【森の掃除屋】オオヒラタシデムシの生態を解説!食べ物や毒性・臭いとのうわさなど詳しく紹介!
みなさんは「オオヒラタシデムシ」という昆虫を知っていますか?オオヒラタシデムシはあまり話題にはならない昆虫ではあるのですが、死んでしまった生き物の死骸を食べて綺麗にしてくれる「森の掃除屋」なのです!そんな縁の下の力持ち「オオヒラタシデムシ」についてしっかりと紹介していますので是非最後までご覧ください!
今回は「オオヒラタシデムシ」について解説していきたいと思います!
なんか平たい昆虫ですね、平たい。
平たい昆虫です。
まあいいじゃないか(よくねぇよ)本文で全部ご説明しましょう。
というわけでこの記事では「オオヒラタシデムシ」について解説していきます!
是非最後まで見ていってくださいね!
オオヒラタシデムシってどんな昆虫?
シデムシ科シデムシ属
学名:Necrophila japonica
体長:2センチ程
時期:4月~10月ごろ
生息地:日本
よく見られる場所:森林・雑木林など
オオヒラタシデムシは学名【Necrophila japonica】体長は約2センチ程の昆虫です!
4月~10月まで見られ日本各地に生息しており森などでよく見かけます。
ただ都市部など自然が少ない場所では見かけない昆虫ですね。
名前の由来について
オオヒラタシデムシの名前の由来は、まあそのまんまな意味になります。
オオヒラタシデムシはシデムシの仲間の中では大型であり、また体が平たいため「大きくて平たいシデムシ(オオヒラタシデムシ)」と名づけられました。
見た目まんまですね!
臭い汁を出す
オオヒラタシデムシは「臭い」と言われています。まあなんという風評被害。
まあ事実なんですが、オオヒラタシデムシは生き物の死体を食べるので嫌でも体に臭いがつく他それ以外にも「茶色の液体」を出します。
その液はとっても臭く、洗ってもなかなかとれないそうです。
毒性について
さて、先ほどオオヒラタシデムシは「臭い汁を出す」と解説しましたが、その汁に毒はあるのでしょうか?
結論から言うとオオヒラタシデムシには毒はありません。
ただただ臭いにおいの汁を出す昆虫です。
幼虫について
ちょっとあんま画質良くは無いんですが、オオヒラタシデムシの幼虫はこんな姿をしています!
なんだか「ヤスデ」みたいな見た目なんですね、もしくは「ワラジムシ」のような。
がちがちそうな見た目に見えて、実は柔らかいという噂もあるのですが僕は触ったこと無いからこれは真実か嘘か。
幼虫は丸まることが出来る!
オオヒラタシデムシの幼虫単体はなんと「ダンゴムシ」のように丸まることが出来るんだそうです!
これも僕見たこと無いんですよねぇ・・・ほんとかなあ?
どういった条件で丸まるのか、是非見てみたい習性ですね。
餌について
オオヒラタシデムシは幼虫成虫共に「肉食」の昆虫になります。
とはいっても食べるものとしては「動物の死骸」「動物の糞」などの腐敗した動物質なものとなっています。
そんな腐乱したものを食べて分解してくれるので「森の掃除屋」としてありがたがられている昆虫になります。
オオヒラタシデムシについてのまとめ
いかがでしたか?
オオヒラタシデムシについてわかりましたでしょうか?
そうだね!オオヒラタシデムシは「臭い汁」を出す昆虫でした。
しかし食べるものが食べるものなだけに臭ってしまうのは仕方が無いと言えますね。
またこの汁はなかなか落ちないそうなのでなにか理由がある方以外は触らないほうがいいでしょう。
そんなオオヒラタシデムシですが、実は森の腐敗物を食べてくれる「森の掃除屋さん」でした!
あまり良いイメージのないオオヒラタシデムシですがめちゃくちゃ環境の改善に一役買っていましたね!
多少臭くても許してあげてください・・・
と言うわけで!この記事では「オオヒラタシデムシ」について解説してきました!
楽しんでいただけていたら幸いです!
オオヒラタシデムシを見かけたら是非観察してみてくださいね!