マテガイの生態を解説!名前の由来や採集方法など詳しく紹介!
みなさんは「マテガイ」という貝を知っていますか?マテガイは細長い貝殻を持つ二枚貝で、潜んでいる穴に塩を入れると飛び出してくるという面白い習性を持っている貝です!また美味しく食べられる貝でもあり、昔から食べられてきました。そんなマテガイについてこの記事では詳しくまとめています!是非一度読んでみて下さいね!
今回は「マテガイ」について解説していきたいと思います。
このなんかしなびたチューブみたいなのがマテガイです。
具体的にはこれがマテガイの貝殻になりますね。
ね、なんか貝らしくないよねこの貝。
と言うわけで!この記事では少し特殊な見た目の「マテガイ」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
マテガイってどんな生き物?
マルスダレガイ目マテガイ科
学名:Solen strictus
別名:カミスリガイ・カミソリ・シオスクイ・チンホガイ・マタガイなど
体長:10センチほど
生息地:日本(北海道以南)・朝鮮・台湾・中国など
よく見られる場所:砂浜など
マテガイは学名【Solen strictus】体長は大きなもので10センチほどになる貝の仲間です。
日本には北海道以外に生息しており、外国だと朝鮮・台湾・中国でも見ることが出来ます。
主に砂浜に生息している貝です!
名前の由来について
マテガイの名前の由来はその特徴的な長細い見た目にあります。
マテガイはその見た目が「鞘に収めた馬手差(日本刀の一種)」に似ていることから「馬手(まて)貝」と名づけられました。
名前の由来が日本刀なのは驚きですね!
砂の中に生息する
マテガイは「砂の中に生息する」貝になります、って大体の貝そうかもしれませんね。
マテガイは砂浜などに生息しており、だいたい1センチ~数10センチの深さに潜んでいます。
砂浜をスコップなんかで掘るとマテガイが隠れている穴を見つけることが出来ますよ!
穴に塩をいれると出てくる
マテガイは食用になる貝なのですが、その漁獲方法が面白いため紹介させていただきます。
先ほどスコップなどで砂浜を掘ると穴が開いていてマテガイが潜んでいると解説したのですが、この穴に塩をいれるとマテガイがいたら飛び出してくるのです!
その様子は僕がハマっている上の動画で見ていただければと思います!面白いですよこれ!
美味しい貝
先ほど軽く紹介しましたが、マテガイは美味しく食べることが出来る貝になります!いや上の奴バカうまそう。
マテガイは特に西日本でよく食べられており、少しだけ渋みがあるものの主に「塩茹で」「炒め物」「煮物」「汁物」などなど非常に幅広い料理にして食べることが出来ます!
また海外でも広く食べられており「パエリア」「ガーリックソテー」「オイスターソース炒め」などほんとめっちゃいろんな料理で食べることが出来ます!
餌について
マテガイは主に「プランクトン」や「デトリタス」を食べて生きています。
餌の食べ方としては「水管」と呼ばれる器官を殻の外に出して海中を漂っているプランクトンを捕食する形になるのですが、この水管「イシガレイ」などのお魚によく食べられてしまうんだそうです。
ご飯中にご飯にされるというあまりにも悲しい事件が起こる可能性があるんですね。
マテガイについてのまとめ
いかがでしたか?
マテガイについてわかりましたでしょうか?
そうだね!マテガイは潜んでいる穴に塩を入れて採集するというとても面白い漁獲方法で獲ることができる貝でした!
穴に塩いれるだけなので非常に簡単に採集できるのがうれしいですよね!
穴から出てくるのも面白いですし、お子さんとマテガイ獲りなんていいかもしれませんね!
そして採集したマテガイは様々な料理にして美味しく食べることが出来ました!
料理としては「塩茹で」「炒め物」「煮物」「汁物」「パエリア」「ガーリックソテー」「オイスターソース炒め」など色々な料理で楽しむことが出来ましたね!
僕まだ食べたことが無いので是非食べてみたい貝です!
と言うわけで!この記事では「マテガイ」について解説しました!
楽しんで見ていただけていたら幸いです!
マテガイを見つけたら是非食べてみてくださいね!