【2023年】ヒメカメノコテントウについて8個の項目で徹底解説!【まとめ】
この記事では「ヒメカメノコテントウ」について解説させていただきたいと思います!
ちょっとマイナーなテントウムシですよね。
テントウムシは人気ですがヒメカメノコテントウは知らないという人も多いのではないでしょうか。
というわけで一緒に「ヒメカメノコテントウ」について学んでいきましょう!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヒメカメノコテントウってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目テントウムシ科
学名:Propylea japonica
体長:3㎜~5㎜ほど
成虫が見られる時期:3月~11月頃
生息地:北海道・本州・中国・四国・沖縄など
よく見られる場所:
名前の由来について
ヒメカメノコテントウの名前の由来は「背中の模様」にあります。
ヒメカメノコテントウは背中の模様が「カメの甲羅」のようなことからこの名前が付けられました。
「ヒメ」については似た種類に「カメノコテントウ」というテントウムシがおり、それより小さなことが由来です。
性格について
ヒメカメノコテントウは臆病な性格をしています。
人の気配がするとすぐに逃げ出したり、死んだふりをしてコロッと地面に落ちてやり過ごそうとします。
身近ではあるのですが案外見かけにくい昆虫なんですよね。
斑紋には個体差がある
カメノコテントウには特徴的な斑紋がありますが、この斑紋には個体差があります。
なんと「斑紋が消失した個体」や「全体が黒化した個体」「4つの斑紋がある個体」が確認されているんだそうです!
見分けるときに厄介なことこの上ありませんね。
カメノコテントウとの違いについて
【カメノコテントウ】
ヒメカメノコテントウは先ほど少しお話ししたとおり「カメノコテントウ」という別のテントウムシに似ています。
見分け方としてわかりやすいのは大きさで、ヒメカメノコテントウが3~4㎜なのに対しカメノコテントウは「約1㎝」と大きさが全然異なります。
斑紋で見分けることもできなくはないですが、個体差があるので大きさで見分けるのが一番簡単でしょう。
餌について
ヒメカメノコテントウは「肉食」のテントウムシです。
テントウムシの名前の通り成虫・幼虫共に「アブラムシ」を食べて生きています。
どうでもいいですがテントウムシがアブラムシを食べるときのあの「チュルッ」って感じ好きなんですよね。
天敵について
ヒメカメノコテントウは様々な肉食動物に狙われてしまう昆虫です。
具体的には「鳥類」「肉食の昆虫」「クモ」などなどに食べられてしまうのです。
しかし基本的に敵の目につかないような葉っぱの裏なんかにいるのでそうそう食べられることはありません。
見つけ方について
ヒメカメノコテントウは「アブラムシ」を食べるテントウムシです。
なのでアブラムシが多い草原などを探すと見つけられる可能性があります、意外と公園の花壇なんかに居たりしますよ。
ただ小さいので結構しっかり見ないと見逃してしまいます、注意深く探しましょう。
ヒメカメノコテントウについてのまとめ
いじょうが「ヒメカメノコテントウ」についての解説となります!
ヒメカメノコテントウについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ヒメカメノコテントウの名前の由来は「亀の甲羅に似ている」ことにありました。
また「ヒメ」の部分は似たテントウムシの「カメノコテントウ」より小さいことが由来でしたね。
結構わかりやすい名前の由来でした!
そしてそんな「カメノコテントウ」とは主に大きさで見分けることができました!
3㎜~5㎜と1㎝ってあんま変わらないように見えて2倍~3倍ほど体長の差がありますからね。
実際見てみると結構違いますよ。
というわけで!この記事では「ヒメカメノコテントウ」について解説させていただきました!
参考になっていれば幸いです!
ヒメカメノコテントウを見かけたら是非観察してみてくださいね!