かわいいニホントカゲの生態・豆知識9選!寿命や尻尾の色など徹底解説!
みなさんは「ニホントカゲ」という動物を知っていますか?ニホントカゲはその名の通り日本に生息しているトカゲの仲間です!尻尾が青いのが特徴でとても美しいのですが、実は全てのニホントカゲの尻尾が青いというわけではありません!そんなニホントカゲの尻尾の秘密や生態について詳しくまとめていますので是非一度ご覧ください!
今回は「ニホントカゲ」について解説していきたいと思います!
なんとも青い尻尾が美しいトカゲさんですね!
個人的には胴体と尻尾の間にある水色っぽい色合いの部分好きですねぇ!
ねー!青いトカゲってのも珍しいんじゃないでしょうか?
というわけで!この記事では「ニホントカゲ」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ニホントカゲってどんな動物?
ンゲ
トカゲ科トカゲ属
学名:Plestiodon japonicus
体長:15センチ~30センチほど
活動時期:4月~10月ごろ
生息地:日本(大隅諸島にかけての西日本)
よく見られる場所:森林・山のふもとなど
ニホントカゲは学名【Plestiodon japonicus】体長は約15センチ~30センチほどのトカゲの仲間です!意外と大きいですね!
主に4月~10月頃に見られ、大隅諸島にかけての西日本に生息しています。
森林や山のふもとなどでよく見られる動物です!
名前の由来について
ニホントカゲの名前の由来はもうそのまんまになります。
ニホントカゲは「日本で見ることが出来る」ことから「日本(ニホン)トカゲ」と名づけられました。
これはわざわざ説明しなくてよかったかもしれませんね。
似た種類について
ニホントカゲには非常に見た目が似ているトカゲが2種類ほど存在します。
それが「ヒガシニホントカゲ」「オカダトカゲ」で、この三種はほんのわずかな違いしかないため見分けるのが非常に困難になります。
なのでこの記事では名前だけの紹介とさせていただきますね。
尻尾が青い
ニホントカゲといえばやっぱりその青い尻尾が特徴ですよね!マジで綺麗!
しかし実は尻尾が青いのはニホントカゲの「幼体(子供)」の特徴になります!成体(大人)になると青色の尻尾は胴体の色と同じ色になり、胴体の縦線も消えてしまうのです。
ただメスはわりと幼体の色彩を残したまま成体になることもあるようです!青い尻尾を持っていて大きければ成体のメスかもしれないということですね!
繁殖期に色が変わる
ニホントカゲのオスは繁殖期に少し色が変わる事が知られています。いわゆる「婚姻色」という奴ですね!
色の変化としては上の画像のように「側頭部から喉・腹部が少し赤くなる」といった感じです。
この色をしているニホントカゲを見かけたら彼らの恋の季節ということですね。静かに見守ってあげましょう!
尻尾を自切することがある
ニホントカゲは天敵に襲われるなど身の危険を感じると自らの尻尾を「切断」することがあります。
切断した尻尾はしばらくウネウネ動くので天敵が尻尾に気を取られている間に逃げることができるのです!ニホントカゲが自然界で生き残る作戦というわけですね!
ちなみに尻尾はまた生えてくるのですが、完全に元に戻るわけではなく生えてきた尻尾は若干色が異なります。
毒性について
ニホントカゲは青い尻尾が綺麗なトカゲさんですが、果たして毒は持っているのでしょうか?
これについてはご安心ください!ニホントカゲは毒を持っていない安全な動物になります!
ハンドリングOKです!しっかり触れ合いましょう!
餌について
ニホントカゲは主に「肉食性」の動物になります。
ニホントカゲは基本「小さな昆虫」「クモ類」「甲殻類」や「ミミズ」などを食べる他、どうやら「果実」も食べることがあるんだそうです!
水分補給してるんですかね?
寿命について
ニホントカゲの寿命は「5年~6年」ほどであるといわれています。
また飼育下の整った環境であれば「約10年」も生きることがあるんだそうです!
単純に寿命が倍ですからね!環境って大事ですね。
天敵について
ニホントカゲの天敵は主に「ネコ」「アナグマ」などの肉食性の哺乳類や「ヘビ」などの肉食性の爬虫類「モズ」などの肉食の鳥類になります。
そんで毎回天敵の欄に書いているのですが、イレギュラーモンスター「カマキリ」などの肉食性の昆虫も天敵となってしまうことがあります!
大どんでん返しですね。
ニホントカゲについてのまとめ
いかがでしたか?
ニホントカゲについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ニホントカゲはめためた綺麗な青い尻尾を持っていました!
こんなに美しいトカゲが日本に普通に生息しているなんて今思えば驚きですよね!熱帯とかに居そうな美しさ!
せっかく日本で見られるのですから一度は見ないと損であるといえるでしょう!
そして実は全てのニホントカゲの尻尾が青いわけではなく「幼体」や「幼体の色合いのまま成体になったメス」のみが青い尻尾を持っていました!
「オスの成体」と「メスの成体の一部」は青い尻尾ではなく体色と同じ色の尻尾になっており、一見別の種類のトカゲに見えましたね。
考えようによっては2色の体色を楽しむことが出来るトカゲともいえます!
というわけで!この記事では「ニホントカゲ」について解説してきました!
楽しんで読んでいただけていたら幸いです!
ニホントカゲを見つけたら是非観察してみてくださいね!