オオゾウムシの生態を紹介!エサや飼育法など詳しく解説しています!
オオゾウムシという昆虫を知っていますか?オオゾウムシは日本では外来種を除いて一番の大きさを誇るゾウムシです!樹液に集まるゾウムシで、カブトムシやクワガタムシなどと一緒に樹液を食べるところも見かけます。実は昆虫ゼリーで簡単に飼育できる昆虫です!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
#昆虫
庭にオオゾウムシ来てた。ちょっとひっくり返ってもらって、可愛い足の付け根と平らな腹側を見せてもらった。 pic.twitter.com/HX98gYi05w— 雲丹 (@uniuni3291ne) July 3, 2018
昆虫にはたまに「どしたん君!?」って言ってしまいそうなおかしな見た目のものがいます。
今回紹介していくゾウムシの仲間「オオゾウムシ」もそう言ってしまいたくなる見た目の昆虫ですね!
変なのは別にオオゾウムシだけでなくゾウムシの仲間全般に言えることなのですが、ゾウムシは名前のとおり「ゾウのような鼻」を持っている昆虫です。
そんなゾウムシの仲間の中でも特に大型なオオゾウムシは特徴である鼻のような器官も大きくてわかりやすいですね。
日本にゾウ生息してないのにそっくりだよね!
さて、そんなわけでこの記事では不思議な見た目の「オオゾウムシ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオゾウムシってどんな昆虫?
寒いけど大丈夫?#オオゾウムシ #甲虫 #昆虫 pic.twitter.com/WdHcR3NLMT
— ねこまろん (@necomaronn) October 12, 2020
オサゾウムシ科オオゾウムシ属
学名:Sipalinus gigas
体長:1センチ~3センチ程
時期:夏
生息地:日本(北海道~九州)・中国・台湾・朝鮮半島・インドネシア・フィリピンなど
よく見られる場所:雑木林
オオゾウムシは学名【Sipalinus gigas】体長約1センチから3センチ程と外来種を除いた日本在来のゾウムシの中ではこのオオゾウムシが最大種となっています!
先ほども少し触れたとおり頭の部分にゾウの鼻のように見える部分があるのが特徴です!
蚊にも似てますね!
そんなオオゾウムシは日本では北海道から九州、海外ではインドネシア・フィリピンから中国・台湾・朝鮮半島と東南アジア~東アジアまで幅広く生息している昆虫です!
広い範囲に生息している昆虫ってことですね!
黒色個体も存在する!
オオゾウムシ
マツの根際で20個体以上が交尾などの活動をしていました。こんなにも動いているオオゾウムシは初めて見たので衝撃でした。
2019.3 徳之島 pic.twitter.com/AOLPPBa1jZ
— Shizuma (@yokoyama_070821) March 16, 2019
オオゾウムシは基本的には薄い茶色のような色合いの昆虫なのですが、上の画像のような黒い個体も存在しています!
一瞬別のゾウムシに見えますがこれもれっきとしたオオゾウムシです!
こっちのほうが見つけにくそうですね!
死んだフリをする
大きくてかたーいオオゾウムシ!
あまり動かないので、虫がちょっと苦手な子にも大人気です!
絶妙な死んだフリも見どころです! pic.twitter.com/dnj68aMq2D
— 竜洋昆虫自然観察公園 (@_ryukon) December 24, 2019
オオゾウムシは外から刺激を受けると「死んだフリ」をして身を守ります。
ひっくり返って動かなくなるのです!
ただしばらくすると動き出すし、ばれたと思うのかその後はあまり死んだフリをしないしで結構ガバガバです(笑)
ゾウの鼻のような部分は何の器官?
園内にてオオゾウムシ発見〜! pic.twitter.com/cPcdL5cOya
— 竜洋昆虫自然観察公園 (@_ryukon) May 14, 2019
さて、おそらく皆さん気になっているのではないかと思いますオオゾウムシの鼻(?)の部分。
この部分は一体何の器官なのでしょうか?
あ、気づいた?
そう!ゾウムシの鼻の正体・・・それはゾウムシの口(吻)だったのです!
となるとゾウより蚊の方が器官的な意味では近いですね。
そう、鼻ではなく「口」でした!上のツイート画像だと樹液を吸っているようですね!
これは究極のおちょぼ口ですね(笑)
オオゾウムシのエサについて
オオゾウムシがいました🐘 pic.twitter.com/ECVptkCIpN
— ぴの生物チャンネル (@kuru_zushaya) August 20, 2020
オオゾウムシは先ほど少し触れたように、樹液を食べて生きています。
夏場にはよくカブトムシやクワガタムシ、カナブンなどの樹液好き虫と一緒に樹液を食べているところを見かけます。
てか純粋な疑問なんですがオオゾウムシが上の昆虫と喧嘩になったとき勝ち目あるんですかね?
強いて言えばオオゾウムシは「捕まる力が強い」のでカナブンくらいになら長期戦の末勝てそうな気もしますね。
どっかで戦闘してるオオゾウムシ見られないかなあ・・・。
オオゾウムシの飼育方法
一円玉よりもおっきなゾウムシ君との出逢いがありました。こんな大きなコっているんですね🐘
オオゾウムシ君でしょうか🐘❔
2018年5月16日📷#ゾウムシ #虫愛ずる日々 pic.twitter.com/Gb8KCJxr06— るる (@lairaruru) May 16, 2018
さて、カナブンといい勝負をしそうなオオゾウムシですが、実は簡単に飼育することが出来ます!
うむ、飼えるぞ!とはいえ簡単に飼育できるのは「成虫」だけで、幼虫は難易度跳ね上がるんだけどね。
先ほど樹液を食べているオオゾウムシのツイート画像を掲載しましたが、そのことからオオゾウムシは「昆虫ゼリー」で飼育することが可能だとわかります。
また飼育セットも腐葉土などの「床材」転倒防止の「木の枝・樹皮・枯葉」をセットすればOKです!
そうだね!基本的な飼育方法はカブトムシと変わらないよ!
ただ別のサイトでは「ニンジン」や「ジャガイモ」「カボチャ」などを食べるとも掲載されてました!
どうやって食べるんだろう・・・?気になるので是非与えて結果を教えてください!
オオゾウムシ
マツの根際で20個体以上が交尾などの活動をしていました。こんなにも動いているオオゾウムシは初めて見たので衝撃でした。
2019.3 徳之島 pic.twitter.com/AOLPPBa1jZ
— Shizuma (@yokoyama_070821) March 16, 2019
さて、オオゾウムシの「幼虫」の飼育ですが、そもそも幼虫を見つけることが難しいです!
オオゾウムシは「マツ類」「ニレ」「クリ」「クヌギ」の衰弱木や枯れ木を中から食べることがわかっています。
なのでそういった木を与えれば飼育は可能と思われますが、オオゾウムシの幼虫を飼育したといった情報はネット上では見つかりませんでした。
飼育する際は色々試行錯誤しながらになりそうですね。
ちなみにオオゾウムシは成虫で1年~3年程生きてくれるみたいですよ!
長生きですね!
オオゾウムシについてのまとめ
いかがでしたか?
オオゾウムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!オオゾウムシの「鼻」みたいなのはオオゾウムシの「口」でした!
また日本在来のゾウムシの中では最大種のゾウムシであり、死んだフリもできる憎めない奴でしたね。
ちなみに日本最大のゾウムシは外来種の「ヤシオオオサゾウムシ」になります!
現在は西日本に生息しているようですが見たことは無いですね。
またオオゾウムシは成虫の飼育がとても簡単でした!
カブトムシを飼育した事がある人なら難なく飼育できるでしょう。
ただ幼虫飼育に関してはかなり難しく、また幼虫を見つけるのも大変なため飼育のお勧めは出来ませんね。
でも興味があるなら是非チャレンジしてみてくださいね!
いじょう!kinokonでした!