲は樹の周囲で、なんと小鳥であっても追っかけて追い出してしまう事があるんだそうです!

縄張り飛翔は主に午後に行われることが多いみたいですので、見たい人は午後生息地に行ってみてくださいね!

Left Captionたけのこさん
思ってたよりオオムラサキってかっこいいね!

飛翔能力が高い

オオムラサキとノコギリクワガタ

オオムラサキは非常に「飛翔能力が高い」ことが知られています。

なんと羽音が聞こえるほどに力強く羽ばたくことができるのです!

また滑空も可能であり非常に素早く、森の中で捕まえるのはかなり困難だと思われます。

Left Captionkinokon
オオムラサキの印象がこの記事で変わった人も多いはず。



幼虫がかわいい

オオムラサキの幼虫

一般的にチョウチョの幼虫は外見から嫌われることが多いですが、オオムラサキの幼虫はめっちゃ可愛いことで有名です!

というのもお顔がとにかくキュート!耳のような角のようなものが生えていてなんかあざといかわいさがあります!

主に主婦層の方に人気が高いです!チョウチョの幼虫を克服したい人はまずオオムラサキの幼虫から慣れていくことをおすすめします!

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ほんとマジでかわいい!

食べる物について

葉っぱにつかまるオオムラサキ

オオムラサキは「草食」の昆虫になります。

成虫は主に「樹液」「クリやクサギの花の蜜」「熟れた果実」「糞」などの汁を吸います。

幼虫は「エノキ」「エゾエノキ」などの葉を食べて成長していきます、エノキ探せば幼虫いるかもしれませんね!

Left Captionみずくらげさん
見つかるとええなぁ~

寿命について

指先に止まるオオムラサキ

オオムラサキの寿命は「約1年」ほどとなります。

そのうち成虫の期間は「約25日前後」しかありません、残りは卵や幼虫の姿で過ごしているんですね。

雄々しく羽ばたくオオムラサキですが実は儚い成虫期間なのです。

Left Captionみずくらげさん
もっと長生きしてほしいなぁ~



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Posted by kinokon