【簡単】アオスジアゲハ・ミカドアゲハの違いと見分け方3選を徹底解説!
今回は「アオスジアゲハ」「ミカドアゲハ」の違いと見分け方について解説させていただきたいと思います!
この二種は非常によく似ていて、しっかり確認しないと同じ種類に見えることも。
しかし見分けるのはそれほど難しくはありません!
まとめではちょっとしたテストも用意しているので是非しっかり学んでください!
というわけで!この記事では「アオスジアゲハ・ミカドアゲハの違いと見分け方」を3つご紹介していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
アオスジアゲハ・ミカドアゲハの違いと見分け方
それぞれ簡単に紹介
【ミカドアゲハ】
まず最初に「アオスジアゲハ」「ミカドアゲハ」の両者を簡単にご紹介していきたいと思います。
それぞれしっかり解説している解説記事もありますので、より深く知りたいという方はそちらの記事も参照ください。
もう知っとるわボケ!って方は飛ばしてください怒らないでください・・・
アオスジアゲハってどんな昆虫?
アオスジアゲハは学名【Graphium sarpedon】体長「3㎝~4.5㎝」ほどのチョウチョです。
クロタイマイと呼ばれることもあり、5月から10月頃まで飛んでいる姿を見かけますね。
日本では「東北南部以南」に生息している、とても美しいチョウチョで人気が高いです。
ミカドアゲハってどんな昆虫?
ミカドアゲハは学名【Graphium doson】体長は「約4㎝~5㎝」ほどのチョウチョになります。
成虫が見られるのは「4月~9月」頃で、結構局地的に生息している昆虫です。
アオスジアゲハに比べたらだいぶ見かける機会は少ないでしょう。
違いと見分け方について
【アオスジアゲハ】
さて、ここからは本題の「違いと見分け方」について解説していきたいと思います!
よく似た2種ですが、実は見分けるのはそう難しいことではありません。
この記事では3つの見分け方をご紹介していきますので是非覚えて帰ってくださいね!
①生息地で見分ける
【ミカドアゲハ】
アオスジアゲハとミカドアゲハは「生息地」で見分けることが可能です。
まずアオスジアゲハは「東北以南」に広く見られます。
一方ミカドアゲハは「愛知県(紀伊・知多半島)・高知県(海岸沿い)・山口県萩市・九州全域・対馬・屋久島~南西諸島」と局所的に生息しているのです。
なので片方の種類しか生息していない場所であればほぼ確実に見分けることが可能でしょう。
②模様で見分ける
アオスジアゲハとミカドアゲハは「模様」で見分けることができます。
アオスジアゲハは「非常に整った並びの模様」なのに対し、ミカドアゲハは「模様が多く少し乱雑な印象」があります。
ざっくりと話すとアオスジアゲハは模様が整っていて、ミカドアゲハは模様がちりばめられているという表現だとわかりやすいでしょうか。
③模様の色で見分ける
アオスジアゲハとミカドアゲハは「模様の色」でも見分けることが可能になります。
アオスジアゲハは名前通り模様が「青色」なのですが、ミカドアゲハは「白色~青色」となっています。
模様が同じ青色になることもあるのですが、基本的にアオスジアゲハのほうが青色が強く出るので見分けるのはそこまで難しくはありません。
※南西諸島個体の注意点について
【ミカドアゲハ】
先ほど模様の色についてお話ししましたが、南西諸島に生息する「ミカドアゲハ(亜種)」に関しては注意が必要になります。
というのも南西諸島に生息しているミカドアゲハの模様は青色が強く出るんですよね。
なので南西諸島では色での判断はしないほうがいいでしょう。
まとめ
さて!最後に一番最初の画像を持ってきました!
ここまでしっかり見てくれた方であればもう見分けることが可能なのではないでしょうか?
ヒントを言いますとこの中にはアオスジアゲハが2匹、それ以外はミカドアゲハですね。
皆さんが見分けられるようになっていれば幸いです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!