クワガタムシの飼い方を大紹介!初心者向けに飼育方法や気をつけるべきことについてまとめています!
夏、カブトムシと並んで人気の昆虫といえばなんでしょう?そう、クワガタムシですね!中にはこの夏初めて飼育をするという人もいるでしょう。そんな人向けにこの記事ではクワガタムシの飼い方について紹介しています。
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
カブトムシとクワガタムシ、夏のロマンですよね!
こんなにも男心をくすぐる生き物はいません!
この記事ではクワガタムシについて書いています。
カブトムシの飼い方はこちらを参考にしてくださいね!
日本にはこんなクワガタがいます!
クワガタムシの購入方法
まずは家に迎え入れるクワガタムシを決めないといけません。
クワガタムシといってもたくさん種類がいますからね。
基本的に飼い方は同じなのですが、この記事では日本に生息しているクワガタムシを対象に書いていきます。
クワガタはペットショップなどで取り扱っていることが多く、そこで買うのがもっともメジャーでしょう。
たまにおもちゃ屋さんにも売っていますがそちらでも良いです。
取っておきの子を見つけてきましょう!
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クワガタムシの飼育に必要なものについて
クワガタムシが手に入ったらいよいよ飼育準備です!
わくわくしますね!ではまず必須なものから見ていきましょう。
- 飼育ケージ(クワガタムシを飼う入れ物)
- 腐葉土(マット)
- エサ
- 止まり木
- 樹皮
最低限必要なものとしてこれらを用意しておく必要があります。
一つ一つ見ていきましょう
飼育ケージ(クワガタムシを飼う入れ物)
これがないとクワガタムシは放し飼いになってしまいます。
そのまま行方不明になって冬に死体で出てくる、ということもありえます。
飼育ケージはクワガタムシの安全を確保するとともに、生活を管理するための重要アイテムになります。
わんちゃんにリードをつけて散歩をするように、クワガタムシにとってのリードは飼育ケージということですね。
といっても、飼育ケージにもいろいろな種類があります。
虫かご、水槽、はたまた衣装ケースでも飼育することが可能です。
飼育するクワガタムシの数に応じて変更していくとよいでしょう。
腐葉土(マット)
クワガタムシは日中、木の隙間に潜んでいます。
暑さから逃れる他天敵から身を隠す効果もあります。
ですのでそれに近い環境を用意する必要があります。
地面に腐葉土を引きその上に木を置いておけば、その隙間でクワガタムシは休養します。
無いとストレスで死んでしまうこともあるので、必ず用意をしましょう。
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えさ
生き物を飼育する時に、必ず必要になるのが食事による栄養補給です。
もちろん昆虫も例外ではありません。
クワガタムシのえさは基本的に昆虫ゼリーを使用します。
昔はスイカをあげて飼育していたようですが、スイカは水分量が多く、クワガタムシにはあまりよくないようです。
クワガタムシには昆虫ゼリーを与えておけばまず間違いは無いです。
ですので昆虫ゼリーの購入をおすすめします。
止まり木
飼育ケージ、マット、エサが揃っていればクワガタムシ飼えるやろ。止まり木なんか必要あんの?
と思ってしまう方もいるかと思いますが、実はこの止まり木こそ影の主役だったりします。
夏の道路でセミがひっくり返って死んでいるのを見たことはありませんか?
セミは一度ひっくり返ってしまうと、自力ではなかなか起き上がることが出来ません。
近くに止まれる木や草があれば助かるのですが、舗装されたロードコンクリートの上にはそんなものありません。
無慈悲にももがき苦しみ!干からびて死んだり!鳥の餌食になってしまいます!
ああ!こんな時に止まれるものがあれば!
正確には止まり木があれば!助かるのに!
・・・そうなのです。
いくら良いえさを使っていても、いいケージを使っても、いいマットを使っても
止まり木が無いだけでひっくり返っても起き上がることが出来ず、もがいて体力を消耗して死んでしまうのです。
森にはたくさんの木や草が生えているので、ひっくり返っても起き上がれますが、周りに何も無ければ起き上がることが出来ないのです。
これが止まり木を入れておくだけで解決できます。
たったこれだけのことで長く飼育することが可能なのです!
それだけのことですが、クワガタムシを守るためには必須のアイテムです。
クワガタムシがしっかり起き上がれる大きさのものを用意すると良いでしょう。
樹皮
クワガタムシは樹皮の間に隠れます。
そのため隠れ家である樹皮が必要です。
カブトムシは腐葉土があれば良いですが、クワガタムシは樹皮の裏に隠れるので、必須です。
たまに腐葉土に盛んに潜っていく子もいますが笑
と、ここまで必須のアイテムを紹介してきました。
次ではあると便利なアイテムを紹介して行こうと思います。
クワガタムシの飼育にあれば便利なもの
クワガタムシを飼育するときにあれば便利なものについて、少し紹介していきたいと思います。
ディフェンスシート
これは飼育ケージの蓋の間に挟むアイテムです。
マットの保湿やコバエの進入を防ぎ、臭いをシャットアウトする効果があります。
マットにコバエやダニがわくと、マットを取り替えなければなりません。
それを未然に防ぐことが出来るので、おすすめのアイテムとなります。
私自身これにかなり助けられました(笑)
落ち葉
これは止まり木同様必須アイテムレベルに必要なものでもあります。
クワガタムシがひっくり返った時に掴まれるうえ、隠れ家としても使うことが出来ます。
落ち葉の隙間からおしりが見えている時もあり、かわいいですよ。
えさ置き
ゼリーなどを直接マットにおいてしまうと、マットの寿命が早まってしまいます。
また虫が発生する原因にもなりよくないです。
そのためえさ置きにえさを置くことをおすすめいたします。
クワガタムシの大きさによりますが、足で引きずってえさをマットに落とすこともあります。
マットから腐葉土まみれの弾力のあるボールのようなものがしばしば発見されることもありますよ(笑)
と、あれば便利ですが必須級ではないアイテムたちでした。
購入しても間違いなく後悔はしないものなので、買い揃えると良いでしょう。
クワガタムシの飼い方について
飛ばした方もここまで読んでくれた方もお待たせいたしました!
この記事のメインコンテンツです!しっかり覚えて安全にクワガタムシを飼育しましょう。
まずは用意したアイテムを使って飼育の準備を始めましょう。
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1.飼育ケージに腐葉土を入れる
まず第一として、飼育ケージに腐葉土を入れる作業をしましょう。
ここで確認するのは腐葉土の湿り気です。腐葉土を軽く握って形が残る程度に湿らせておきましょう。
その後は表面が湿る程度に霧吹きで湿らせましょう。
ケージの大きさにもよりますが、樹皮を引くので5センチ程度でよいでしょう。
2.止まり木をセットする
腐葉土のセッティングが出来たら、次に止まり木をセッティングします。
セッティング方法として、クワガタムシが転んでしまっても足の届く範囲に木があれば大丈夫です。
同時に樹皮もセットしましょう。
何も無い空間があるのはNGです。起き上がれずに死んでしまいます。
それに気をつければ後は自由にセッティングしてOKです!
程よく設置しましょう。
大きい飼育ケージだとジオラマのようにセッティングの楽しみが作れますのでおすすめですよ!
3.えさの設置
最後にえさの設置をしましょう。
えさはマットに直接置かず、ゼリーカップに入れたまま与えたり、えさ入れを使ってなるべくマットを汚さないようにしましょう。
また落ち葉があるならこのタイミングで設置します。
ディフェンスシートも準備しておくと良いです。
いよいよクワガタムシを投入!
ここまで準備が出来たらいよいよクワガタムシを投入できます!
クワガタムシが最初に何をするか、予想しておくと楽しいかもしれません。
えさを食べるかマットに潜るか、しゃべりかけられたり・・・はしないか(笑)
とにもかくにも最初ですから観察すると良いと思います。
写真を撮って思い出として残すのもいいですね!
しかしクワガタムシとの生活はむしろここからがスタートです!
次にクワガタムシを飼育する時の注意点について紹介したいと思います。
クワガタムシを飼育する際の注意点
クワガタムシを飼育する際に気をつけておきたいことについて紹介したいと思います。
これもまた重要なことなのでしっかりと覚えて置くようにしましょう。
クワガタムシを飼育する時に気をつけたいことはこのようなものがあります。
- 気温や湿度
- ダニ・コバエなど害虫の発生
- えさのやり忘れ
- 触りすぎ
- フセツ(爪)の引っかき傷
です、これも順に説明していきます。
気温や湿度
クワガタムシは夏の生き物だから暑さに強いんだろうと誤解する方もいるかもしれませんが、実は暑さには弱い生き物です。
そのとおり自然のクワガタムシは、昼間は腐葉土の下や樹皮の間で涼しく過ごし、温度が落ちた夜に活発に活動を始めます。
そのため日向や気温の高いところで飼育していると暑さで死んでしまいます。
しっかり温度管理をすることが大切です。
しかし日本の生き物なので暑くならない日陰においておけば大丈夫でしょう。
正確には30度を超えないところで飼育するのが好ましいです。
風通しがよい日陰で飼育するようにしましょう。
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ダニ・コバエなど害虫の発生
クワガタムシのケージには、ダニやコバエが発生することがあります。
酷い場合だとクワガタムシにびっしりダニがついてしまい、体液を吸われ弱って死んでしまいます。
コバエも繁殖し、線虫といわれるうじ虫を生んでマットに大量発生することがあります。
正直どちらも気持ち悪いです(体験談)
このような状態になると、マットの取替えが必要です。
すべてのマットを捨ててケージを洗い、落ち葉や止まり木にもついている場合は洗ったり捨てたりなどの対処が必要です。
クワガタムシにダニがついている場合は歯ブラシなどでやさしく払い落としてあげましょう。
クワガタムシを水につけて洗うのは厳禁です!
窒息して死んでしまいます!
一度このようなことが起こると2度目もありうるので、ディフェンスシートを購入して対策をしましょう。
えさのやり忘れ
これは誰にでも起こりうることです。
人は忘れることでいきていけますが、時に必要なことまで忘れてしまうので困ったものです。
クワガタムシは意外とよく食べます。
まだあるだろうと思ってたら無くなってたということも少なくありません。
対策としてはメモをつけるなどありますが、自分が一番忘れない方法を試しましょう。
触りすぎ
面白いからといってクワガタムシを一晩中触り続ける。
ついついやってしまいがち(一晩はやらないだろう笑)ですがこれもNGです。
触り続けるとが弱ってしまい、早死にさせてしまう結果になります。
かわいいのはわかりますが程々にするようにしましょう。
フセツ(爪)の引っかき傷
クワガタムシを手に乗せている時、無理に取ろうとすると怪我をすることがあります。
これはクワガタムシのフセツといわれる爪のような部分が肌に食い込むため、引っかき傷のような怪我をしてしまいます。
僕も夏になるとたくさんの引っかき傷をつけたものでした。
Mなわけではないですよ。ええ決して。
このような時は、クワガタムシのおしりの部分をチョイチョイつついてあげると動きますので進行方向に木などを置いておけば移ってくれます。
無理に取ろうとすると怪我をするだけでなく、クワガタムシのフセツも取れる可能性があるため、注意しましょう。
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クワガタムシの飼い方まとめ
ここまでクワガタムシの飼育方法について詳しく解説してきました。
初めて飼育するという方は、意外と買うのは難しいのかな、と思ったかもしれません。
しかしそんなことはありません
クワガタムシは簡単に飼育できるからこそ、間違った飼い方をしてしまう方が多いのです。
私も何度も失敗してきました。今思い出しても申し訳ないことをしてしまったと思うばかりです。
だからこそしっかり飼い主として気をつけるべきことを書かせてもらいました。
最後にクワガタムシの飼い方について簡単にまとめます。
- 準備を整えてからクワガタムシを迎え入れる
- クワガタムシを家族だと思って忘れずしっかりお世話をする
- 愛情をもって接してあげる
これが出来る方であれば問題なくクワガタムシは飼育できます。
簡単に飼育できるからこそお世話が雑になってしまいがちです。
最後までお世話をしてあげてくださいね。
以上!kinokonでした!