【驚愕】サイのツノは毛でできている!?密漁が絶えないとの噂も・・・
サイの角が「毛」が変化して出来ているという話を知っていますか?実はサイの角は「骨ではない」のです!あんなに太くて硬そうなのに毛が変化して出来ているなんて驚きですよね!しかしそんなサイの角が「金より高価に取引される」ということで現在、サイを殺して角を剥ぎ取る「密漁」が後を絶ちません。そんなサイの角について詳しくまとめています!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
プチコラムシリーズへようこそ!
動物園の動物の中でも大きな体を持ち存在感のある「サイ」!
皆さんも動物園に足を運んだことがあれば見たことがあるのではないかと思います!
そうだね!人気も高いカッコいい動物です!
今回はそんなサイの「角」について豆知識を紹介したいと思います!
実はサイの角って「毛が変化したもの」なんですよ!
そう!サイの角は「毛」なのです!
というわけでこの記事ではサイの角について詳しく紹介していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
サイの角は毛で出来ている!?
さて、サイの角についてですが先ほど紹介しましたとおり「毛」が変化したものだといわれています。
「毛が角になる」というわけの分からない字面の文が出来上がってしまいますね。
ですがこれが「サイの角の事実」なんですよね。
さて、雑談はここまでにしてサイの角について解説していきましょう。
先ほどから「サイの角は毛が変化したものである」と紹介してきました。
サイの角の主成分は「ケラチン」というタンパク質の一種で、これは人間で言うところの「皮膚・髪・爪」の成分になります。
皮膚や爪よりどちらかというと「毛」に近いため、サイの角は毛で出来ていると言われています。
ちなみにサイは角の余分な部分を岩などに擦りつけ自分で削り取って形を整えるらしいです!
変な形だと違和感があるんですかね?
角の密猟が多発している
角が毛から出来ているサイの角ですが、実は長年サイの角を刈り取る「密漁」が行われています。
もちろんサイの角を刈り取ることは「違法」であり、絶対に行ってはいけません。
にもかかわらずサイの角を刈り取る「密猟者」が後を絶ちません。
これはいったい何故なのでしょうか?
そう、実はサイの角は「犀角(さいかく)」と呼ばれ生薬や漢方などに用いられていました。
薬のためにわざわざ密漁?と思うかもしれませんが、これには秘密があります。
サイの角「犀角」はなんと金よりも高価で取引されているのです!
そう!つまりお金のためにサイの角を刈り取って売り捌く人がいるということなんですね。
しかし「それだけなら」まだよかったのですが、酷い話サイの角を刈り取る前に密猟者はサイを「銃殺」してしまうのです。
サイは「お金になるという理由で突然銃で撃ち殺されて角を切り取られる」のです。
銃で撃たれ角を刈り取られた血まみれのサイの死体の写真を見るのは本当に心を痛めます・・・。
全く持って許しがたい犯罪です・・・。
薬にされる「犀角」は効能がない!?
先ほどサイの角「犀角(さいかく)」は漢方や生薬に使用されていると紹介してきました。
しかし犀角は実は「科学的には効能はない」と言われています。
ちょっと前に紹介しましたがサイの角の主成分は「ケラチン」と言われる成分です。
このケラチンは人間の皮膚や髪、爪の主成分でもあります。
そしてこのケラチンには効能はありません。つまりサイの角は何の効能もないのです。
極端な話、サイの角の成分を取りたいなら自分の髪や皮膚や爪を飲めばいいだけなんです。
それなのに何故サイの角は金より高く取引されているのでしょう?
これに関してはその値で買う人がいるから、という理由が妥当でしょう。
サイの角に薬効があると信じている人がいるのか、サイの角をコレクションしたい人がいるのか、理由はわかりませんがサイの角を金以上の値で買う人が一定の人数いるのでしょう。
でなければわざわざサイの角なんて取りに行かないですし、何らかの需要があるというのは間違いなさそうです。
こんなことのために無残に殺されてしまうサイは密猟でだんだん数を減らしていっており、現在存在するサイは全て絶滅危惧種になってしまっています。
サイの角の密漁は早急に何か対策を立てなければ取り返しの付かないことになりかねない深刻な問題です。
サイの角についてのまとめ
どうでしたか?
サイの角についてわかりましたでしょうか?
そうだね!サイの角はどう見ても「骨」なのですが、実際は「毛が変化したもの」でした!
生き物の進化って凄いなと思わせられる内容でしたね!
しかしそんなサイの角「犀角」が金よりも高く売買されているためにサイは「密猟」の餌食になってしまいました。
科学的にはサイの角は何の効能もないにもかかわらず、それを必要とする人が高額で買うことで需要が発生し、その結果多くのサイが密猟者に銃殺され角を刈り取られてしまいます。
サイはどんどん数を減らしていき、現在サイ5種全てが絶滅危惧種になってしまっています。
これについては色々な対策(馬の毛を使った模造品の開発・あらかじめ保護官が際の角を取っておくなど)がとられています。
今後サイの密猟がなくなることを祈るばかりですね。
いじょう!kinokonでした!