モーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)の生態・豆知識6選!名前の由来や寿命等詳しく紹介!

2020年1月28日カブトムシの仲間,昆虫

みなさんは「モーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)」というカブトムシを知っていますか?モーレンカンプオオカブト三本の大きな角が特徴なとてもカッコいいカブトムシです!少しレアなカブトムシですが日本でも飼育することができます!そんな「モーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)」について詳しく解説しているので是非読んでみて下さいね!


kinokon
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
きのこさん
きのこさんです!
ブドウスズメさん
ブドウスズメさんよ。


今回は三本角のかっこいいカブトムシモーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)※以下基本モーレンカンプオオカブトに統一」について解説をしていきたいと思います!

三本角のカブトムシといえば「アトラスオオカブト」「コーカサスオオカブト」が特に有名かと思いますがこのモーレンカンプオオカブトも負けず劣らずカッコいい三本角のカブトムシです!

いうなれば知る人ぞ知るカブトムシと言った感じですね!

ブドウスズメさん
あまり有名ではないけどマニアにはたまらないカブトムシよね。

そう!いつかこの目で見てみたい!

というわけでこの記事では「モーレンカンプオオカブト」について詳しく解説していきます!

是非最後まで見ていってくださいね!

モーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)ってどんな昆虫?

 

モーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)

コガネムシ科カブトムシ亜科アトラスオオカブト属

学名:Chalcosoma moellenkampi

体長:オス:6センチ~10センチ メス:4センチ~6センチほど

生息地:ボルネオ島など

見られる場所:キナバル山を中心に標高1000m~2000mほどの地域

モーレンカンプオオカブトは学名【Chalcosoma moellenkampi体長はオスで6センチ~10センチ以上になる個体もいる大型のカブトムシです!

日本には生息しておらず、東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)で見ることが出来ます。

生息地は「ボルネオ島キナバル山を中心に標高1000m~2000mほどの地域」であることが知られています。

きのこさん
凄い標高の高いところに生息しているんだね

特徴について

 

モーレンカンプオオカブトは同じく「アトラスオオカブト属(カルコソマ属)」である「アトラスオオカブト」「コーカサスオオカブト」に似たカブトムシになります。

違いとしては「体が細い」「体高が高い」ことが挙げられ、上の二種よりもほっそりとした見た目になるのが特徴になります!

このアトラスオオカブト属のカブトムシはどちらかと言うと太くガッチリしているものがかっこよく人気も高いため、モーレンカンプオオカブトはこの属のカブトムシの中では人気は低いほうのカブトムシになります。

ブドウスズメさん
でも細いのもかっこいいわよね。

名前の由来について

 

この種はモーレンカンプオオカブト」「ボルネオオオカブト」の和名で呼ばれるカブトムシになります。

モーレンカンプオオカブトはこの種類を調べたドイツ人の昆虫学者「ヴィルヘルム・メーレンカンプ」が由来に。

ボルネオオオカブトは「ボルネオ島で見られる」ことからこう名づけられたと言われています。

kinokon
他にも昆虫学者ヴィルヘルム・メーレンカンプの名前をそのままとって「メーレンカンプオオカブト」とも呼ばれることがあるようです。

暑さに弱い

 

モーレンカンプオオカブトは標高1000m~2000mほどの非常に標高の高い地域に生息しています。

なので暑さには弱く、涼しいところを好む昆虫になります!

また高い地域に生息しているためまだわかっていないことが多いカブトムシなんだそうですよ。

kinokon
ちなみに捕獲する方法としてはたまたま灯火などに飛んできた個体を捕まえるというのが多いらしいです。

寿命について

 

モーレンカンプオオカブトの成虫の寿命は「約半年~1年」になります。

幼虫期間は大体1年半程なので合計すると約3年程の寿命になりますね。

個人的に成虫の姿でもっと長生きして欲しいと思ってますカブトムシの仲間。

kinokon
2~3年は生きて欲しいなあ・・・

餌について

 

モーレンカンプオオカブトは現地では「ロダン」と呼ばれる樹木の樹液などを食べて生きているカブトムシになります。

幼虫は「倒木・朽木」などを食べて生きているようです。国産のカブトムシと同じですね!

飼育下では主に「昆虫ゼリー」などを与えて育成します!

きのこさん
カブトムシは大体昆虫ゼリー好きだよね!

飼育が可能

 

モーレンカンプオオカブトは日本でも飼育が可能な種類のカブトムシになります!

しかしアトラスオオカブトが1000円~2000円ほどで大型の個体が購入できるのに対し、モーレンカンプオオカブトのお値段は「約1万円程度」と非常に高価なカブトムシとなっています。

まさにマニア向けのカブトムシと言えますね!

ブドウスズメさん
1万円は簡単に出せる額じゃないものね。

モーレンカンプオオカブトについてのまとめ

 

いかがでしたか?

モーレンカンプオオカブトについてわかりましたでしょうか?

きのこさん
標高の高い地域に生息しているんだね!
ブドウスズメさん
ほっそりとしているのがモーレンカンプオオカブトの特徴なのね。

そうだね!モーレンカンプオオカブトは標高1000メートル~2000メートルほどの高い山に生息しているカブトムシでした!

そのためわかっていないことも多く、採集についても基本的にたまたま灯火に集まってきた個体を捕らえるといった方法がメインとなっています。

そして暑さにも弱いと言うちょっと意外な習性もありました。

ブドウスズメさん
見た目からはちょっと意外よね。

そしてモーレンカンプオオカブトの特徴として「体が細い」「体高が高い」と言ったことが挙げられました。

同じアトラスオオカブト属のカブトムシに比べるとほっそりしていることで見分けることが出来るカブトムシです。

いわば細マッチョってやつですね!

きのこさん
マッチョって表現正しいのかな?

というわけでこの記事では「モーレンカンプオオカブト(ボルネオオオカブト)」について解説してきました!

楽しんでみていただけていたら幸いです!

もしモーレンカンプオオカブトが見られる機会がありましたらとことんしっかり観察してみてくださいね!

kinokon
いじょう!kinokonでした!
きのこさん
きのこさんでした!
ブドウスズメさん
ブドウスズメさんでした。

2020年1月28日カブトムシの仲間,昆虫

Posted by kinokon