【2023年】ヒルスシロカブトを8個の項目で徹底解説!【まとめ】
今回は「ヒルスシロカブト」について解説させていただこうと思います!
黄色のような金色のような体色が美しいシロカブトの仲間です!
あまり知名度は高くない、知る人ぞ知るカブトムシって感じですね!
知ってたらイキれるよね(やめてください)
というわけで!この記事では「ヒルスシロカブト」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヒルスシロカブトってどんな昆虫?
基本情報
コウチュウ目カブトムシ科ヘラクレスオオカブト属
学名:Dynastes hyllus
体長:3㎝~9㎝ほど
時期:夏
生息地:メキシコ・中央アメリカなど
よく見られる場所:標高の高い山々
ヒルスシロカブトは学名【Dynastes hyllus】体長は「約3㎝~9㎝」ほどのカブトムシです。
日本には生息しておらず、主にメキシコや中央アメリカに分布しています。
標高の高い山に生息するちょっと珍しいカブトムシです!
特徴について
ヒルスシロカブトは「サタンオオカブト」のような短く立派な角を持っているカブトムシです。
また「シロカブト」と名前がついていますが、実際白色というわけではありません。
どっちかというと「薄黄色」な感じなんですよね、グラントシロカブトと比べるとだいぶ色が濃いことがわかります。
性格について
ヒルスシロカブトは「穏やかな性格」のカブトムシです。
ヒルスシロカブトに限らずシロカブトの仲間たちはみな穏やかな性格なのですが、力は強いので喧嘩はめっぽう強いんだそうです!
ただ1種「ティティウスシロカブト」というシロカブトさんは稀にメス殺しをしてしまうほど性格が荒いため、ヒルスではありませんが覚えておくといいでしょう。
生息環境について
ヒルスシロカブトは先ほどお話しした通り標高が高い場所に生息しています。
具体的には標高1000m~1600mもの高さの場所に生息しているそうです、もはや高すぎてよくわからん。
ただこの限りではないらしくこれより高いところでも低いところでも目撃例があります、おおよそこれくらいの標高でよく見られるということですね。
野外採集記録のシロカブト最大種
ヒルスシロカブトはシロカブトと名の付くカブトムシの中で野外採集記録最大種とされています。
どういうことかというと単純に野生で捕まえられたシロカブトと名の付くカブトムシの中で一番大きい個体がヒルスシロカブトだったってことですね。
実際の大きさは9㎝と言われています!捕まえた人目が飛び出たでしょうね!
生息地によって幼虫期間が変わる
ヒルスシロカブトは生息地によって幼虫期間が変わるという面白い生態を持っています。
高いところの個体は「高地型」と呼ばれ、1年程で羽化し小型になります。
一方低いところの個体は「低地型」と呼ばれ、2年程で羽化し大型になるのです。
貴重なカブトムシ
ヒルスシロカブトは「貴重なカブトムシ」であると言われています。
しかもこれは「現地」で言われており、個体数が少ないんだと言います。
これについてはやはり生息している場所の標高が高いことも理由の一つと考えられますね。
寿命について
ヒルスシロカブトの寿命は残念ながら長いとは言えません。
成虫で大体「6か月」しか生きられないんですよね、カブトムシみんな寿命短い悲しい。
幼虫時代も含めると一生大体「1年~2年6か月(生息地で幼虫期間が異なる)」ほどとなります。ほぼ幼虫なんですよね。
ヒルスシロカブトについてのまとめ
いじょうが「ヒルスシロカブト」についての解説となります
ヒルスシロカブトについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ヒルスシロカブトはシロカブトの仲間の中で「野外採集個体」において最大の種でした!
9㎝のカブトムシってなんかそんなすごく感じないかもしれませんが、結構えげつない大きさなんですよね。
実際見かける大きいな!って思う個体で7㎝くらいなので、9㎝はそれより一回りほど巨大です!
そんなヒルスシロカブトは育つ環境によって幼虫期間が約1年変わるという面白い生態を持っていました!
高いところの個体は1年程で羽化し小型に、低いところの個体は2年程で羽化し大型になるという感じでしたね!
これ低いところで大きな個体生まれるって採集面でありがたいですが逆だったらぞっとしますね・・・・
というわけで!この記事では「ヒルスシロカブト」について解説させていただきました!
参考になっていたら幸いです!
ヒルスシロカブトを見る機会がありましたら是非観察してみてくださいね!