ヒメジョオンの生態・豆知識5選!ハルジオンとの見分け方など徹底解説!
みなさんは「ヒメジョオン」という植物について知っていますか?ヒメジョオンは日本ではほぼ全国に分布しており、白色や薄紫色の小さなお花をたくさん咲かせる綺麗な植物です。しかし実はとんでもない生命力を持っています。そんなヒメジョオンについてこの記事では詳しく解説しています!是非一度見てみてくださいね!
今回は「ヒメジョオン」について解説していきます!
あまり名前は聞かない植物だと思いますが、実は割とよく見る植物です!
僕の家にもたまーに生えてるの見ますね。
改めてそこらへん見に行ったら生えているかもしれませんよ。
というわけで!この記事では「ヒメジョオン」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ヒメジョオンってどんな植物?
キク科ムカシヨモギ属
学名:Erigeron annuus
別名:柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)・鉄道草など
草丈:30センチ~150センチほど
開花時期:5月~8月ごろ
原産地:北アメリカ
生息地:日本・ヨーロッパ・アジアなど広く分布
よく見られる場所:草原・公園・山間部など
ヒメジョオンは学名【Erigeron annuus】草丈は「約30センチ~150センチ」ほどの植物です。
日本では全国的に見られ、5月~8月ごろにお花が見られます。
草原や公園などいたるところで見ることが出来る植物です!
花の色について
ヒメジョオンは5月~8月頃に花を咲かせる植物です!
花の色は「白色」「薄紫色」で、薄紫色の花弁は空気の綺麗な場所でしか見られないんだそうです!
薄紫のお花が咲いてたら空気が綺麗な場所と言う事になるんですね!
外来種である
ヒメジョオンは日本でよく見かけますが実は「外来種(帰化植物)」になります。
日本には「柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)」と言う名前で「1865年頃」に観賞用として輸入されたと考えられており、そこからほぼ全国で見られるようになるまでに数を増やしました。
いまやちょっとした空き地や庭にも普通に生えているなど身近な植物になっていますね。
日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている
ヒメジョオンは先ほど外来種であると解説しましたが、実は「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれている植物になります!
理由として農作物や在来の植物と競合してしまう点などが挙げられ、特に稀少な植物を管理しているような場所ではその植物と競合するため危険視されています。
実はちょっと厄介な存在だったんですね。
生命力が強すぎる
ヒメジョオンは非常に生命力が強いと解説しましたが、その理由の一つに「種子」の生命力が強すぎる事が挙げられます。
なんとヒメジョオンは1株で「4万7000個」もの種子が出来る上、その種子はとんでもないことに「約35年」もの寿命があるのだそうです!
そりゃ日本でも増えますわな、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれるだけありますね!
ハルジオンとの見分け方について!
【ハルジオン】
ヒメジョオンには「ハルジオン」というとってもよく似た植物が存在します。
これがまぁ色々とそっくりなんですよね・・・悪い意味でも。
ハルジオンとの見分け方については下の記事で詳しくまとめていますのでよかったら合わせてごらんください!
【ハルジオンについてはこちら!】
ヒメジョオンについてのまとめ
いじょうが「ヒメジョオン」についての解説になります!
ヒメジョオンについてわかりましたでしょうか?
そうだね!ヒメジョオンはよく見かけるお馴染みの植物でした。
しかしその正体は外来種でしかも「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれるほどのとんでもない存在!
これには驚いた人も多いのではないでしょうか?
そして恐ろしいのが1株につき種が「約4万7000個出来る」点とその種の寿命が「約35年」あるという点でした!
冷静に見ても意味わかりませんよね、なんや4万7000個の種1個体で作れる上にその種35年持つって軽くチートやないか。
この能力で増えるなと言うほうが難しいですよね。
というわけで!この記事では「ヒメジョオン」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
ヒメジョオンを見かけたら是非観察してみてくださいね!
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