タカ・ワシ・トビの違いと見分け方4選!例外についても徹底解説!

2019年9月8日動物,豆知識・雑学,鳥の仲間

kinokon
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
きのこさん
きのこさんです!
たけのこさん
たけのこさんだよ!

今回は上の画像の鳥さんたちの違いと見分け方について解説していきます!

上の画像には「タカ・ワシ・トビ」が映っているのですがどの子がどれなのかわかりますでしょうか?

これ結構難問だと思います。

たけのこさん
色が違うとかはわかるけど・・・

正直見分け方知らないとそもそも何が違ったらタカ・ワシ・トビなのかもわかりませんよね。

というわけでこの記事では「タカ・ワシ・トビの違いと見分け方」について解説していきます!

是非最後まで見ていってくださいね!

タカ・ワシ・トビの違いと見分け方

全てタカ目タカ科の動物

【トビ】

 

タカ・ワシ・トンビは実は皆「タカ目タカ科」に属している動物になります!

「ワシ目・ワシ科」や「トビ目・トビ科」は存在しません!

ちなみに「ワシタカ科」もあるのですがこれは「タカ科の旧名」なので同じものになります。

kinokon
ワシタカ科、是非覚えておいてくださいね。

違いと見分け方について

【オオタカ】

 

タカ・ワシ・トビが同じ科に属しているのはわかりましたが、では一体どこが違ってどう見分けるのでしょうか?

実はこれってはっきりした違いはありません、大体が体長や特徴で分けられているだけになります。

なので見分け方というのも曖昧です、それを留意した上でここからは読み進めていただけたらと思います。

kinokon
見分けるのは結構難しい上に「例外」もいるのであくまで参考までに読んでくださいね。

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①大きさで見分ける!

【ハクトウワシ】

 

さて、まずは「大きさ」での見分け方について解説していきましょう。

例外もありますが「ワシ⇒タカ⇒トビ」といった大きさの序列になっています。

ただ大きさによる明確な分け方は無いんですよね。

kinokon
名付けた人の匙加減なのかも?

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【オジロワシ】

タカ 45センチ~60センチ
ワシ 80センチ~100センチ
トビ 60センチ~~65センチ

一応大まかな大きさをご紹介すると上の図の通りになります。

タカ目の中で大きな種類がワシと呼ばれ、小さ目な種類がタカと呼ばれます。

そしてタカより小さいのがトンビって感じですが、実際同じくらいのサイズですね。

kinokon
ただこれには例外もあります、これについては後ほど解説しますね。

②尾羽で見分ける!

タカ・ワシ・トビは「尾羽」の形でも見分けることができます、見るに堪えない上の図をご覧ください。

タカは「扇形」ワシは「タカより広い扇型」で、トビは「逆扇または真っすぐ」の形です。

ただ個体差などもあるため一概には言えないんですよね。

kinokon
これも参考までに・・・

③トビは鳴き声で見分けられる!

ここまで見た目での見分け方について解説してきましたが、実は「トビ」の場合は鳴き声で見分けることが可能になります。

タカやワシは「ピーピー」「ピャッピャッ」「ギャッギャッ」という鳴き声なのに対し、トンビは「ピーヒョロロロ」という鳴き声になります。

よくアニメで使われるので聞いたことがあるのではないでしょうか?

kinokon
空高くで飛んでる鳥でも鳴き声でトビかそうじゃないかはわかりますね!
きのこさん
独特な鳴き声だからわかりやすいね!

④タカ・ワシとトビで食べ物が若干異なる

【トビ】

 

こちらは厳密には見分け方ではありませんが豆知識としてご紹介しておきますね。

タカ・ワシ・トビは猛禽類の鳥たちなので「肉食」ではあるのですが、「タカ・ワシ」と「トビ」で少し獲物が異なります。

タカとワシは「ウサギ」や「ハト」などの中型~大型の動物を狩るのに対し、トビは「動物の死骸」を中心に「小型の動物」を狩り街中では「生ごみ」なども漁ります。

kinokon
だからタカ・ワシは「高貴」トビは「意地汚い」猛禽類なんて言われるそうです。
きのこさん
生きるためにやってるだけなのにね。

それぞれの違いと見分け方の整理

【オオワシ】

 

タカ 体長45㎝~60㎝、尾羽が扇形
ワシ 体長80㎝~100㎝、尾羽がタカより広い扇形
トビ 体長60㎝~65㎝、尾羽が逆扇又は真っすぐ、鳴き声が「ピーヒョロロロ」

さて!ここまで違いと見分け方をご紹介してきました、一度整理してみましょう。

というわけでまとめたのが上の表です、主に大きさや鳴き声で見分けるのがわかりやすいかと思います。

ただくどいようですがあくまで参考までに見てくださいね。

kinokon
何度も言うくらい難しいんですよね見分けるの。

例外について

ここからは見分ける上での「例外」の種類について解説していきます。

大きさの項目でもお話した通り大きさなどでタカ・ワシ・トンビと分けられているのですが、それに該当しない種類も存在します。

簡単に言うと大きすぎるタカや小さすぎるワシなどですね。

kinokon
それではそんな例外を2種解説していきます!

カンムリワシ

まずはこちらの「カンムリワシ」をご紹介します!

ワシはタカ目の中でも「80センチ~100センチ」と大型の種類が多いのですが、カンムリワシは「約55センチ」しかありません。

大きさだけでは見分けられないっていうのはこういうことなんですよね。

きのこさん
小さいからタカに間違えそうだね・・・・

クマタカ

次に「クマタカ」ですが、こちらは逆にデカすぎる例外です。

その大きさは「75センチ~80センチ」になります、ちょうどワシくらいのサイズなんですよね。

タカは「50センチ~60センチ」と言われているのでその大きさがよくわかるでしょう。

たけのこさん
20~30センチも違うんだね!
kinokon
ちなみに世界標準ではワシなんだそう。

【小話】ハヤブサについて

最後にタカ・ワシ・トンビに似ている鳥としてがあげられることが多い「ハヤブサ」について少しお話します。

似てはいますが実は「ハヤブサ目ハヤブサ科」に属している動物でタカ目の動物ではありません。

それどころか近年の研究で「インコ・スズメの仲間」であることがわかったんだとか。

kinokon
なんか急に身近な感じしますよね。

まとめ

 

いじょうが「タカ・ワシ・トビの違いと見分け方」の解説となります。

タカ・ワシ・トビの違い・見分け方についてわかっていただけましたでしょうか?

きのこさん
明確な違いはないんだね・・・!
たけのこさん
でも見分ける方法はいくつかあったね!

そうだね!タカ・ワシ・トビには明確な違いはありませんでした。

そして全て「タカ目」の動物でもありましたね!

大体大きさや見た目の特徴などで分けられていました。

きのこさん
本当に大きな違いがないよね。

そしてタカ・ワシ・トビは難しくはあるものの見分ける方法はありました。

わかりやすいのは「大きさでの見分け」とトビの場合は「鳴き声」でしょう。

ただ空を飛んでいる時は尾羽が一番見分けやすくなりますね。

kinokon
そして同時に一番難しくもあります。

というわけで!この記事ではタカ・ワシ・トビの違いと見分け方」について解説してきました!

参考になっていたら幸いです!

タカ・ワシ・トビを見かけたら是非観察してみてくださいね!

kinokon
いじょう!kinokonでした!
きのこさん
きのこさんでした!
たけのこさん
たけのこさんでした!

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Posted by kinokon