ウサギがフンを食べる理由について解説!食べないと逆に健康に悪影響!?
皆さんは「ウサギがフンを食べる」ところを見たことはありますか?ちょっと信じられない行動ですが、これは生き残るための非常に大切なことなのです!むしろフンを食べられないと健康に被害が及ぶこともあります!と言うわけでこの記事では「ウサギがフンを食べてしまう理由について解説していきます!是非一度ご覧ください!
今回はウサギの豆知識について解説していきたいと思います!
皆さんはウサギが自分の「フン」を食べてしまうのはご存知でしょうか?
我々人間からしたら頭逝かれあそばせられたのかと思う習性ですが、これは非常に重要な習性になります!
そう、なんなら糞を食べないと病気になってしまう可能性すらあるのです!
というわけでこの記事では「ウサギがフンを食べる理由」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
ウサギがフンを食べてしまう理由
フンには栄養がある
ウサギは糞を食べる習性を持っていますが、これは別に趣味とかそういうのではなくちゃんと理由があります。
ウサギは草食の動物で普段は草を食べて生きているのですが、問題として一度食べただけでは「消化できず栄養が吸収しきれない」ことがあるのです。
そのためウサギはもう一度自分のフンを食べることで吸収し損ねた残りの栄養を摂取しているといったわけになります!
盲腸便という特別な便を食べる
ウサギは基本コロコロとした硬そうな丸いフンをするのですが、実はウサギが食べるフンは普通のフンではなく特別なフンになります!
これは「盲腸便」と呼ばれる便で、見た目は「ブドウの房のような丸い糞が集まったようなフン」であり、ゼラチン上の膜に覆われた状態で出てきます。
また特徴としてこの盲腸便は基本ウサギが直接肛門から食べてしまうため、あまり目にすることはありません。
そう、そしてウサギのフンは基本無味無臭なのですが、盲腸便については独特のキツイ臭いがするんだといいます。
また盲腸便は普通のフンとは異なり盲腸内で腸内細菌が草の繊維を分解して作られておりこの盲腸便でしか摂取できない栄養素もあるのです!
言うなれば「食べるためのフン」って感じですね!ちなみにこの盲腸便を食べることを「食糞」といいます。
盲腸便の栄養素について
先ほど盲腸便について解説しましたが、この盲腸便にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
実はこの盲腸便は栄養が豊富で「アミノ酸」「ビタミンB群」「ビタミンK」などの栄養が含まれているんだそうです!
逆にこの盲腸便を食べられないとウサギは栄養が不足してしまい、健康に影響が出ることがあります。
赤ちゃんはお母さんの糞を食べる
ウサギは赤ちゃんの頃はお母さんのフンを食べるのですが、ウサギのお母さんは出産直後から「ペースト状のフン」を出すようになります!
これは消化器官が未発達な赤ちゃんウサギが食べやすいようにこうなったと言われており、赤ちゃんはこのフンを食べて成長をしていきます!
そして成長していくと自分で盲腸便が作れるようになり、自分のフンを食べて生きていけるようになるのです!
硬いフンも食べることがある
ここまでウサギは特別に盲腸内で作られた「盲腸便」というフンを食べることを解説しました。
しかし稀に丸っこくて硬い普通のフンも食べることがあるようです。
これは今現在でも理由はわかっていませんが、野生のウサギが普通のフンを食べるところが確認されているため何かしら理由があるのではないかと考えられています。
ウサギがフンを食べてしまう理由についてのまとめ
いかがでしたか?
ウサギがフンを食べてしまう理由についてわかりましたでしょうか?
そうだね!ウサギがフンを食べてしまうのにはちゃんとした理由がありました。
人間から見るとビックリな行動ですが、ウサギは自分の盲腸で作った「盲腸便」と言うフンを食べることで生きるために必要な栄養素を摂取していました!
逆にフンを食べなかった場合健康に悪影響が及ぶこともわかりましたね。
そう!そして赤ちゃんはお母さんのフンを食べることも解説しました!
生まれたての赤ちゃんが食べやすいようにお母さんは出産直後から「ペースト状のフン」を出せるようになり、赤ちゃんはそれを食べて成長していきます。
盲腸便はウサギを支えている貴重な食料というわけですね!
というわけで!この記事では「ウサギがフンを食べてしまう理由」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
もしウサギがフンを食べているのを見かけてもそれは大切な栄養補給ですので止めないようにしてくださいね。