昆虫と虫は意味が違う!?お子さんにもわかりやすく徹底解説!
「昆虫」と「虫」という言葉がありますよね?これ、実は同じ意味ではありません!多くの方は気にせず使っているのではないかと思いますが、実はそれぞれちゃんと使い分けができます!この記事ではわかりやすく「昆虫」と「虫」の違いについて紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
プチコラムシリーズへようこそ!
世界には小さな生き物「昆虫」がたくさん生息しています。
まだまだ知られていないものも多くいる身近ながら謎の深い生き物です。
いやいや、好きなだけで得意分野ってわけじゃないよー
ところで皆さんは上の画像の生き物をなんて呼びますか?
上の生き物はナナホシテントウ←ですが、こんな呼び方はしませんか?
「虫」と。
実はこれ、間違ってはないのですが正しくは「昆虫」なのです!
というわけでこの記事では「昆虫」と「虫」の違いについて解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
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昆虫と虫の違いについて
「昆虫」と「虫」の違い、おそらく多くの方は気にしたことがないのではと思います。
僕も知ったのは数ヶ月前のことでして、しっかりとは把握できていなかったので今勉強しながらこの記事を書いています。
さて、突然ですが問題です。上の画像の「ノコギリクワガタ←」は昆虫でしょうか?虫でしょうか?
そう!正解は「昆虫」です。では続きまして問題です。
こちらの「クモ」は昆虫でしょうか?虫でしょうか?
実はこれの答えは「虫」となります。
勘のいい方はここでなんとなく理解できたかと思うのですが、この違いはどういうことなのでしょう?
この問題は生き物の分類を見ていく必要があります。
生き物の分類というのは「門‐網‐目‐科‐種」などのような生き物の分け方のことです。
良く○○科とかって聞きませんか?
その中の「網」という分類に「昆虫網」というものがあります。
これに含まれる生き物のことを「昆虫」というのですね!
では「虫」はどうなのかというと、前述したとおり昆虫網以外の生き物のことになります。
辞典では虫のことを「人類・獣類・鳥類・魚介類以外の小動物の総称」と表記しているようです。
これだと虫=昆虫になっているのですがこれも間違ってはいないんですね。
しかし詳しくは虫は昆虫ではないというお話です。
このままだと混乱するので「昆虫ではない生き物」を見ていきましょう。
昆虫ではないものには「ダンゴムシ・クモ・ムカデ・カタツムリ」などがいます。
これらは「虫」と呼ばれる生き物になりますね。
では昆虫と何が違うのか、それにはそもそもの昆虫の定義を見ていく必要があります。
昆虫とは「足が6本・羽が4枚・体が3つに分かれる生き物」が昆虫と呼ばれます。
しかし一部上の定義には例外が存在します。
さて、この定義で見たとき先ほどの昆虫ではない生き物はどうでしょう?
ダンゴムシ・クモ・ムカデ・カタツムリ、どの生き物も上の定義には当てはまりませんよね?
なのでこれらの生き物は「昆虫ではない」ということになります。
そしてこれらの生き物が「虫」ということになるのです。
実は大昔「ヘビ」も長虫と呼ばれていたんですよ!
ヘビの一種に「マムシ←」というヘビがいますが、名前に「ムシ」と入るのはその時代の名残なのかもしれませんね!
さて!ここまで簡単にまとめますと
- 昆虫網に含まれ足が6本・羽が4枚・体が3つに分かれる生き物は「昆虫」
- 昆虫網に含まれず人類・獣類・鳥類・魚介類以外の小動物は「虫」
- 昆虫=虫であるが虫=昆虫ではない
ということになります。
ややこしいですがようは昆虫を虫と呼んでも問題はないということですね。
ただ虫のことを昆虫と呼ぶのは間違いとなります。
昆虫と虫の違いまとめ
どうでしたか?
昆虫と虫の違いについてわかりましたでしょうか?
僕なりの解釈でわかりやすく書いたつもりではあるのですが、理解していただけていたら嬉しいです。
昆虫は昆虫と呼んでも虫と呼んでも問題がありませんが、虫は昆虫ではないというところを理解していただけていたらしっかりっ理解していると思います。
ナナホシテントウ←は虫と呼んでも昆虫と読んでもいいのです!
ただ、ヘビやカタツムリなどの人類・獣類・鳥類・魚介類以外の小動物は昆虫ではなく虫となります。
というかこの「虫」って大昔の言葉なのでかなり曖昧なんですよね。
ですがよっぽどのことがない限りは虫と呼べばいいでしょう!僕もそうします!
というわけで、今回は昆虫と虫の違いについて豆知識を紹介いたしました!
楽しんで読んでいただけていたら嬉しいです!また別の記事でお会いしましょう!
いじょう!kinokonでした!