かまいたち(鎌鼬)ってどんな妖怪?出血や痛みも無く体を切り裂く妖怪!
かまいたちという妖怪を知っていますか?かまいたちは漢字で書くと「鎌鼬」と書き、つむじ風に乗って体を切り裂くと言われています。また切り裂く際に痛みは無く、また出血もないと言われています。主に寒い地域で伝承があり、かまいたちという言葉は季語にもなっています。
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
今回は久々に妖怪について紹介していこうと思います。
今回紹介するのは「かまいたち(鎌鼬)」です!おそらく名前だけなら誰でも聞いたことがあるでしょう!
しかしかまいたちという妖怪がいるというのはおそらく知らない方も多いのではないのでしょうか?
そうだね!妖怪アニメなんかでは常連かな?
全く一ミリも関係ないけどかまいたちの夜ってゲームもあるし、「かまいたち」という言葉自体はみんな知ってると思います。
では、かまいたちが一体どんな妖怪なのか紹介していきましょう!
是非最後まで見ていってくださいね!
グーペ
かまいたち(鎌鼬)ってどんな妖怪?
かまいたちは漢字では(鎌鼬)と書きます。
つむじ風に乗って現れ、人を切り付けると言われています。
その際痛みは無く、また血も出ないと言われていますね。
そして人間の目には映らないとも言われています。
またかまいたちを知っている人にとっては、動物の鼬(イタチ)の腕に鎌が付いている妖怪という認識があると思いますが、これは江戸時代中期以後に書かれた絵が由来となっています。
その一つが鳥山石燕作の画図百鬼夜行です。またこの中では「窮奇(きゅうき)」とされているのですが、こちらは中国の妖怪です。
しかし窮奇とかまいたちは同一の妖怪とされ「窮奇(きゅうき)」と書いて訓読みとして「かまいたち」と読むようになりました。
ちなみに窮奇は牛にハリネズミの針が付いたような妖怪になります。
かまいたち「凍傷・あかぎれ」説
かまいたちが起こす怪異はつむじ風と共に現れ痛みも無く血も出すことなく体を切り裂く、と言うものでした。
しかしこの現象は明治時代より解明されています。
そもそもかまいたちが出る場所はとても寒いところであり、かまいたちという言葉は冬の季語にもなっています。
そのため、その傷の正体は「凍傷」や「あかぎれ」ではないかというもので、皮膚を切り裂くほどの風が起こることは物理的に考えられないといいます。
寒く乾燥したところで強い風が起こった場合凍傷やあかぎれが起こることもあるため、条件的にはかなり有力な説となっています。
また他の説には、寒さで体の感覚が麻痺したところで強い風が吹き、小石や葉っぱを巻き上げ皮膚の痛みを伴わず切り傷を付けるというものがあります。
それがかまいたちの正体と言う説もありますが、多少なりとも出血はしてしまうのであくまで可能性の一つとされています。
かまいたち「イイズナ」説
まだあった、イイズナ写真。もう出会うことはないのかな~😩#キタイイズナ pic.twitter.com/cuhIMxTqIx
— エゾヤチ (@ezoyachi_chuchu) January 13, 2020
かまいたちについて調べている時、面白い記事を見つけました。
それが上の画像の「イイズナ」という生き物である説です。
とてつもなく可愛らしい生き物のこのイイズナが何故かまいたちの正体なのか、非常に面白い内容でした。
僕がここで紹介するより、実際に見に行ってもらったほうがわかりやすいと思うので、リンクを置いておきます。
※紹介していた記事についてですが閉鎖していたため紹介できませんでした。
かまいたち(鎌鼬)についてのまとめ
どうでしたか?
かまいたちについてわかりましたでしょうか?