【2023年】オオセンチコガネを8個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「オオセンチコガネ」について解説させていただきたいと思います!
めっちゃ綺麗ですよね!日本に生息している昆虫の中でもトップクラスの輝きではないでしょうか?
ただ食性がちょっとあれなのでむやみに触るのはおすすめできません。
知ってる人は多分素手では触らないよね。
というわけで!この記事では「オオセンチコガネ」について詳しく解説していきましょう!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオセンチコガネってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目センチコガネ科
学名:Phelotrupes auratus
体長:16㎜~21㎜ほど
成虫が見られる時期:4月~10月頃
生息地:日本
よく見られる場所:牧場・森など
オオセンチコガネは学名【Phelotrupes auratus】体長は「約16㎜~21㎜」ほどの昆虫です。
日本では全国的に見られる昆虫ですね!主に牧場や森などで多く見かけます。
見つけたらちょっとうれしくなりますね。
特徴について
オオセンチコガネの特徴はなんといってもそのキラキラな体が一番の特徴です!
日本の光る虫の中だと「タマムシ」に並ぶくらい綺麗な昆虫なのではないでしょうか?
昆虫嫌いな人にも一度は見てほしい昆虫です。
個体によって体色が異なる
オオセンチコガネは基本的には紫ピカピカなのですが、地域によって体色が異なることがあります!
大きく分けると紫ピカピカ以外に「赤ピカピカ」「青ピカピカ」のオオセンチコガネが存在しているのです!
全部集めたいですよね!
名前の由来について
オオセンチコガネの名前の由来は「汲み取り式便所」の他の呼び方にあります。
汲み取り式便所は他の言い方で「雪隠(せんち※読み方はいくつかあり)」と呼び、これが由来とされています。
「オオ」については似た種に「センチコガネ」がおり、センチコガネよりも小さいことからつけられています。
環境を改善してくれる
オオセンチコガネは実は「糞」や「動物の死骸」を食べるいわゆる糞虫と呼ばれる昆虫です。
なんや汚ねぇなと思うかもしれませんが、この子たちが処理してくれることで早く土に還すことができます。
こういった生き物がいないと森は死骸や糞まみれになってしまいます、僕らが気持ちよく森を歩けるのもオオセンチコガネのような生き物のおかげなんですね!
センチコガネとの違いについて
オオセンチコガネには似た昆虫として「センチコガネ」がいます、名前の由来の項目で出てきましたね。
この二種は非常に似ており、「頭楯」という口の上の部分の形の若干の違いで見分けます。
具体的にはこの頭楯が「半円形ならセンチコガネ」で「ボコっと出ていて台形ならオオセンチコガネ」となるみたいです、いやムッズ!
食べる物について
オオセンチコガネは先ほどお話しした通り「動物の糞」や「動物の死骸」を食べる昆虫になります。
また実は「樹液」「腐ったキノコ」も食べたりします!樹液にも集まるんですね!
オオセンチコガネを見つけたらもう大感謝したほうがいいでしょう。
飼育方法について
オオセンチコガネは飼育することが可能な昆虫です。
飼育する際は主に「昆虫ゼリー」を与えると飼育ができるので、意外と飼育しやすい昆虫だったりします。
もちろん糞でも飼育は出来ますが、まぁお母さんに怒られるのでやめたほうがいいでしょう。
オオセンチコガネについてのまとめ
いじょうが「オオセンチコガネ」についての解説となります!
オオセンチコガネについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!オオセンチコガネはキラッキラの美しいコガネムシの仲間でした!
1匹だけでも綺麗ですが、たくさん集まってるとよりピカピカしてきれいでしょうね!
まあそれだけたくさんオオセンチコガネがいるということは・・・ということなんですが。
そんなオオセンチコガネは「動物の糞」や「動物の死骸」を食べる昆虫でした、さっきの察してというのはそういうことです。
一般的に汚いものと表現されるものを食べて土に早く還してくれるというありがたい昆虫としてお話ししましたね!
知らないところで森を綺麗にしてくれているので、知らない間に大変お世話になっています!
というわけで!この記事では「オオセンチコガネ」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
オオセンチコガネを見かけたら観察してほしいですが、その周辺にトラウマになるものがないかはしっかり確認してくださいね!