アブラハヤの生態を解説!名前の由来や寿命など詳しく紹介!
みなさんは「アブラハヤ」というお魚をご存知ですか?アブラハヤは川に生息する淡水魚で体の真ん中に一本の線のような模様があることが特徴です!アブラハヤはあまり話題になるようなお魚ではないのですが、川釣りや料理などで昔から親しまれてきました。そんなアブラハヤについて詳しく解説していますので是非一度ご覧ください!
今回は「アブラハヤ」というお魚について解説していきたいと思います!
あまり聞きなれない名前のお魚ですよね!
アブラハヤは割りと身近な「川魚」なのですが、あまり知名度は高くないお魚です。
というわけでこの記事ではそんな川魚の「アブラハヤ」について詳しく解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってください!
アブラハヤってどんなお魚?
コイ目コイ科ウグイ亜科ヒメハヤ属
学名:Rhynchocypris lagowskii steindachneri
体長:約15センチほど
時期:年中(釣りでは5月~10月)
生息地:日本(日本海側:青森県~福井県・太平洋側:青森県~岡山県)
よく見られる場所:山地の湖・沼・中流海域の淵や淀みなど
アブラハヤは学名【Rhynchocypris lagowskii steindachneri】体長は大きなもので15センチほどの淡水魚です。
日本では日本海側の場合青森県~福井県に生息、太平洋側の場合は青森県~岡山県に生息しており、最近では北海道に持ち込まれ国内外来種として定着しつつあるようです。
山地の湖・沼・中流海域の淵や淀みなどいろんなところで見かけるありふれたお魚さんです!
名前の由来について
アブラハヤの名前の由来はとある特徴にあります。
アブラハヤは体の表面が「ぬめぬめ」しており、それがまるで「油を塗ったよう」なので「油ハヤ」と名づけられました。
ちなみにアブラハヤの「ハヤ」は「中型で細長いコイ科淡水魚の総称」になっています。
地域名について
アブラハヤは地域によって呼ばれている名前が変わるお魚になります。
他にもあるかもしれませんが調べた感じ「ハヤ」「ヤマガオ」「ミノー」「ムギクソ」「ドロクソ」「クソッパヨ」「アッパヘ」などの地域名がありました!
なんか後半魔方陣グルグルみたいな名前になってますねw
実は美味しいお魚
アブラハヤは実は「美味しい魚」で昔から食べられてきました。
大きくなった個体は少し骨が硬くなるのですが、小さめの個体だと骨が柔らかく食べやすいので「天ぷら」や「フライ」など様々な料理にして楽しむことが出来ます!
ただ川魚ですので食べるときは生食はせずにしっかり火を通してから食べるようにしてくださいね!
釣りで親しまれている
アブラハヤは川釣りで親しまれているお魚です!
主に一本釣りやサビキ釣りで釣られるお魚で、簡単に釣ることができるためファミリーフィッシングにも向いています。
またアブラハヤ自身を餌にする「泳がせ釣り」にも用いられることもあるようです。
餌について
アブラハヤは「雑食性」の魚になります!
主に「底生生物」や「藻」などを食べて暮らしているようです。
釣りでは「カワゲラ」などの幼虫を使うと面白いくらい釣れますよ!
寿命について
アブラハヤの寿命は「約3年~5年」くらいとされています。わりと長生きしてくれるお魚さんなんですね!
ただ野生では天敵などの要因から1年生きるのも難しいと言われています。
大きな個体は厳しい自然界で生き抜いてきた猛者なんですね!
アブラハヤについてのまとめ
いかがでしたか?
アブラハヤについてわかりましたでしょうか?
そうだね!アブラハヤの名前の由来は体が油のようにぬるぬるしていることからこう名づけられました!
実際のところは油ではなく体液なのですが、油みたいに洗っても落ちにくかったりするんですかねぬるぬる?
それだったらやだなあ困る。
そんなぬるぬるアブラハヤは実はとっても美味しい川魚でした!
天ぷらやフライや南蛮漬けなど色々な料理で楽しむことが出来ましたね!
釣れたら是非食べてみたいものです!
というわけで!この記事では「アブラハヤ」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
もし見つけましたら観察してみてくださいね!