ルリボシカミキリの生態・豆知識5選!死後色が変わる理由や天敵・餌など徹底解説!
みなさんは「ルリボシカミキリ」というカミキリムシを知っていますか?ルリボシカミキリはまるで「瑠璃」を思わせるような美しい青色の体を持っているカミキリムシで、ほんとにめちゃくちゃ綺麗なため切手のモチーフになったり発生時期には採集に行く人がたくさん現れたりと非常に人気なカミキリムシとなっています!そんな「ルリボシカミキリ」についてこの記事では詳しく解説しています!是非一度ご覧ください!
今回は「ルリボシカミキリ」について解説していきたいと思います!
おそらく知っている人はかなり多いのではないでしょうか?
高校の国語で「ルリボシカミキリの青」ってやつ勉強したなぁ~内容覚えてねぇけど、今はどうなんだろうやるのかな?
また昆虫好きにとっては憧れの「美しいカミキリムシ」でもあります!
というわけで!この記事では「ルリボシカミキリ」について詳しく解説していきます!
是非一度ご覧ください!
ルリボシカミキリってどんな昆虫?
カミキリムシ科ルリボシカミキリ属
学名:Rosalia batesi
体長:1.5センチ~3センチ程
時期:6月~9月ごろ
生息地:日本(日本固有種)
よく見られる場所:雑木林・丸太置き場など
ルリボシカミキリは学名【Rosalia batesi】体長は1.5センチ~3センチ程のカミキリムシです!
日本固有種で北海道から九州(屋久島)まで広く分布しています。
餌となる植物が生えた雑木林で見られる他、山の中の丸太置き場なんかでも見つかることが多い昆虫です!
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名前の由来について
ルリボシカミキリの名前の由来はなんと言ってもその美しい体にあります。
ルリボシのルリは漢字で「瑠璃」と書き、まるで宝石の「瑠璃(金緑石やラピスラズリなどのことを言う)」のように美しいカミキリムシということで「ルリボシカミキリ」と名前がつけられました!
まさにぴったりの名前ですね!またルリボシカミキリの「ホシ」の部分の由来ですがこれは情報が無くわかりませんでした。
死んでしまうと色が褪せる
非常に美しいルリボシカミキリ!昆虫好きであれば是非標本にして飾っておきたいものですが、残念ながらあの美しい瑠璃色はルリボシカミキリの死後どんどん褪せていってしまうんです。
つまりあの美しい色合いは生きている間しか見ることが出来ないというわけなのですが、なぜ色が褪せてしまうかと言うとこれは「紫外線」が原因となっています。
紫外線に当てられ続けた場合ルリボシカミキリの綺麗な瑠璃色はどんどん赤褐色化してしまい、こうなるともう二度と元に戻すことは出来ません。
切手のモチーフになっている
ルリボシカミキリは「切手のモチーフ」になったことがあるカミキリムシです!
日本で最も美しいカミキリムシとの評価もあるルリボシカミキリですから当然と言えば当然といえますね!
下にヤフオクですがルリボシカミキリの切手ページを貼り付けておきますので興味がある方は是非見に行ってみてくださいね!
【ルリボシカミキリの切手はこちら!】
餌について
ルリボシカミキリの餌は成虫と幼虫で異なります。
成虫は主に植物の「花粉」「樹液」「果実」などを食べるのに対し、幼虫は「朽木」を食べて成長していきます!
ちなみにカミキリムシの仲間で問題になりがちな「木を食べて枯れさせてしまう」という事件ですが、この種類は朽木を食べるためこういった被害は起こりません!
天敵について
ルリボシカミキリの天敵は「肉食性の動物」になります。
具体的には「鳥類」「トカゲ」「「カマキリ」「ムカデ」「クモ類」などなど他にもたくさんの生き物がルリボシカミキリを狙っています。
天敵が多い中生き残ってきたのですね。
ルリボシカミキリについてのまとめ
いじょうが「ルリボシカミキリ」についての紹介となります!
ルリボシカミキリについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ルリボシカミキリは「瑠璃」の名がつく非常に美しいカミキリムシでした!
そのためとても人気が高く、発生時期になると採集へと益荒男たちが山へ凱旋しています(オーバー表現)
解説したとおり生きている間にしか最高の瑠璃色は見られないので、なんとしてでも生きた個体を見てみたい昆虫です!
そしてルリボシカミキリは「切手」のモチーフにもなっていました!
この切手使ったことある人いますかね?
僕見たことも無いんだよなあ、幼稚園生のときから昆虫大好きだから見たことあったら確実に覚えてるはずなんだけど。
というわけで!この記事では「ルリボシカミキリ」について解説してきました!
楽しんで読んでいただけていたら幸いです!
ルリボシカミキリを見かけたら是非生きた状態で観察してみてくださいね!