スベリヒユの生態を解説!お花や毒性・コニシキソウとの見分け方など詳しく紹介!
みなさんは「スベリヒユ」という植物を知っていますか?スベリヒユはどこにでも生えてくるいわゆる「雑草」で、スベスベとした多肉植物のような見た目が特徴的な植物です!日本では全国的に分布しており、実は食べることも出来ます!そんなスベリヒユについてこの記事では詳しく解説していますので是非一度ご覧ください!
今回は「スベリヒユ」について解説していきたいと思います!
みなさんご存知ですかスベリヒユ。
あまり聞きなれない名前の植物だと思います。
多分そう答える人がほとんどだと思うのですが、実はどこにでも生えてるので皆さん一度は見たことがあると思いますよこの植物!
というわけでこの記事ではそんな「スベリヒユ」について解説していきたいと思います!
是非最後まで見ていってくださいね!
スベリヒユってどんな植物?
【庭にいたスベリヒユ】
ナデシコ目スベリヒユ科スベリヒユ属
学名:Portulaca oleracea
草丈:5センチ~30センチほど
開花時期:5月~9月ごろ
生息地:日本を含む熱帯から亜熱帯にかけて広く分布
よく見られる場所:道端・草原・畑など
スベリヒユは学名【Portulaca oleracea】草丈は「約5センチ~30センチ」と縦ではなく地面に這うようにして育つ植物です。
開花時期は5月~9月頃で、日本では全国で一年中見かける一年草になります。
道端や畑など土があるところではありとあらゆる場所に生えている植物です!
名前の由来について
スベリヒユの名前の由来はいくつかの説があります。
スベリヒユが「つるつるすべすべした見た目をしていることが由来となっている説」や「茹でた際にぬめぬめすることが由来」であるなどどれが本当の由来かはわかってないようです。
また「ヒユ」についてはヒユ科に属する「ヒユ」という植物に似ているためこう名づけられたとも言われているようです。
お花について
スベリヒユは小さく可愛らしいお花を咲かせる植物です!
主に5月~9月ごろが開花期で、5弁からなる6ミリ程度の黄色い花を咲かせてくれます。
お花が小さいため見落としがちですが結構綺麗ですよ!
厄介な雑草とされている
スベリヒユは非常に厄介な雑草として知られている植物です。
非常に生命力が強いことから庭や畑などで大繁殖してしまい駆除が困難であることから特に農作物を育てている人には嫌われてしまっています。
実際ほんとどこにでも生えてくるんですよね、お庭を綺麗にしたい人にとっては厄介な存在でしょう。
実は食用に出来る
【スベリヒユの御浸し酢醤油かけ】
スベリヒユはそこら辺に生えている雑草ではありますが、実は「食用」として食べることが出来る植物になります!
実際スベリヒユと検索かけると「レシピ」と予測変換が出てきたり、一部地域では畑で育てることがあるなど古くから食べられてきた植物なのです!
また非常に栄養豊富であり、海外でも食べられている隠れた栄養食となっているようですよ!
似た毒草について
スベリヒユにはわりと似ている「毒草」が存在します。
それが「コニシキソウ」という植物で、コニシキソウをちぎったりすると白い液体が出てくるのですがこれが「かゆみ」や「皮膚炎」を引き起こしてしまうことがあるため注意が必要です。
見分け方としては「葉っぱが小さく中央に紫色の斑紋があるのがコニシキソウ」で「葉っぱに斑紋が無く全体的につやがあるのがスベリヒユ」と見分けることが出来ます。
【コニシキソウの解説記事はこちら!】
毒性について
先ほど毒草である「コニシキソウ」との見分け方について解説しましたが、ではスベリヒユは全くの無毒なのでしょうか?
これについてはご安心ください!解説したとおり食べられるくらい無害な植物になります!
なので食べるなり触るなり好きにしてくださいね。
スベリヒユについてのまとめ
いじょうが「スベリヒユ」についての解説となります!
スベリヒユについてわかりましたでしょうか?
そうだね!スベリヒユは非常に強い植物として知られていました!
しかしそれゆえに生えて欲しくない場所で繁殖してしまい、駆除も効果が薄く厄介者とされるケースも少なくありませんでしたね。
農作物を育てている場所では特に嫌われてしまっている植物です。
しかしそんなスベリヒユは栄養満点の植物で食べることが出来ました!
日本ではあまり浸透していませんがヨーロッパでは「パースレイン」と呼ばれ食べられている植物です!
なんかヨーロッパで食べられてるって聞くとおしゃれな感じしますよね。
というわけで!この記事では「スベリヒユ」について解説をしてきました!
参考になっていれば幸いです!
スベリヒユを見つけたら是非観察してみてくださいね!