ヒメオドリコソウの生態を解説!名前の由来や花言葉・ホトケノザとの違い等詳しく紹介!
ヒメオドリコソウという植物を知っていますか?ヒメオドリコソウは春に生える雑草で、葉が紫に近い色に色づくのが特徴です。またホトケノザととても似た見た目をしており、間違えられることも多いです。この記事ではホトケノザとの見分け方や生態特徴などを紹介していますので是非ご覧ください!
今回は「ヒメオドリコソウ」について解説していきたいと思います!
ヒメオドリコソウは春頃に庭や街中など様々な場所で見かけることがある植物です!
見たことがある方も多いのではないかと思います!
そう!場所によってはものすごい生えている植物です!
そんなわけでこの記事では「ヒメオドリコソウ」について紹介していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヒメオドリコソウってどんな植物?
シソ科オドリコソウ属
学名:Lamium purpureum
草丈:10センチ~30センチほど
花期:4月~5月ごろ
原産地:ヨーロッパ
帰化:日本・北アメリカ・東アジア
よく見られる場所:原っぱ・街中のちょっとした茂み等様々
ヒメオドリコソウは学名【Lamium purpureum】草丈は約10センチから30センチ程の一年草です!
日本では全国に分布している明治時代中期頃に帰化した帰化植物で、今では4月~5月の春の原っぱをきれいに染め上げてくれるお馴染みの植物となっています。
街中でも普通に見ることが出来る身近な植物です!
名前の由来について
この項目ではヒメオドリコソウの名前の由来を解説するのですが、それにはまず「オドリコソウ」という植物の名前の由来から解説していく必要があるので紹介していきます。
オドリコソウの名前の由来は「見た目が笠を被った踊り子のように見える」ことからこう名づけられました。
そしてヒメオドリコソウはオドリコソウよりも小さいため「ヒメ」オドリコソウと名づけられたと言われています。
花言葉について
ヒメオドリコソウの花言葉は「愛嬌」「陽気」「快活」になります!
なんだか元気が出る花言葉ですね!
ちなみに2月6日の誕生花でもあるんですよ!
ホトケノザとの見分け方
ヒメオドリコソウは「ホトケノザ」という植物とよく間違われるお花になります。実際並べて見ると全然違うのですが野外だと似て見えるんですよね。
この2種の見分け方としては「葉っぱの形・間隔・色の違い」が挙げられます!
それぞれ解説していきますね!
【ヒメオドリコソウ】
まず葉っぱの形についてですが、ホトケノザの葉は丸いのに対しヒメオドリコソウは葉っぱが三角になります。
そしてホトケノザには葉っぱと葉っぱの間に間隔がありますが、ヒメオドリコソウに間隔はありません。
一番の特徴としてはホトケノザの上の葉っぱは緑色なのに対し、ヒメオドリコソウは紫がかっていることが挙げられますね!まとめるとこんな感じになります!
- ホトケノザ・・・・・・葉が丸く葉同士の間隔があり上部の葉が緑。
- ヒメオドリコソウ・・・葉が三角で葉同士の間隔が無く上部の葉が紫。
【ホトケノザについてはこちら】
青臭い臭いがする
ヒメオドリコソウは「シソ科」の植物なので、シソのような美味しい臭いがするのかと思いきや、実はかなり青臭い植物になります。
一応毒はないので食べられないことはないのですが、他サイトの食レポを見るに「青臭くて食べられたもんじゃねぇ」「青臭さに耐えられれば喰える」など好んで食べられる植物ではなさそうでした。
臭いが気になる方は葉っぱを揉むと臭いがわかるそうなので試してみてくださいね!
突然変異種について
ヒメオドリコソウには稀に「突然変異種」が見られることがあります。
突然変異種はヒメオドリコソウの花の色が白くなった個体のことで「シロバナヒメオドリコソウ」と呼ばれるんだそうです!
上記の画像は普通のヒメオドリコソウになりますが、シロバナヒメオドリコソウ見つけられたらラッキーかもしれませんね!
ヒメオドリコソウについてのまとめ
いかがでしたか?
ヒメオドリコソウについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ヒメオドリコソウは結構独特な見た目の植物でした!
そこらへんで見られる植物で葉っぱが紫色をしている植物はなかなか珍しいですよね!
わりと目立つ植物です。
そしてヒメオドリコソウには「ホトケノザ」という似た見た目の植物がいました。
とはいっても違いを知っている人なら簡単に見分けることが出来ましたね!
それこそ先ほど言った「紫の葉っぱ」が一番確実で簡単な見分け方でした!
というわけで!この記事では「ヒメオドリコソウ」について解説してきました!
お役に立てていたら幸いです!
ヒメオドリコソウを見かけましたら是非観察して見てくださいね!