ハルジオンの生態・豆知識6選!名前の由来や毒性など徹底解説!
皆さんは「ハルジオン」という植物をご存知ですか?ハルジオンは白色やピンク色の花を咲かせる植物で、荒地でも生えることが出来る強い生命力を持っています。気づいたら庭に生えていたと言う事もよくあります。そんな「ハルジオン」についてこの記事では詳しく解説しています!是非一度ご覧ください!
今回は「ハルジオン」について解説していきたいと思います!
なんだかタンポポみたいなお花を咲かせていますね!見たことがある人もいるのではないでしょうか?
知らん間に庭に生えていたりする身近な植物です。
ただこのハルジオン、なんか色々と訳ありなのです。
というわけで!そんな「ハルジオン」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
ハルジオンってどんな植物?
キク科ムカシヨモギ属
学名:Erigeron philadelphicus
別名:ハルジョオン・貧乏草
草丈:30センチ~80センチほど
開花時期:4月~6月ごろ
原産地:北アメリカ
生息地:日本を含む東アジアなど
よく見られる場所:畑・道端・草原など
ハルジオンは学名【Erigeron philadelphicus】体長は「約30センチ~80センチ」ほどの植物です。
原産地は北アメリカで、日本を含む東アジアでは「帰化植物」として広く分布しています。
畑や草原など割とどこにでも生えている、いわゆる雑草ですね。
名前の由来について
ハルジオンの名前の由来はとある「植物」が由来になっています。
その植物とは「シオン」という秋に花を咲かせる植物なのですが、ハルジオンはそのシオンに似ていて春に咲く事から「ハル(春に咲く)ジオン(シオンに似た花)」と言う意味で名づけられました。
ちなみにどちらも似た花を咲かせるのですが属が違う別種なんですよね。
貧乏草と呼ばれる
ハルジオンは「貧乏草」と呼ばれる事がある植物になります、一体なぜなのでしょう?
これはハルジオンが「どんな貧乏な家にでも生える」「手入れしていないような庭に生える」ことが由来になっているようです、確かに生命力強いですからね。
ちなみに一部地域では「枝を折ると貧乏になる」「摘んだら貧乏になる」と言う言い伝えもあるんだそうですよ。
帰化植物である
ハルジオンはお話しましたとおり「帰化植物(外来種)」の植物になります、よく見かけるだけにこれは意外ですね!
またハルジオンは「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれている植物でもあり、主に「農作物・牧草の生育阻害」をするとして危険視されています。
さらに在来の植物にも影響を及ぼす可能性があるなど、実は結構な厄介者なんですよね。
食用にできる
ハルジオンは実は「食用」にする事ができる植物になります!なんか意外なことばっかりですね。
どうやら味は「春菊」に似ているらしく「若芽」「新芽」「葉」「茎」「つぼみ」が可食部位になります。
これらは「おひたし」「天ぷら」「サラダ」「和え物」「炒め物」などなど様々な料理にする事で食べる事ができますが、部位によっては灰汁抜きをしたほうがいい場合もあります。
毒性について
ハルジオンの毒性についてですが、先ほど解説したとおり食用に出来るほど安全な植物です。
そのため毒はありません、美味しく食べましょう。
ただ生えている場所によっては汚れていたりするので注意が必要です。
ヒメジョオンとの見分け方について
【ヒメジョオン】
ハルジオンには「ヒメジョオン」というとてもよく似た植物が日本に生息しています。
これがまたよく似ていて、一緒に生えていることもあってとても紛らわしいんですよね。
ヒメジョオンとの見分け方については下の記事で詳しく解説していますのでよければ合わせてごらんください!
【ヒメジョオンについてはこちら!】
ハルジオンについてのまとめ
いじょうが「ハルジオン」についての解説になります!
ハルジオンについてわかっていただけましたでしょうか?
そうだね!ハルジオンは元々日本にはいない植物でした。
元は観賞用で輸入された植物で、そこから広まり今では様々な場所で見ることが出来ます。
また日本の侵略的外来種ワースト100にも名を連ねているちょっとヤバイ外来種でしたね。
そんなハルジオンはほとんどの部位が食用になる、実は美味しい植物でした!
せっかくなので駆除して捨てるのではなく食べてしっかり利用するといいかもしれませんね!
ただ生えている場所に注意をしないとワンちゃんが用を足してたりすることがあるので注意してください。
というわけで!この記事では「ハルジオン」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
ハルジオンを見つけたら是非観察してみてくださいね!