【2023年】ノコギリカミキリを10個の項目で徹底解説!【まとめ】
この記事では「ノコギリカミキリ」について解説させていただきたいと思います!
自然豊かな場所なら割と見かけるような印象がありますね。
特に夜飛び回っているところが印象に残っているという方も少なくないのではないでしょうか?
またカミキリムシの中でも割と目にしやすい種類だと思います。
そんなノコギリカミキリについてこの記事では詳しく解説していきましょう!
是非最後まで見ていってくださいね!
ノコギリカミキリってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目カミキリムシ科ノコギリカミキリ属
学名:Prionus insularis
体長:23㎜~48㎜ほど
成虫の見られる時期:5月~9月頃
生息地:日本各地
よく見られる場所:平地の針葉樹林など
ノコギリカミキリは学名【Prionus insularis】体長は「約2㎝~4㎝」ほどの大型のカミキリムシです!
日本では全国的に見ることができ、成虫は5月~9月頃に活動しています。
平地に多く生息しており、森や林の近くだとよく街頭など灯火に飛んできているのも見かけますね。
特徴について
ノコギリカミキリは真っ黒な体とギザギザとした触角が特徴的なカミキリムシです。
またカミキリムシの中では大型であり、日本に生息しているカミキリムシの中では5本の指に入るくらいだったりします!
森があれば割と見かける頻度の高いカミキリムシです!
オスとメスの違いについて
ノコギリカミキリはオスとメスで見た目が異なります。
実はオスよりメスのほうが一回り大きく、触角が短いという特徴があります。
またメスの触角はオスに比べると細くギザギザしていません、結構違いがあるんですね。
名前の由来について
ノコギリカミキリの名前の由来はその立派な「触角」にあります。
ノコギリカミキリの触角ってギザギザしてるんですよね、このギザギザが「ノコギリ」のように見えることからこの名前が付けられました!
ちなみに触覚に殺傷能力はありませんので触っても大丈夫ですよ。
灯火に集まる
ノコギリカミキリは夜「灯火に集まる」習性があります。
結構でかいので飛んでたら凄い目立つんですよね。
ノコギリカミキリが目当ての場合はわかりやすいんですが、それなりにでかいので飛んでるとカブトムシやクワガタムシ見間違えることも・・・・
めっちゃ飛ぶ
ノコギリカミキリは恐ろしいくらい飛び回り狂うカミキリムシです。
先ほどお話しした通り灯火にくることがあるのですが、壁にぶつかって落ちてはすぐ飛び立ちとまるで落ち着きがありません。
イメージとしては大暴れしている「ガ」みたいな感じです、それをあの質量でやっちゃうんですからとんでもない体力ですね!
足が速い
ノコギリカミキリはめちゃくちゃ飛びますが、それと同じくらいめちゃくちゃ走りまわる昆虫になります。
また足はそれなりに早く、掴もうとしても追いつけないことも。
あれだ、黒いし早いしで苦手な人「G」を思い浮かべるかもしれませんね。
鳴き声を出す
ノコギリカミキリは実は「鳴く」昆虫です、とはいえ声を発するわけではないので厳密には鳴くというより音を出すと言ったほうがいいかもしれませんね。
具体的には掴んだりすると後ろ足を腹部にこすりつけてギイギイと音を発します、これは敵に威嚇をしているのではないかと考えられているようです。
ちなみに多くのカミキリムシは胸部分をこすり合わせて音を発するため、ノコギリカミキリの鳴き方はちょっと珍しかったりします。
ニセノコギリカミキリとの違いについて
ノコギリカミキリには「ニセノコギリカミキリ」というとても似たカミキリムシがいます。
見分け方としては「前胸部の艶が弱い」「前胸部に点が多い」などで見分けられますが、結構ムズイです。
これについては詳しい解説記事を下に張り付けておきますので興味があれば見に行ってみてください。
食べる物について
ノコギリカミキリの成虫は「樹液」などを好んで食べる昆虫です。
幼虫は「クヌギ」や「マツ」などの「木の根」や「切り株」など木を食べて成長していきます。
飼育する際は昆虫ゼリーを与えると簡単に飼育ができるでしょう。
ノコギリカミキリについてのまとめ
いじょうが「ノコギリカミキリ」についての解説となります!
ノコギリカミキリについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ノコギリカミキリはやたら動き回るカミキリムシでした!
昼間は目立つような行動をしませんが、夜になると大フィーバー!!!
明かりに向かって走るわ飛ぶわ!しまいに掴めば泣きわめくわとめちゃくちゃ元気なカミキリムシです!
そんな暴れ狂うノコギリカミキリは先ほどお話しした通り「灯火」によく導かれているカミキリムシです。
でっかいので飛んでたらすぐわかりますね、あと何かにぶつかってたまに「キーン」という音も響きます。
昆虫が苦手な人なら阿鼻叫喚な地獄絵図ですが、僕らみたいな昆虫好きだとテンション上がるんですよね。
というわけで!この記事では「ノコギリカミキリ」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
ノコギリカミキリを見かけたら是非観察してみてくださいね!