オヤニラミの生態や特徴・名前の由来を大紹介!
皆さんは「オヤニラミ」というお魚を知っていますか?オヤニラミはとても変わった名前をしたお魚です。この記事ではそんなオヤニラミの名前の由来や生態・特徴などを紹介しています!是非見てみてくださいね!
どうも!kinokon(@ikimono_net)です!
今回は「オヤニラミ」というお魚について紹介していきたいと思います!
エラの近くにある目のような模様が特徴的な淡水魚です!
だよね!見たときちょっと怖かったよ(笑)
さて、そんな「オヤニラミ」についてこの記事では詳しく紹介していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
オヤニラミってどんな魚?
オヤニラミが可愛すぎる pic.twitter.com/dkC3pvOCDX
— なかちゃん@BarblessLabo (@nakacf_24) August 13, 2020
オヤニラミはケツギョ科の魚です!
学名は【Coreoperce kawamebari】体長は最大で約13センチにもなります!
ちなみにオヤニラミには色々な地方名がありますが、有名なのは種名にもなっている長崎の地方名カワメバルでしょう。
日本では中国・四国と九州の一部に生息しており、海外では朝鮮半島南部にも生息しています。
このお魚はたまたま生き物ネット夏休み大企画!←で友人が釣り上げたので知ることが出来ました。
当初は模様が少し似てたのでブルーギルだと思ってたんですよね。
そうそう!初めて聞く名前のお魚だったので気になって調べて今のこの記事に至ります。
では色々調べて分かったことをまとめていきますので是非このまま読んでいってくださいね!
オヤニラミの名前の由来について
帰宅!
最後のカモシカに全て持ってかれた感あるけど釣果はオヤニラミ8匹!
30アップのフナを掛けたけどバラしたのが悔しかったです pic.twitter.com/REZPYEjhJg— くずね (@nekofisher70) August 16, 2020
さて、まずはオヤニラミの「名前の由来」について紹介していきたいと思います!
なんだかとても不思議な名前のオヤニラミですが、いったい何故こんな名前になっているのでしょうか?
そうだよね、親子喧嘩してもなかなか睨むことなんてないもんね(個人差がありますぅ)
ではどうしてオヤニラミはこんな名前を付けられているのか。
コレには色々と説があり
- エラの近くにある目のような模様を親に見立てて、本当の目がそれを睨んでいるように見えることからオヤニラミ。
- オスが卵を保護している様子から「親が睨みをきかせている」と言う意味でオヤニラミ。
- 縄張り意識が強く「例え親でも睨む」と例えた話からオヤニラミ。
と、調べたところ名前の由来はこれだけ見つかりました!
オヤニラミは見た目や生態から名前を付けられているようですね!
オヤニラミは気性が荒い!
オヤニラミおった😊 pic.twitter.com/300G89F7M7
— Moza (@moza080808) August 14, 2020
名前の由来の項目でも少し触れましたが、オヤニラミはなわばりを持つ気性が荒いお魚さんです!
なんだか名前のとおりな感じですね。
それが名前の由来とされている可能性があるくらいだからね!
卵に寄ってくる小動物を攻撃して追い払ったり、同じオヤニラミどうしだとオスメス関係なく殺し合いをしてしまうことがあるようです。
そうもんのすごい闘争心が強いお魚なんだ!
ちなみに卵を守っている時が特に気性が荒いようですよ!
ムギツクの卵を守る
ムギツク
水路で採ったのは初めてかも pic.twitter.com/D3wiFX2X6W— タビラタビラ (@tabira_tbr) August 11, 2020
オヤニラミは上のツイート画像のお魚「ムギツク」の卵を守ると言われています。
しかし何故そんなことをするのでしょうか?
これに関しては実はオヤニラミは「自分の意思でムギツクの卵を守っているわけではない」のです!
一体どういうことなのか紹介しますと、オヤニラミは卵を守るために近づく小動物を攻撃して追い払うことが出来ます。
そのためムギツクは「オヤニラミの卵の近くに自分の卵も産む」のです!
こうすることで近づいてきた天敵はオヤニラミによって退散させられますから、ムギツクの卵も必然的にオヤニラミに守られると言うことなんですね!
自然で生き残るための知恵だね!
絶滅危惧種・天然記念物
オヤニラミ好き pic.twitter.com/hxUvHkczmC
— ましろ@押田じゃないほう (@taku031026) August 13, 2020
オヤニラミは県によっては実は「天然記念物」でもあります!
そして同時に絶滅危惧種IB類(EN)にも指定されているお魚です(2020年8月現在)
そう、主にブルーギルやオオクチバス(ブラックバス)によって生息域が減っており、今後絶滅が心配されています。
しかし一方では国内外来種として「東京・滋賀・愛知」などで問題になっています
場所によっては扱いが変わりますので、特に天然記念物に指定されている県では注意が必要になりますね。
オヤニラミについてのまとめ
どうでしたか?
オヤニラミについてわかりましたでしょうか?
そうだね!オヤニラミの名前の由来はいくつかありました!
なんだか昔な感じがする名づけ方でしたね!
そしてオヤニラミは貴重な生き物であることもお伝えしました!
ただ一部の県(東京・滋賀・愛知)では元々いなかったのに何らかの理由で定着してしまい国内外来種となっています。
基本的には守るべき生き物ですがこれらの県では外来種とされてしまうので注意しなくてはいけません!
オヤニラミを採集などする場合には自分の県が採集できる県かしっかり調べておきましょう!
いじょう!kinokonでした!