【2023年】ハッチョウトンボを7項目で徹底解説【まとめ】
今回は「ハッチョウトンボ」について解説していきたいと思います!
ものごっつ小さいトンボです、ちょっと珍しいので見たことある人は少ないのではないかと思います。
実際見かけたら地域によっては連絡してほしいと言われるほど希少だったりもするのです。
そうそう、詳しくは本文で解説していきましょう!
というわけで!この記事では「ハッチョウトンボ」についてお話ししていきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ハッチョウトンボってどんな昆虫?
基本情報
トンボ目トンボ科ハッチョウトンボ属
学名:Nannophya pygmaea
別名:幻のトンボ
体長:17㎜~21㎜ほど
成虫が見られる時期:5月~9月頃
生息地:日本(本州・四国・九州※離島を除く)・オーストラリア北部・東南アジアに広く分布
よく見られる場所:湿地・湿原など
ハッチョウトンボは学名【Nannophya pygmaea】体長「約17㎜~21㎜」ほどの小さなトンボです。
成虫は主に「5月~9月」頃に飛んでるの見ることができ、日本では離島を除く本州~九州に生息しています。
湿地や湿原など浅い水辺に住んでいるトンボさんです。
名前の由来について
ハッチョウトンボの名前の由来は「発見できる場所」にあるという説があります。
昔の土地名で「矢田鉄砲場八丁目」という場所のみで見られたことから「八丁トンボ」と書籍「蟲類写集」にて記載されているのです。
この場所は現在どこかはっきりとはわかっていませんが、名古屋市矢田川ではないかと言われているようです。
日本一小さいトンボ
ハッチョウトンボは「日本一小さいトンボ」になります!
どれくらい小さいのか、わかりやすく言うと1円玉に収まってしまうサイズなんですよね。
って逆にイメージしにくい?
体色について
ハッチョウトンボはオスとメスで体色が異なる昆虫です。
オスは「真っ赤」な色でよく目立ちますが、メスや未成熟のオスは「黄色っぽい色合い」になります。
メスの場合、草むらに紛れていたら見つけるのはかなり難しいでしょう。
縄張りを作る
ハッチョウトンボのオスは非常に小さいトンボですが、しっかりと「縄張り」を持つことが知られています。
小さな水辺付近に縄張りを作り、また縄張りを守るため人間が近づいてもそうそう飛び立つことがありません。
小さい体には肝っ玉が詰まっているんですね!
数が減りつつある
ハッチョウトンボは数が減りつつあるトンボになります。
主に開発による生息地の減少が理由となっており、多くの県で保護が進められています。
今後数が増えることを祈るばかりですね。
食べる物について
ハッチョウトンボは「肉食」のトンボになります。
幼虫は「小さな生き物たち」を、成虫は「小さな昆虫」を食べて生きています。
体は小さいですが力強いハンターなんですね!