【2023年】日本最大級のミヤマカミキリを10個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ミヤマカミキリ」について解説させていただきたいと思います!
カミキリムシが好きな人であれば絶対に知っていると言っても過言ではないでしょう!
なんせ日本最大級のカミキリムシですからね!
いや実際出会ったらびっくりするんよ大きくてこれが!
というわけで!この記事では「ミヤマカミキリ」について解説させていただきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ミヤマカミキリってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目カミキリムシ科
学名:Massicus raddei
別名:ヤマカミキリ
体長:32㎜~57㎜ほど
成虫が見られる時期:6月~8月ごろ
生息地:日本各地
よく見られる場所:森林・雑木林など
ミヤマカミキリは学名【Massicus raddei】で体長「約32㎜~57㎜」ほどのカミキリムシです。
日本各地で見られ、主に森林や林で多く見つかります。
でっかいのでインパクト凄いんですよねぇ!
名前の由来について
ミヤマカミキリの名前の由来は「生息している環境」にあります。
ミヤマカミキリのミヤマは「深山」と書くのですが、その通り森の深いところに生息しているのが名前の由来です。
とはいえ明かりがあれば割と人里近くでも見られたりします、僕は街中の山ちょっと上がったところでみましたね。
夜行性である
ミヤマカミキリは「夜行性」の昆虫です。
灯火に集まることもあり、一瞬マジでカブトクワガタの類かと勘違いするんですよね。
ちょっと紛らわし系カミキリムシ。
日本最大級のカミキリムシ
ミヤマカミキリは「シロスジカミキリ」や「ウスバカミキリ」と並んで日本で最大級とされるカミキリムシです。
体長は大きくて約6㎝と結構なサイズ感!
生で見たら数値以上にでっかく見えるのが不思議なんですよねー。
ウスバカミキリとの見分け方
ミヤマカミキリは先ほど紹介した「ウスバカミキリ」によー似ています、写真で提示されると一瞬わかりません。
見分け方はいくつかありますが、ミヤマカミキリの「胸部に横線のしわ」がある点が一番見分けやすいでしょう。
あとミヤマカミキリって全体的に横線のしわ多いので、それでも何となく見極められます。
毛が生えている
ミヤマカミキリの外皮には細かな毛が生えています。
ちょっと記憶曖昧なんですが割とさらさらしていて気持ちよかったような覚えがあるようなないような・・・・
当時小学生だったのでおぼろげにしか記憶が思い出せません。
害虫としての一面
ミヤマカミキリの特に幼虫は「害虫」として嫌われている一面があります。
というのもミヤマカミキリに限らずカミキリムシの幼虫は「生木を中から食害する」ので最悪木が枯れてしまいます。
枯れなくても強風などで倒れやすくなるため思わぬ被害を生むことも・・・・結構怖いことしてるんですよね。
食べる物について
ミヤマカミキリは「草食」の昆虫です。
幼虫は「クヌギ」「コナラ」「クリ」などのブナ科の植物を内部から食べ、成虫はこれらの木の樹皮や樹液を食べます。
成虫を飼育する時は「昆虫ゼリー」を与えることが多いですね。
ミヤマカミキリは大体、3年間くらいが寿命です。
まず卵・幼虫・蛹期間が約3年間あり、成虫になってからは1か月~4か月ほどの寿命となっているのです。
また幼虫は木の中で成長する上数年間成虫にならないのでなかなかはっきりとした寿命が計れないんですよね。
飼育方法について
最後にミヤマカミキリは成虫に限り簡単に飼育することができます、幼虫はそもそも木を切らんと手に入りません。
飼育方法ですが飼育セットについて基本的には「カブトムシ」と同じで大丈夫です!
また食べ物も「昆虫ゼリー」を与えれば容易に飼育が可能でしょう。