【2023年】ハシビロコウを11個の項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ハシビロコウ」という鳥さんについて解説していきたいと思います!
世界一動かない鳥として結構有名な鳥さんですね!
定期的になんか話題になったりもしています。
そうそう!アニメなんかにもよく登場したりする隠れた人気者です!
しかしみなさん、そんなハシビロコウについてどれくらい知っていますか?
おそらくほとんどの方が動かない大きな鳥というくらいの認識くらいだと思います。
というわけでこの記事では「ハシビロコウ」について詳しく解説してみました!
是非最後まで見ていってくださいね!
ハシビロコウってどんな動物?
ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属
学名:Balaeniceps rex
体長:100センチ~150センチ
翼開帳:230センチ~260センチほど
生息地:アフリカ東部~中央部
よく見られる場所:草原・湿地帯
ハシビロコウは学名【Balaeniceps rex】体長約110センチから140センチ程と大きな鳥さんになります!
翼を広げるとなんと約250センチにもなるんだそうですよ!
ちなみに日本には生息しておらず、生息地はアフリカ東部から中央部になります。
居たらもっと有名だろうからねー。
さて!では最初にみなさん気になっているであろうハシビロコウが動かない理由についてから解説していきましょう!
なぜハシビロコウはほぼ動かないのか、その理由とは!?
名前の由来について
ハシビロコウの名前の由来は「くちばし」と「分類」に関係があります。
具体的には「くちばしの端が広いコウノトリの仲間」というところからきているようです。
しかし分類的には「コウノトリの仲間」とするか「ペリカンの仲間」とするか専門家の間で意見が割れています。
動かない理由について
ではでは!なぜハシビロコウは動かないのか解説していきましょう!
ハシビロコウが動かない理由・・・それはハシビロコウの「食性」に関係があります。
ハシビロコウは実は肉食の動物で、獲物を捕食するためにハシビロコウは動かずただひたすらに獲物が近づいてくるのを待っているそうです!
そう!ハシビロコウが動かない理由は「餌となる獲物をおびき寄せるため」になります!
まさかのハンティングのために行っている行動だったんですね!
これは意外も意外な答えでしたね!
クラッタリングについて
まずはこの動画を見てください!動画の真ん中のあたりでハシビロコウがクチバシをカタカタと鳴らしている姿が見られると思います。
これは「クラッタリング」と言われる行為で主に挨拶や仲間とのコミュニケーション、また求愛行動であると言われています。
しかしとっても大きな音が鳴るので知らずに見ると威嚇のようにも見えてしまいますね。
お辞儀をする
次にこちらの動画を見てください!飼育員さんが座る少し前に先ほど解説したクラッタリングをしていますね!
しかし注目して欲しいのはその後の行動です。ハシビロコウが「お辞儀」をしているような行動をしていますよね!
実はこの行動、相手に対する親愛を意味しています!ハシビロコウは攻撃的な性格で人間の手による繁殖などは手詰まりと言えるほど難しいのですが、エサをくれる飼育員さんなどに対してはこのように親愛の証であるお辞儀をすることもあります。
実はめちゃくちゃ飛べる!
ハシビロコウはあまり動かない鳥さんであると解説しましたが、もちろん鳥なので飛ぶことが出来ます!
なんならハシビロコウは飛ぶのが得意とされており、野生では良く飛び回っているんだそう!
広い場所であれば続けて150メートルも飛ぶこともあるんですって!
目の色が変わる
ハシビロコウは成鳥によって目の色が変化していく鳥になります!
幼鳥のころの目は「茶色」そこから成長して「黄色」になり、老いていくにつれて「青色」となっていきます。
目の色である程度の年齢がわかるのは面白いですね!
天敵について
ハシビロコウには実は天敵と呼べる生き物は存在していません。
と言うのもハシビロコウが生息している湿地帯には大きな肉食動物が生息しておらず、ハシビロコウを狙う生き物が存在しないのです。
とはいってももちろんハシビロコウにも子供時代があるので、小さいときには「ヤシハゲワシ」や「カワウソ」などの動物が天敵として立ちはだかります。
寿命について
ハシビロコウの寿命は約30年~40年ほどとされています。かなり長生きな鳥さんですね!
ちなみに去年亡くなってしまいましたが最高齢の個体ハシビロコウは伊豆シャボテン動物園で飼育されていた「ビル(推定年齢50歳以上)」というハシビロコウになります。
動かない鳥であると言う点もハシビロコウの長生きの秘訣なのかもしれませんね!
餌について
ハシビロコウは先ほど「肉食」であると解説しました。
では何を食べるのかと言うと「ハイギョ(お魚)」や「カエル」「水鳥の雛」「ワニの子供」など驚くほど大きなものを食べてしまいます!
また捕食は獲物に狙いを定めて、突然体を倒すようにして捕食をします。動物園などでは池に放されたお魚を食べていたりしますね!
動物園で見られる!
ハシビロコウは日本には生息していませんが、いくつかの動物園などで見ることが出来ます!
ハシビロコウは世界で約50羽ほど飼育をされているのですが、日本にはそのなかの13羽がいるんですって!(2021年9月現在)
是非ハシビロコウを見てみたい!と言う方は下にハシビロコウの居る動物園検索サイトを貼り付けておきますので見てみてくださいね!
ハシビロコウグッズについて
生き物ネットではこちらの記事「ハシビロコウのオススメグッズTOP10!なんかおもろい珍商品もご紹介!」にてハシビロコウのグッズをご紹介しています!
管理人の独断と偏見ですが結構面白いんですよこれが、特に珍商品!
興味があれば是非見てみてくださいね!
ハシビロコウについてのまとめ
いじょうが「ハシビロコウ」についての解説となります!
ハシビロコウについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ハシビロコウは最大150センチほどの大きさを誇るとても大きな鳥さんでした!
大体成人女性くらいの大きさになるんですかね?そう考えるとめちゃくちゃ大きいことがわかりまね!
また「クラッタリング」や「おじぎ」などの独特な愛情表現を持つことも解説しましたね!
あれ目の前でされたらかわいいんだろうなあ・・・・・信頼の証ですからね!
飼育員さんがうらやましいです!
そしてハシビロコウはいくつかの動物園で見ることが可能です!
興味がある方は是非飼育されている動物園を調べて見に行ってみてくださいね!
動かないけどなんだかずっと見てしまうなぞの魅力に引き込まれること間違いなしですよ!