カネタタキの生態・豆知識7選!鳴き声や家の中に進入する理由についてなど徹底解説!
みなさんは「カネタタキ」という昆虫を知っていますか?カネタタキは体長1センチ程のとても小さなバッタで、秋の鳴く虫になります。都市部などでも生息していることから鳴き声を聞いたことがあるという方もいるでしょう。そんなカネタタキについてこの記事では詳しくまとめています!是非一度ご覧ください!
今回は「カネタタキ」について解説していきたいと思います!
あまり聞きなれない名前の昆虫ですよね、鐘を叩くなんてどんだけでけぇんだ。
と思いきや正体はめちゃくちゃ小さな「バッタ」になります。
いや違うんだ、ごめん紛らわしいこと言ったね。
この記事ではそんな謎の「カネタタキ」についてちゃんと詳しく解説していきますので是非最後まで見ていってくださいね!
カネタタキってどんな昆虫?
バッタ目カネタタキ科
学名:Ornebius kanetataki
体長:1センチ~1.5センチほど
時期:8月~12月ごろ
生息地:日本(本州・四国・九州)
よく見られる場所:都市部・草原・森など
カネタタキは学名【Ornebius kanetataki】体長は「約1センチ~1.5センチ」ほどの小さなバッタです。
日本では「本州・四国・九州」に生息しており、北海道には分布していません。
8月~12月ごろまで都市部や草原、森などに生息している昆虫です。
名前の由来について
カネタタキの名前の由来は「鳴き声」にあります。
カネタタキの鳴き声は「チンッチンッチン」という鳴き声で、これが「鐘を叩く音」に聞こえることから「鐘叩き(カネタタキ)」と名づけられました。
結構大きな音なんですよねこれが。
鳴き声について
続いて名前の由来にもなったカネタタキの「鳴き声」について解説していきたいと思います!
カネタタキの鳴き声は先ほど紹介したとおり「チッチッチッチ」や「ピッピッピッピ」といったような鳴き声になります。
上の動画を見ていただければ分かると思いますがめちゃくちゃ短い羽で音を奏でているんですよね。
家の中に進入してくる
カネタタキはよく「家の中に進入してくるバッタ」です、てか僕んちでも我が物顔で普通に室内歩いていますw
どうやらカネタタキは家の明かりや食べ物を求めて入ってくるようです。
とはいえ家にいてもたまに鳴き声が聞こえる程度で、毒も無いし見つかったらそそくさ逃げていくだけなので特に害はありません。
餌について
カネタタキは「雑食」の昆虫です、とはいえ野生下では何を食べているのかはっきりはわかっていないんだそうです。
わかっている範囲だと具体的には「葉っぱ」「果実」などの植物質のものや「昆虫の死骸」「煮干し」「かつおぶし」などなど様々なものを食べることができます!
また多少痛んだものでも食べることが出来る強い体を持っている昆虫でもあります!
寿命について
カネタタキの成虫の寿命は「約1ヶ月~2ヶ月」ほどです!
卵の期間や幼虫の期間を含めると寿命は「約一年」となります!
また遅生まれの個体は12月頃まで見られるなど昆虫の中では結構遅くまで見ることが出来るバッタでもあるのです!
天敵について
カネタタキは非常に小さく天敵も多い昆虫です。
具体的には「鳥類」「爬虫類」「クモ類」「ムカデ」「カマキリ」などなど様々な肉食の生き物に狙われるバッタになります。
ただ体が小さいことで天敵が入れないような小さい隙間に逃げ込めるというメリットもあります、小さいというのはデメリットだけではないのですね!
飼育方法について
カネタタキは簡単に飼育が出来る昆虫になります。
飼育ケースに腐葉土を敷いて落ち葉などの隠れ家と餌をおいてあげれば飼育できるのですが、ただ小さな昆虫なため飼育ケースの空気穴の大きさによっては逃げ出す可能性があります。
対処法としてはフタとケースの間にディフェンスシートなどを挟むと脱走を防ぐことが出来ます!コバエなどの侵入も防げて一石二鳥ですよ!
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カネタタキについてのまとめ
いじょうが「カネタタキ」の解説となります!
カネタタキについてわかりましたでしょうか?
そうだね!カネタタキは約1センチと非常に小さな昆虫でした!
また胴体は5ミリほどしかないので、草むらにいたらジャンプしない限りはまず見つからないでしょう。
しかしそんな小さな体でも鳴き声はしっかり聞こえるんですから凄いもんですよね!
そしてカネタタキは勝手に家の中に進入し勝手に借り暮らしを始めてしまうという、ちょっと困った昆虫でもありました。
僕は別に家の中にカネタタキがいてもなんとも思いませんが、昆虫嫌いの人にとっては許しがたいかもしれませんね。
とはいえ特に何の害もない昆虫なので家の中にいても怖がることはありませんよ。
というわけで!この記事では「カネタタキ」について解説してきました!
参考になっていたら幸いです!
カネタタキを見つけたら是非観察してみてくださいね!